2011年5月30日

6/18 第54回東南アジア彫刻史研究会

第54回東南アジア彫刻史研究会のお知らせ

科学研究費補助金研究班「南アジアおよび東南アジアにおけるデーヴァラージャ信仰とその造形に関する基礎的研究」(研究代表者肥塚隆)の研究会を 次の通り開催いたします。一般の方々にも公開していますので、興味のある方にお知らせいただければ幸いです。

日 時:2011年6月18(土)13:30~17:30
会 場:大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学) 5号館1階第2会議室

報告者:深見純生(桃山学院大学)
題 目:暹の再検討
要 旨:ペリオ(P. Pelliot 1904)以来ながく暹はスコータイに同定されていた。山本達郎は『大徳南海志』にもとづいてこの説を否定し、暹をタイ湾北部に求めるのが適当とし、アユ タヤを示唆した(Yamamoto 1989)。その後、暹を海洋的とみる見解が強くなった(石井米雄2002; C. Baker 2003; 深見純生2005)。石井はさらに、暹がタイ湾北部の諸港市国家の総称である可能性を提唱する。今回の報告では、こうした研究動向を踏まえて暹に ついて再検討したい。

報告者:Dorothy C. Wong (University of Virginia)
題 目:Power of Compassion: Paths of Transmission of Avalokites'vara across Asia
要 旨:Employing digital technologies, this project explores the path of transmission of Avalokites'vara across Asia. The project’s goals are: (1) to construct a core catalog of art objects and texts related to
Avalokites'vara, accompanied by in-depth scholarly description and analysis; and (2) to create a publicly accessible infrastructure that gives users access to images of the objects and allows them to build complex queries of the data. The design and outcome of the project will establish a conceptual basis for understanding the patterns of transmission of other kinds of cultural artifacts and other kinds of data across time and space.

Prof. Dorothy C. Wongの報告は、彼女が現在取り組んでいるDigital Avalokitesvara Projectに関するもので、英語で行われますが、PowerPointの資料を配布いたします。

【問合せ先】
〒566-8501大阪府摂津市正雀1-4-1
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学 橋本康子
TEL:06-6383-6441(代表)
FAX:06-6383-6472
E-mail :takashikzk[atmark]mva.biglobe.ne.jp(肥塚 隆)

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【大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)へのアクセス 】
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学のホームページ
http://www.ohs.ac.jp/access/あるいはhttp://www.ohs.ac.jp/access/
をご覧ください。

新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ 目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです。ホームページの地図をご参照ください。
岸辺駅出口左前方のフレンドマート(平和堂)横を直進し、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折し南東に進み、阪急正雀駅の地下道を通って(または2階通路を通って)反対側へ出て、十三信用金庫前の薫英女学院中学高校の生徒通用門からお入りください 。
JR岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅からは、徒歩約7分です。

5/31 Khmer Rouge Legacy Films @ Meta House

Tuesday, May 31
19:00
Khmer Rouge Legacy Films
@ Meta House - Cambodian German Cultural Center

Young Cambodians are seeking for the truth. MASS GRAVE NEAR PAGODA (2011, 16 mins) is a new documentary by Ratanak Leng, Team Leader of the “DCCAM Film Project”. It focuses on two women and the executioner of their relatives, who live in the same village. Filmmaker holds Q&A after screening, followed by the screening of the first documentary after the collapse of the KR regime. Filmed during spring 1979, KAMPUCHEA: DEATH AND REBIRTH (1979, 90min) shows Phnom Penh left to rampant nature, heaps of skulls and destroyed faces.

2011年5月27日

6/18 カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所/JVC共催、2011年度カンボ ジア連続セミナー(第2回)

カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所/日本国際ボランティアセンター共催
2011年度カンボジア連続セミナー(第2回)

カンボジアの経済開発による土地問題と教育への影響
-学生NGOが直面した教育現場の課題と住民たちの声-

1990年代末に実現した政治的安定のもと、カンボジアは過去10年間で急速な経済成長を遂げました。しかしその一方で、経済開発にともない、農民が十分な補償を得られないまま宅地や農地を奪われるという、土地問題が深刻化しています。

カンボジアの教育を支える会(PACE)が支援するコンポン・スプー州の小学校周辺では、民間企業による大規模なプランテーション計画によって強制移住に遭い、小学校へ通うことができなくなった児童が数多くいます。その親たちは、元の暮らしを取り戻すために1日中働いている人もいれば、地域住民の意向を無視した開発に反対し、デモを起こす人もいます。このように、拙速な経済開発は教育分野にも悪影響を及ぼし、教育よりも生活の確保を重視せざるを得ない状況を引き起こしています。

本セミナーでは、大学生が中心に活動するPACEが教育支援活動を行なうなかで直面する土地問題の現状を紹介するとともに、学生の立場でNGOを運営し、現地での支援活動を行なう意義と課題について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

国際協力やカンボジアに興味のある方をはじめ、学生NGOに関わっている皆さんも、ぜひご参加ください!

