東南アジア学会第85回研究大会プログラム
日時:
2011年6月11日(土)・12日(日)
会場:
北海道大学札幌キャンパス 高等教育推進機構 S講義棟
〒060-0817 北海道札幌市北区北17条西8丁目
会場へのアクセス,校内マップについては,次のwebサイトをご覧ください。
http://www.hokudai.ac.jp/footer/ft_access.html
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/guidemap.pdf
(学会会場は、上記地図のほぼ中央にあります)
6月11日(土)
報告要旨集(第1日・第2日共通)
12:00 受付開始
13:00 開会の辞 (S1講義室)
大会準備委員長 宮本 謙介(北海道大学)
自由研究発表
(第1会場) S1講義室
司会:見市 建(岩手県立大学)
13:10
ジョジョバ(幸せな独り者):インドネシア都市部におけるキャリア女性の食行動とジェンダー規範の変容
阿良田 麻里子(武庫川女子大学等・非常勤講師)
13:45
インドネシア・ジャカルタにおけるバタック人の形成する社会組織とネットワーク
平田 生子(京都大学・院生)
14:20
『スラット・チュンポレット』に見られるジャワの宮廷詩人ロンゴワルシトの視点
豊田 和規(高校講師)
14:55
大量殺害への序曲?:9・30事件後のバリにおけるPKI及びシンパの拘束について
松野 明久(大阪大学)
15:30~16:05 休憩
(第2会場) S5講義室
司会:蓮田 隆志(新潟大学)
13:10
インドシナ総合開発フォーラムにおける意義の変遷
島林 孝樹(早稲田大学・院生)
13:45
ラオスにおける言語ナショナリズムの展開:タイ語、フランス語からの言語的独立
矢野 順子(一橋大学・研究員)
14:20 休憩
14:55
「越南」国号問題再考─軍機処録副奏摺に見る阮福映
吉開 将人(北海道大学)
15:30
字喃資料による15 世紀ベトナム語音韻体系の再構成:試論
清水 政明(大阪大学)
(第3会場) S3講義室
司会:片岡 樹(京都大学)
13:10
ジャック・ネオ監督の作品から読み解くシンガポール社会の一断面
盛田 茂(明治学院大学・院生)
13:45
マレーシアにおけるイスラームと現代科学・科学教育:マレーシア国立大学での活動を事例にして
井上 貴智(京都大学・院生)
14:20
第2次世界大戦中の日本軍の軍事輸送品:タイの鉄道で何を運んでいたのか
柿崎 一郎(横浜市立大学)
14:55
タイ最南部地域の紛争:なぜ終わらないのか
竹原 かろな(京都大学・院生)
15:30
タイにおける外国人労働者受容の制度的変遷
竹口 美久(京都大学・院生)
16:10
会員総会(S1講義室)
東南アジア史学会賞受賞者記念講演(S1講義室)
17:15
ベトナムの亡命思想家、詩人ファム・コン・ティエン
野平 宗弘(厦門大学外文学院)
18:15
懇親会(北大生協北部店 北部食堂)
6月12日(日)
報告要旨集(第1日・第2日共通)
9:00 受付開始
9:30~12:00 パネル1(S1講義室)
分権化時代の地方行政とガバナンス:インドネシア、フィリピン、マレーシア
司会:永井 史男(大阪市立大学)
9:30 趣旨説明
永井 史男(大阪市立大学)
9:40
フィリピン:沿岸州自治体の環境ガバナンス
西村 謙一(大阪大学)
10:10
インドネシア:「村落自治」をめぐる理念と現実
島上 宗子(京都大学・特別研究員)
10:40
マレーシア:JKKKと地方開発行政
河野 元子(政策研究大学院大学・ポストドクトラル・フェロー)
11:10 コメント
山崎 幹根(北海道大学)
田村 慶子(北九州市立大学)
11:30 質疑応答・総合討論
10:00~12:00 パネル2(S5講義室)
北海道でどのように東南アジアを教えるか/学ぶか
司会:青山 亨(東京外国語大学)
10:10 問題提起
桃木 至朗(大阪大学)
10:10
報告1 北海道の高校生が東南アジアを考える糸口として:カンボジアに高校生が井戸を掘る
田辺 孝規(札幌西高校教諭)・東 昌江(札幌手稲高校教諭)
10:35
報告2 日本列島北方史と東南アジア史を比較する歴史教育の試み
吉嶺 茂樹(札幌北高教諭/北大非常勤講師)・桃木 至朗(大阪大学)
11:00 コメント
地域研究の立場から
小林 知(京都大学)
北方と南方の民族社会の歴史的比較について
吉開 将人(北海道大学)
11:20 総合討論
12:00 昼食休憩
13:30~16:30 パネル3(S1講義室)
島嶼部東南アジアの開発過程と境域:アイデンティティの再構築をめぐって
司会:長津 一史(東洋大学)
13:30 趣旨説明
長津 一史(東洋大学)
13:40
問題提起:島嶼部三ヵ国の開発政策にみる<境域>の位置づけ
加藤 剛(京都大学名誉教授)
13:50
報告1 開発援助の現場における解釈コミュニティの出現:フィリピン・ダバオ市のサマ・バジャウを事例に
青山 和佳(北海道大学)
14:10
報告2 インドネシアの政治過程と地域アイデンティティのゆらぎ:リアウ州クアンタン地方の事例
加藤 剛(京都大学名誉教授)
14:30
報告3 周縁の開発、アイデンティティの行方:マレーシアのオラン・アスリ社会における「開発の社会史」
信田 敏宏(国立民族学博物館)
14:50
報告4 マレーシア・サバ州の跨境社会における開発の政治過程:サマ人の自己表象に着目して
長津 一史(東洋大学)
15:10 休憩
15:20 コメント
左右田 直規(東京外国語大学)
関根 久雄(筑波大学)
15:40 質疑応答・総合討論
16:45 閉会の辞(S1講義室)