第五回日本カンボジア研究会のご案内を差し上げます。今年も、京都で二日にわたっての開催となりました。生態、法律、開発、村落、都市、歴史認識、民族間関係、精神医療と、幅広い話題についての集中した議論を通じて、カンボジアから立ち上がる多様な問題を確認し、考えてゆく機会をつくりたいと存じます。万障繰り合わせの上、ぜひご参集ください。
日 時: 6月25日(土)、26日(日)
場 所: 京都大学東南アジア研究所 稲盛財団記念館 3階中会議室
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html
連絡:小林 知(東南アジア研究所)
プログラム
【6月25日(土)】
13:00-13:10 趣旨説明(小林 知)
13:15-14:25 個人発表(1)
荒木 祐二(埼玉大学教育学部)
「トンレサップ湖氾濫原に暮らす住民の生活様式と植物資源利用」
発表要旨は、こちら
14:30-15:40 個人発表 (2)
初鹿野 直美(アジア経済研究所)
「カンボジア2001年土地法とその施行における課題 」
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15:45-16:55 個人発表 (3)
秋保 さやか(筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程)
「現代カンボジア農村における農民組織活動の展開と社会関係の変容に関する一考察 ――内戦終結以降の開発援助の影響に着目して――」
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17:00-18:10 個人発表(4)
野口 博史(南山大学総合政策学部)
「カンボジア南部一村落における社会階層構造とその動態」
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※ 懇親会(19:00~)
【6月26日(日)】
10:00-11:10 個人発表(5)
林 若可奈(大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程)
「カンボジアのプノンペンにおける『学校をさぼる高校生』についての予備調査報告」
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11:15-12:25 個人発表 (6)
新谷 春乃(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程)
「『民主カンプチア』時代を巡る歴史教育―国定歴史教科書の検討を通して―」
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※昼食休憩
13:30-14:40 個人発表 (7)
松井生子(国立民族学博物館 外来研究員)
「上座仏教との関わり方:カンボジアにおけるベトナム人とクメール人の境界に関する一考察」
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14:45-15:55 個人発表(8)
吉田 尚史(早稲田大学大学院文学研究科博士課程)
「仏植民地期カンボジアにおける精神医学・医療」
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16:00-17:00 総合討論