報告者
・山田 祥子(カンボジアの教育を支える会事務局長/青山学院大学3年)
・西澤柴乃(カンボジアの教育を支える会事務局員/青山学院大学3年)
・有賀 優(カンボジアの教育を支える会事務局員/学習院大学2年)

日時:6月18日(土)14:30~16:30(14:00開場)

場所:上智大学12号館2階202号室

定員:90名

資料代:一般:700円/カンボジア市民フォーラム会員・JVC会員および学生:500円

参加申込:事前申込制。お申し込みは専用フォームにて受け付けております。

■会場へのアクセス:JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩3分
(〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1)
■お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:山田・貝塚)
E-mail:pefocj[atmark]hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519

2011年5月26日

6/30 地域研究コンソーシアム(JCAS)「研究交流促進プログラム」公募

*地域研究コンソーシアム(JCAS)「研究交流促進プログラム」公募のお知らせ*

災害・紛争・移民・環境といった現代世界が直面する課題は、複数の地域にまたがり、 しかも政治・経済・文化など多様な分野が相互に関連しながら展開するため、特定の地域や分野から見るだけでは十分な理解が得られません。また、これらの課題は全地球的な課題であるため、その方向性を見極めるには現在の短期的な調査結果だけでなく、過去にさかのぼって人類社会の経験の蓄積を十二分に活用することも必要になります。JCASでは、今日的課題への対応や、そのもととなる基礎研究の推進のため、JCAS加盟組織に所属する研究者や実務者を含む地域研究の専門家が共同で研究を企画実施することを促進しています。これを可能にしているのが、互いに特徴の異なる加盟組織どうしがそれぞれの長所を活かして協力連携しながら研究活動を進めているJCASのネットワークです。
JCASでは、昨年度よりJCAS加盟組織どうしの協力連携をいっそう促進し、また、それによって得られた知見を広く社会に還元するため、「研究交流促進プログラム」として以下の4つのプログラムの公募を行っております。どうぞ奮ってご応募ください。
http://www.jcas.jp/activities/2011/05/jcas_1.html

◆応募カテゴリー◆
1 共同企画研究プログラム
■ 募集内容■
JCAS加盟組織どうしが共同で企画実施する研究企画を支援、助成します
(加盟組織の1つが学会である場合には「学会連携プログラム」に応募してください)。

下記の区分のどちらか一方を選んで応募してください。

(1) 本企画
共同企画研究プログラムの企画、実施を助成します。助成額40万円(上限)
採択予定数1件

(2) 萌芽企画
共同企画研究プログラムを次年度に企画、実施するための準備
(主に研究打ち合わせのための旅費)を助成します。原則として今年度中に次年度の本企画に応募してください(ただし、萌芽企画に採用されても次年度の本企画の採用を保証するものではありません)。
助成額15万円(上限) 採択予定数2件

-公募締切:2011年6月30日(木)(必着)-
http://www.jcas.jp/about/program01.html

2  共同企画講義プログラム
■ 募集内容■
「アジアの自然災害と復興」「環境と人の移動」「言語と翻訳の政治」などの特定のテーマについて、JCAS加盟組織の中から最先端の研究を進めている講師陣を紹介します。
講師陣の出張講義を希望する大学・大学院等を募集します。
(中国やアメリカなどのように、一国あるいは比較的狭い地域に限定されたテーマの場合は「オンデマンド・セミナー」プログラムに応募してください。)

(1) 企画
共同企画講義プログラムによる出張講義を行うための打ち合わせ等を行う国内旅費を助成します。
出張講義の開講先の機関で開講の正式な手続きを経て、次年度の共同企画講義プログラムの「実施」に応募してください。
助成金額 企画15万円(上限)、採択予定数2件

(2) 実施
共同企画講義プログラムによる出張講義を当該年度に実施するための国内旅費を助成します。
助成金額 50万円(上限)、採択予定数1件

-公募締切:2011年6月30日(木)(必着)-
http://www.jcas.jp/about/program02.html

3 オンデマンド・セミナープログラム
■ 募集内容■
例えば「東南アジアの自然保護」「中国の外交政策の行方」「アジアにおけるアメリカの戦略」などの特定のテーマに関し、最も適切な地域研究の専門家を紹介し、実施のための資金を助成します。
助成額10万円(上限) 採択予定数2件程度

-公募締切:2012年1月末日まで随時募集-
(ただし、所定の採択件数に達した場合はその時点で募集を打ち切ります。)
http://www.jcas.jp/about/program03.html

4 学会連携プログラム
■ 募集内容■
学会を含む複数のJCAS加盟組織によって共同で企画実施する研究企画を募集します。
共同で企画実施する相手組織が見つからない場合はJCASが紹介します。

(1) 本企画
学会と他のJCAS加盟組織が共同で企画するパネルやシンポジウムの実施を助成します。
(下記のようなものが該当します。)
・ 学会の研究大会等で開催されるパネルやシンポジウムで、複数のJCAS加盟組織が
企画に参加する研究企画
・ JCAS加盟組織間の連携企画で、学会の研究大会等、学会の公式行事ではないもの。
助成額40万円(上限) 採択予定数1件

(2) 萌芽企画
学会を含む複数のJCAS加盟組織が参加する研究企画を次年度に企画、実施するための準備(主に研究打ち合わせのための旅費)を助成します。
(ただし、萌芽企画に採用されても次年度の本企画の採用を保証するものではありません)。
助成額15万円(上限) 採択予定数2件

-公募締切:2011年6月30日(木)(必着)-
http://www.jcas.jp/about/program04.html

2011年5月25日

6/25 アジア政経学会2011年度西日本大会

アジア政経学会2011年度西日本大会開催にあたって

2011年度の本学会西日本大会は、6月25日(土)に九州大学箱崎キャンパスにて開催されます。九州大学ならびに北部九州地区関係者一同、みなさまのお越しを心よりお待ちしております。大会会場は、明治や大正時代の建物も残る箱崎キャンパスです。大会を開催する文系学部講義棟では、昭和の香りの残る2階席のある教室も使います。
今回の大会には、北海道から九州地区の大学、また海外から多くの自由論題の応募が寄せられました。午前中の自由論題の報告では3つのセッションを用意しました。午後は、自由論題の1つのセッションと並んで、5月に総選挙が終了したばかりのシンガポールの政治や社会の行く末を考える企画分科会「リー・クアンユー後のシンガポール」、共通論題は開催校企画「東アジアの経済統合―世界金融危機後の課題―」が開かれます。会員の皆様には、万障お繰り合わせの上、奮ってご参加くださいますようお願いいたします。
なお、大会の企画・運営につきましては、学会理事長をはじめ、研究企画委員の理事から多大なご支援をいただきながら準備を進めてまいりました。ご支援に対してお礼申し上げるとともに、実行委員会としての至らない点につきましては、何卒ご寛容のほどお願い申し上げます。

西日本大会実行委員一同

アジア政経学会西日本大会企画委員会
企画委員:厳 善平(同志社大学)
実行委員長:清水一史(九州大学)、 副実行委員長:田村慶子(北九州市立大学)

所在地・連絡先
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1 九州大学経済学研究院
清水一史研究室 Tel:092-642-4337  電子メール:shimizu[atmark]en.kyushu-u.ac.jp

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2011年度アジア政経学会西日本大会プログラム

開催日:2011年6月25日(土)

会場:九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区箱崎6-19-1)
アクセス: http://www.kyushu-u.ac.jp/access/index.php
空路:福岡空港 →(地下鉄空港線)→「中洲川端駅」下車、貝塚方面へ乗換→(地下鉄箱崎線)→「箱崎九大前駅」で下車、徒歩5分
JR:「JR博多駅」→「JR箱崎駅」で下車、徒歩15分 
キャンパスマップ: http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html
主催:アジア政経学会

日程:6月25日(土)
9:30 受付開始 文系学部講義棟入り口
10:00~12:00 自由論題分科会(文系学部講義棟201、202、203号室)
12:00~13:15 休憩(昼食など)
13:15~15:15 自由論題分科会(202号室)、企画分科会(201号室)
15:30~17:30 共通論題(201号室)
17:45~19:15 懇親会(文系生協食堂)
会費:一般3000円 院生2000円

実行委員会からのお知らせ: 
(1)昼食と休憩所について
大会当日の昼食は、キャンパス内の「学生食堂」が利用可能です。また、「箱崎九大前駅」周辺にはコンビニエンスストアや飲食店があります。お店などの場所は、当日配布の大会要旨集のなかの地図をご参照ください。会場内の休憩スペースとして、講義棟3階301号室をお使いください。茶菓子を用意します。

(2)要旨集とフルペーパー
報告者のレジュメ(各1ページ)をまとめた大会要旨集を当日受付で配布します。また、自由論題のフルペーパーは、6月初旬以降、学会のHP上で閲覧できるように掲載します。閲覧の際に必要なIDとパスワードは、会員のみなさまに電子メールでお知らせします。

(3)開催通知の発送と出欠アンケート
メールアドレスを登録しておられる会員の方々へは、正式な開催通知を電子メールで配信いたします。また、アドレスの変更等により電子メールが配信できない会員や紙媒体での通知を特に申請された会員には郵送でお送りします。開催通知に含まれている出欠アンケートにご回答の上、ご返送ください。

(4)託児室の設置
小さいお子さまを連れて参加される会員のために、学内に託児サービスを用意します。ご希望の方は「託児室設置のお知らせ」をご覧の上、6月10日(金)までにお申し込みください。

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【自由論題セッション】
午前(10:00~12:00)

自由論題1 中国の国際関係と地域協力 (201号室)
司会 :平川均(名古屋大学)
報告1: 徐 涛(九州大学大学院)
「『中国学派』の登場? ―現代中国における国際関係理論の「欧米化」と「中国化」
報告2: 久我由美(九州大学)
「中国-ASEANの地域協力と投資関係の進展 ―投資制度構築と国際分業の展開を中心に―」
報告3: 兪 敏浩(名古屋商科大学)
「東アジア地域協力における中国外交と日中関係−グローバルガバナンスの文脈で-」
討論: 高原明生(東京大学)

自由論題2 中国を巡る諸問題(202号室) 
司会 :小川雄平(西南学院大学)
報告1: 三竝康平(神戸大学大学院)
「中国におけるクリエイティブ都市経済の実証分析」
報告2: 遠藤正敬(早稲田大学)
「満洲国統治における保甲制度の理念と実態
-近代法治国家と民族協和という二つの国是をめぐって-」
報告3: 志甫 啓(関西学院大学)
「出身地域からみた中国人留学生の日本での就職意向」
討論: 中居良文(学習院大学)

自由論題3 東南アジア、南アジア、チベット(203号室)
司会: 田村慶子(北九州市立大学)
報告1: 福岡有希(ブリストル大学大学院)
「東南アジアの『民主化』分析における理論的課題」
報告2: 和田一哉(東京大学)
「職業の多様性と子供に対する教育投資-インドの事例-」
報告3: 山田勅之(神戸大学)
「チベット自治区ラサ市における観光産業発展の動態」
討論: 竹中千春(立教大学)
【自由論題、企画分科会セッション】
午後(13:15~15:15)

自由論題4 中国の産業 (202号室)
司会: 厳 善平(同志社大学)
報告1:大森信夫(神戸大学大学院)
「長江デルタの産業集積の形態と経済的外部効果」
報告2: 袁 麗暉(山口大学)
「中国の医薬分業―日本の医薬分業を参考に」
報告3 :徐 涛(北海学園大学)
「中国鉱工業企業の参入・退出と生産性の変化-大規模企業データベースによる実証分析-」
討論: 高木直人(九州経済調査協会)

企画分科会 リー・クアンユー後のシンガポール (201号室)
司会: 横山豪志(筑紫女学園大学)
報告1: 岩崎育夫(拓殖大学)「PAP一党支配体制の展望」(仮題)
報告2: 板谷大世(広島市立大学) 「シンガポールの社会変化と開発政治体制」(仮題)
報告3: 田村慶子(北九州市立大学)
「社会の『亀裂』は埋まるのか?-華語派華人とマレー人の苦悩-」(仮題)
討論: 金子芳樹 (獨協大学)
【共通論題セッション】
午後(15:30 ~17:30)

共通論題 東アジアの経済統合―世界金融危機後の課題― (201号室)
司会: 清水一史(九州大学)
報告1: 石川幸一(亜細亜大学)「東アジアの経済統合とTPP」
報告2: 平川 均(名古屋大学)「東アジアの発展と揺れる経済統合」
討論: 小川雄平(西南学院大学)

5/28 Chit Bon @ Bophana

Chit Bun (The Generosity)
Saturday, May 28: 4pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Produced by Women Media Centre of Cambodia(WMC), 1h50min, 2007, Khmer version
Four episodes of “Chit Bon” reflect the realistic issues: land concessions, rapes of women and children and trafficking of women and children. How Chit Bon reflects those realistic issues?

5/27, 28 Small Shadow Puppets @ Sovanna Phum (New Venue!)

Small Shadow Puppets
@ Sovanna Phum (New Venue!)
19:30, Friday, May 27 & Saturday, May 28

A puppet show featuring small shadow puppets (Sbaek Toich) accompanied by a live Khmer traditional orchestra. Based on a Cambodian folktale.

5/26 Green Drinks - Sustainable architecture in Cambodia @ Baitong Restaurant

Green Drinks - Sustainable architecture in Cambodia
@ Baitong Restaurant
18:00, Thursday, May 26

GreenDrinks Phnom Penh is a monthly informal networking event for the "green community" in PP. The purpose is to make sure green minded people know each other, exchange ideas and cooperate towards a cleaner environment. It is every last Thursday of the month in Baitong restaurant.

5/25-6/15 Central Market, story of a renovation @ Central Market

2011年5月20日

6/25-26 第5回日本カンボジア研究会、プログラム

第五回日本カンボジア研究会のご案内を差し上げます。今年も、京都で二日にわたっての開催となりました。生態、法律、開発、村落、都市、歴史認識、民族間関係、精神医療と、幅広い話題についての集中した議論を通じて、カンボジアから立ち上がる多様な問題を確認し、考えてゆく機会をつくりたいと存じます。万障繰り合わせの上、ぜひご参集ください。

日 時: 6月25日(土)、26日(日)
場 所: 京都大学東南アジア研究所 稲盛財団記念館 3階中会議室
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html
連絡:小林 知(東南アジア研究所)

プログラム
【6月25日(土)】
13:00-13:10 趣旨説明(小林 知)

13:15-14:25 個人発表(1)
荒木 祐二(埼玉大学教育学部)
「トンレサップ湖氾濫原に暮らす住民の生活様式と植物資源利用」
発表要旨は、こちら

14:30-15:40 個人発表 (2)
初鹿野 直美(アジア経済研究所)
「カンボジア2001年土地法とその施行における課題 」
発表要旨は、こちら

15:45-16:55 個人発表 (3)
秋保 さやか(筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程)
「現代カンボジア農村における農民組織活動の展開と社会関係の変容に関する一考察 ――内戦終結以降の開発援助の影響に着目して――」
発表要旨は、こちら

17:00-18:10 個人発表(4)
野口 博史(南山大学総合政策学部)
「カンボジア南部一村落における社会階層構造とその動態」
発表要旨は、こちら

懇親会(19:00~)

【6月26日(日)】
10:00-11:10 個人発表(5)
林 若可奈(大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程)
「カンボジアのプノンペンにおける『学校をさぼる高校生』についての予備調査報告」
発表要旨は、こちら

11:15-12:25 個人発表 (6)
新谷 春乃(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程)
「『民主カンプチア』時代を巡る歴史教育―国定歴史教科書の検討を通して―」
発表要旨は、こちら

※昼食休憩

13:30-14:40 個人発表 (7)
松井生子(国立民族学博物館 外来研究員)
「上座仏教との関わり方:カンボジアにおけるベトナム人とクメール人の境界に関する一考察」
発表要旨は、こちら

14:45-15:55 個人発表(8)
吉田 尚史(早稲田大学大学院文学研究科博士課程)
「仏植民地期カンボジアにおける精神医学・医療」
発表要旨は、こちら

16:00-17:00 総合討論

6/25 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(1)

個人発表(1)
「トンレサップ湖氾濫原に暮らす住民の生活様式と植物資源利用」
荒木 祐二(埼玉大学教育学部)

カンボジアの中央部に位置するトンレサップ湖は,東南アジア最大の淡水湖である。この湖にはメコン河の水が遡上し,増水期(10~11月)には,減水期(4~5月)に比べて水位が8m上昇し,冠水面積は4倍にまで拡大する。低平な湖岸域に広がる氾濫原は,アンコール王朝時代から地域の経済・文化を支える多様な生物資源を育んできた。しかし,近年では生態系の多くが荒廃し,住民の生活基盤の消失が懸念されている。
本講演では,植物生態学・民族植物学の視点から実施した,氾濫原植生の季節動態と地域住民による植物資源の利用形態に関する調査結果を報告する。減水期の陸化した氾濫原では,湖心側から内陸に向かって,高木林→やぶ状の疎林・低木林→耕作放棄地・耕作地が順に卓越していた。また,住民の住居形態は,水上移動型と陸上移動型,陸上固定型の3タイプに区分され,各々の生活様式と湖の水位変化に応じた植物資源利用(主として薪)を展開していた。

研究会のプログラムは、こちら

6/25 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(2)

個人発表(2)
「カンボジア2001年土地法とその施行における課題 」
初鹿野 直美(アジア経済研究所)

カンボジアでは、ポル・ポト時代に土地制度に関する一切が破壊されてしまった。土地の私有は1989年に復活し、1992年に最初の土地法が制定された。その後策定された2001年土地法は、アジア開発銀行(ADB)の支援を受け、多くの国際機関・二国間援助機関や国際・国内NGOらとのコンサルテーションを経たものである。しかし、同土地法策定以降も、カンボジア国内での土地所有権をめぐる争いは各地で頻発しており、その勢いは衰えを見せることがない。むしろ、2000年代の著しい経済成長に比例して、問題は深刻化している。
本報告では、まずカンボジア土地法制の略史を振り返り、2001年土地 法の改正ポイントについて紹介する。そのうえで、土地紛争の具体例に触れつつ、なぜそのような紛争が生じてしまったのか、土地法の内容およびその後の施行 実態における問題点について検討したい。

研究会のプログラムは、こちら

6/25 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(3)

個人発表(3)
「現代カンボジア農村における農民組織活動の展開と社会関係の変容に関する一考察 -内戦終結以降の開発援助の影響に着目して-」
秋保 さやか(筑波大学大学院人文社会科学研究科国際公共政策専攻)

本発表では、カンボジア南部の稲作農村における農民組織活動と稲作をめぐる農民の経済的実践に関する事例を提示し、 開発の影響下にある農村社会の変容過程を社会関係に着目し議論する。カンボジア農村社会に関する先行研究では、自発的に組織される組織がほとんどない、または組織されても一時的だということが述べられてきた。その一方近年では、寺委員会や葬式組合などの事例も報告されている。
本発表では、開発援助プロ ジェクトを契機に、タカエウ州トラムコック郡の稲作農民によって形成された農民組織活動の事例をとりあげる。この組織は、親族また二者間関係を基盤とし形成されたが、その後の活動の展開過程の中で、全国規模の農民ネットワークが築かれ、それが国内外のNGO、フランスのクメール人組織、企業といった多様なアクターと協力関係を結ぶことにより展開されている。この事例分析を通し、現代を生きるクメール農民が市場経済というシステムや国家に内包されながらも、その中でどのように連帯し、困難を克服しているのかを明らかにする。そして、これまでの社会関係の議論だけでは捉えきれない人々の関係性の広がりが見られることを指摘し、内戦終結以降の社会変容の一側面を示す。

研究会のプログラムは、こちら

6/25 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(4)

個人発表(4)
「カンボジア南部一村落における社会階層構造とその動態」
野口博史(南山大学総合政策学部)

2008年8月にカンボジア西南部・コムポート州・オンコーチェイ郡・洪積平地周辺部に位置する純クメール稲作農村たる一村落において実施された全戸社会経済調査をもとに、社会構造の階層性と多元性を分析し、また、資産・収入・学歴・文化・地位・影響力という6つの次元から社会階層構造を析出し、またこれら社会階層クラスターの年齢コホート別の分布を検討した。
この結果、同村落の社会構造は階級社会の特徴を一切欠き、経済・学歴・政治等の独立性が高い多元社会であること、また、その階層構造は上層一貫階層を欠き、中層非一貫階層が世帯の75%、下層一貫階層が同じく25%を占めていることが明らかになった。加えて、社会階層構造は流動性が高く、その動態は「蓄積」「相殺」仮説より「世代循環」によって特徴付けられることが判明した。これらの結果は、ジニ係数が0.6に及ぶという、収入における不平等度が高い一方で、社会構造上は相対的安定性が高いものと評価でき、同村落の地理・社会経済的代表性から、カンボジア農村社会全体にある程度当てはまる事象と推測することが可能である。

6/26 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(5)

個人発表(5)
「カンボジアのプノンペンにおける「学校をさぼる高校生」についての予備調査報告」
林 若可奈(大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻博士前期課程)

カンボジアは、1975~79年のポル・ポト政権下における社会と文明の破壊と、政権崩壊後の社会混乱を経て、国際社会の協力を得ながら復興に向けた努力を続けてきた。2000年以降の10年間には急速に市場経済化が進み、経済発展とともに人々の生活も変化した。首都プノンペンでは中産階級家庭が増えており、高校、大学へ通うことのできる子どもたちも増加している。しかし、中等教育、高等教育における教育指標を見ると未だ地域間の格差が大きく、首都プノンペンを始めとする都市部の子どもたちの教育環境は、カンボジア全体の状況と比較すると恵まれていると言える。
こういった背景の中、プノンペンでは教育を受けられる状況にありながら自ら学ぶ機会を放棄する高校生が現れている。本研究では彼らのことを「学校をさぼる高校生」と呼ぶ。 本研究では、プノンペンにおいて増加している「学校をさぼる高校生」に焦点を当て、その実態と彼らを「さぼり」に駆り立てる要因、そしてこの問題に対する学校や教育省、カンボジア社会の対応について考察していきたいと考えている。
本発表では、「学校をさぼる高校生」の概要を探ることを目的に、プノンペンにおいて2011年に行った予備調査の結果に加えて、先行研究を用いておこなった考察についても報告する。

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6/26 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(6)

個人発表(6)
「『民主カンプチア』時代を巡る歴史教育―国定歴史教科書の検討を通して―」
新谷 春乃(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程)

本報告は、1979年以降発行された学習指導要領から歴史教育の変遷を考察した後、国定歴史教科書において「民主カンプチア」時代が時期ごとにどのような言説で展開されてきたかを、当時の国内的・国際関係的背景を踏まえ、考察する。
カンボジア史教育は、パリ和平以前、近代以降の内容が中心となり、カンプチア人民共和国成立の正統性と、反「民主カンプチア」を主張する構成を採用した。パリ和平後、古代史、アンコール史がカンボジア史教育の中心となり、歴史教育の目的に愛国心育成の役割が与えられた。このような歴史教育の規定の下、パリ和平前後で、国定歴史教科書の記述において「民主カンプチア」時代の捉え方が変化し、「民主カンプチア」に一定の復権を与えた。こうした変化に対し、人民党は自らの正統性を確保するため、「民主カンプチア」への抵抗意識を教科書の記述に込めた。時代の捉え方の変化としては、表題の付け方、対越・対中認識、責任の所在、指導者への呼称を中心に論じ、人民党の抵抗では、被害の共同体の形成、抵抗運動の描写、掲載写真・死者数・用語選定によるイメージ形成という観点から論じる。

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6/26 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(7)

個人発表(7)
「上座仏教との関わり方:カンボジアにおけるベトナム人とクメール人の境界に関する一考察」
松井 生子(国立民族学博物館外来研究員)

カンボジアにおいてベトナム人は多数派民族であるクメール人を脅かす存在とされ、クメール人とは異なるものとして本質的・固定的に捉えられてきた。報告者が2005年から調査を続けてきたプレイヴェン州の村でも両者の二分法が存在し、ベトナム人がおこなう祖先祭祀とクメール人が信奉する上座仏教という宗教的実践面での違いが両者を境界づけるものの1つと考えられている。ベトナム人の大多数は(大乗)仏教徒を自称し、読経といった行為にも親和性を持つものの、クメール人を自らとは違う範疇に属す人々であると見るがゆえに上座仏教に接近しようとはしない。しかし上座仏教に距離を置くベトナム人がいる一方で、クメール人と結婚したベトナム人妻が意識的に上座仏教を受容する例や、ベトナム人の世帯がクメール人と親しくなり接近する中で上座仏教儀礼を主催する例がある。本報告ではそれらの事象を詳しく取り上げながら、範疇の認識と実践の往還による「民族」区分の維持、そして両者の境界認識の変化の可能性について考えてみたい。

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6/26 第5回日本カンボジア研究会、発表要旨(8)

個人発表(8)
「仏植民地期カンボジアにおける精神医学・医療」
吉田尚史(早稲田大学大学院文学研究科博士課程)

カンボジア国立公文書館にて閲読可能な「官報」「理事長官文書」の中から入手できた史料を用いて、仏植民地期カンボジアにおける精神医学・医療の状態とその特徴について検討する。仏植民地期カンボジアの医学・医療全般についての研究(Guillou 2009, Oversen and Trankell 2010)が近年展開している。一方、仏植民地期カンボジアの「精神医学・医療」に焦点を絞った研究は未だない。収容型精神病院であるタクマウ病院は、 1935年から建設が開始されて1945年に公式に開業されたが、民主カンプチア政権下で断絶した。仏植民地期になぜタクマウ病院は設立されて精神病者の扱われ方はどう変化したのか、一次資料から読み取れる事実に基づいて、現代カンボジアにおける精神医学・医療との比較という視点をいれて考察する。発表は 中間報告であり、史料の資料的価値などについて、ご意見やコメントを賜わる場としたい。

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2011年5月19日

5/29 オールソフィアンフェスティバル2011特別講演「カンボジアの子どもの人身売買、児童労働をなくす活動に関わって」

5月29日に開催される講演会についてご案内いたします。
上智大学同窓会が主催する同窓会の企画ですが、どなたでもご参加いただけます。

<オールソフィアンフェスティバル2011 特別講演>
「カンボジアの子どもの人身売買、児童労働をなくす活動に関わって」
[講師]甲斐田万智子氏(国際子ども権利センター代表理事)
開催日:2011年5月29日(日)11時~12時
場所:上智大学四谷キャンパス12号館203教室
参加費無料。予約不要。

この講演会概要は次のURLをご覧ください。
http://www.sophiakai.gr.jp/~asf2011/contents/index.html#list02

2011年5月18日

5/21 Sin Sisamoth @ Bophana

Sin Sisamoth
@ Bophana Center
16:00
Saturday, May 21

Directed by Pov Sok, 45mn, 2011, Khmer version
The film will give you some accounts about the life of Cambodia’s Golden Voice Emperor Sin Sisamoth, especially life under Khmer Rouge by people who used to meet him in person.

5/20 Child Sex Trafficking: "Redlight" and "Virginity Trade" @ Meta House

Child Sex Trafficking: "Redlight" and "Virginity Trade"
@ Meta House - Cambodian German Cultural Center
19:00
Friday, May 20

Child advocates say child abuse is widespread but little acknowledged in Cambodia.
7PM: Narrated by Lucy Liu, "REDLIGHT" (2009, 72 mins) is a powerful documentary about child sexploitation in Cambodia. The film (presented by “Movies that Matter” and Dutch Embassy Bangkok) focuses on the personal stories of young victims, grass-roots activist Somaly Mam and politician Mu Sochua. Filmmakers Jacobson/Ezroni won the prestigious Global Hero Award.
8.30PM: THE VIRGINITY TRADE (2009, 69 mins) is a new doc film by UK filmmaker Matthew Watson. It’s a compelling and utterly alarming account of the lives of girls affected by the virginity trade that exists here.

5/28 Origami Class: Japanese Tea Time Set @ CJCC

5/19-28 Black is Black @ Bophana

2011年5月16日

5/28 第2回東南アジア歴史研究会

第2回東南アジア歴史研究会開催のお知らせ

5月28日(土)に「第二回 東南アジア歴史研究会」が下記の通り開催されますことをお知らせ致します。

日時:5月28日(土) 9時30分~12時30分
場所:東京外国語大学本郷サテライト5階セミナースペース(同日・場所の午後、東南アジア学会関東例会が開催されます。)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

講読箇所:「Introduction」:
George Coedes, 1944, HISTOIRE ANCIENNE DES ETATS HINDOUISES,  Hanoi
(George Coedes, 1968、The Indianized States of Southeast Asia, Honolulu)

インストラクター:松浦史明

この研究会では、主として19世紀以前の東南アジア史を、テキストを通じて学ぶことをねらいとしており、現在は、上記しましたように、ジョルジュ・セデスの文献を購読しています。学部生でこれから歴史を学びたいと思っている方、また東南アジア非学会員であっても全く構いません。東南アジア史に興味のある方であれば、どなたでも参加できますので、参加を希望する方は、佐藤恵子ke_bluye116[atmark]yahoo.co.jp までご連絡ください。

5/27 映画『アンコールの人々』の上映(於:上智大学)

この度上智大学アジア文化研究所では、5月27日(金)に、本年度第1回カンボジア文化研究会として、リティー・パニュ監督の映画『アンコールの人々』(日本語字幕付)の上映をすることになりました。

国内でカンボジア関連の映画が上映される機会は数少ないと思いますので、どうぞご関心のある方にお誘いあわせの上、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
なお、参加費無料ですが、事前申込制となっておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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【上智大学アジア文化研究所主催 カンボジア文化研究会のご案内】
2011年度第1回カンボジア文化研究会: 映画『アンコールの人々』をみる

■ 開催日時:2011年5月27日(金)18時15分―20時(18時開場)
■ 会場:上智大学中央図書館8階821会議室

映画作品を通じて、カンボジアの社会や文化について一緒に考えませんか。今回は、カンボジアを舞台とする数々のドキュメンタリー及び映画作品で国際的に活躍する、リティー・パニュ監督の作品『アンコールの人々』(2003,フランス)を鑑賞し、文化遺産と地域の人々について心寄せたいと考えています。

※ 事前申し込み制です。
・E-mail(cambodia_sophia[atmark]yahoo.co.jp)またはファクシミリ(03-3238-3690)
にて、お名前、ご所属、ご連絡先(メールアドレス又はファックス番号)を
ご明記の上、お申込みください。

5/27 【第8回ARUN勉強会】社会的投資に適した器(=法人格等)を考える

ご多忙の折、ARUNへご関心を持っていただき、誠にありがとうございます。

設立当初より、ARUNでは、カンボジアの発展に資する現地の企業の発掘・事業への投資を行ってきました。現在、自然栽培米および天然蜂蜜の流通事業に加え、新たにヘア・エクステンションの製造・販売事業への投資を開始し、さらなる投資先候補の抽出・審査も精力的に進めています。

この度は、5月27日に開催予定の「第8回ARUN勉強 会」について皆様にご案内申し上げたく、ご連絡を差し上げまし た。本勉強会では、まずARUNのディレクターより、活動内容の全体像・今後の展開の見通し等につ いてご報告させていただきます。その後、ARUN投資チームのパートナーより、「社会的投資に適した『器』(=法人格 等)を考える」というテーマでプレゼンテーションを行わせていただきます。投資を行う際に選択可能な組織形態の種類のご紹介に加え、それらの比較から見える各形態の特徴等を簡単にご説明いたし ます。また、その情報を踏まえ、ARUNが現在の組織形態を選択した意図と経緯等についても述べさせていただきます。プレゼンテーション後にはディスカッションのお時間をご用意しております。勉強会へご参加いただける皆様のご関心も伺い、ご意見交換・ご議論させていただけますと幸いです。

現在、ARUNのパートナーは50名に及び、今後もさらに投資先を拡大してく予定で す。社会的投資にご関心のある方、ARUNと一緒に活動してみたい方のご参加をお待ちしております。

<ARUNの 投資先情報> http://www.arunllc.com/投資先/

(勉強会には、5月26日(木)までに下記の方法で勉強会にお申し込みください。)

━  開催概要 ━━━━━━━━━

■ 日時:2011年5月27日 (金)
18:45~: 受付開始
19:00~:ARUNに ついてのご紹介
19:15~:ARUNパー トナーによるプレゼンテーション「CEDACの カンボジア農村開発と社会的投資」
19:45~:質疑応答
20:45~:ARUNへ の参加に関するご案内

■ 会場
ちよだプラットフォームスクウェア 会議室502
東 京都千代田区神田錦町3‐21
http://yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10

■参加費:1,000円

■お申し込み方法
お手数ですが、5月26日(木)までに以下のサイトにアクセスし、必要事項をご記入ください。
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dF9hUnU2dlZGZ0psRmNScFlfenNqLXc6MA

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※ 大変申し訳ございませんが、会場の都合により定員が30名 となっております。
定員に達した段階で申し込みを締め切らせていただきますので、 
お早めの申し込みをお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<ご 参考>
~ARUNに つ いて~ 
ARUN,LLC.(ア ルン合同会社)は、カンボジア等途上国の社会発展に寄与する現地の企業/団体 に、寄付ではなく、対等な立場での投資と技術支援を行っています。
投資を通じて現地の方々とパートナーになり、カンボジア等の途上国社会の自立的な発展を支援します。

投資先は、現地にもたらす社会的価値(貧困削減・雇用 機会の創出、 環境への配慮等)の大きなビジネスモデルを立ち上げ、展開している団体です。現在は、サハクリア・セダックという自然米事業およ び天然蜂蜜事業等を行う企業、アジュニというカンボ ジアにおけるヘア・エクステンションの製造・販売を行っている企業に投資をしています。
http://www.arunllc.com/

2011年5月15日

5/14 東南アジア学会、関西例会

■5月の関西地区例会は以下の通り行います。

日時: 2011年5月14日(土) 13:30~17:30
場所: 京都大学稲盛財団記念館中会議室
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/access/
(京都大学地域研究統合情報センターが入っている建物です。)

報告1: 竹口美久(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・博士課程)
「タイにおける外国人労働者受容の制度的変遷-「半合法」範疇をめぐる今日的課題」

報告2: 浜元聡子(京都大学東南アジア研究所・研究員)
「被災コミュニティ復興の〈場〉を考える-南スラウェシとジャワの事例から」

●竹口氏報告要旨
1990年代に高度経済成長期を迎えたタイには、近隣のカンボジア・ラオス・ミャンマー(CLM諸国)から多くの労働者が流入し、タイ人がもはや担わなくなった非熟練・低賃金部門に就業した。政府は1992年にCLM諸国労働者登録制度を創設し、不法入国・不法滞在者であっても所定の登録手続きを行った者に限って就労を認めた。これによって、入国は不法でも滞在及び就労は合法である「半合法」労働者が誕生した。以来、当該登録制度は少しずつ見直されながらも現在まで踏襲されている。制度創設から20年が過ぎ、タイ経済はCLM諸国労働者なしには立ち行かなくなる一方で、不法労働者が後を絶たない。そこで政府は「半合法」範疇の一掃を目指した新制度を構築し、2010年にその運用を開始した。1992年来の制度変遷の整理・考察を踏まえて新制度を位置づけ、その実効性や影響を展望する。

●浜元氏報告要旨
南スラウェシ州レンケセ集落は、バワカラエン山山頂カルデラ壁崩落(2004年)により、生存基盤におおきな被害を受けた住民が、県が用意した再定住村への移住案を受け入れた一方で、先祖伝来の土地での復興を目指し被災地に残る選択をした住民がいた。ジョグジャカルタ特別州のニュー・ンレペン集落は、ジャワ島中部地震(2006年)の影響で発生した地滑りの被害を受けた複数の集落が集まってできたコミュニティである。分離と再統合を経験したふたつの被災コミュニティは、外部支援者とのかかわりの場としてまとまりながら、緩やかに復興に向かってきた。本報告では3つの事例を紹介しながら、被災した場所と再定住村におけるコミュニティ復興の差異と、不特定多数の外部支援者の役割について考える。

6/11-12 日本文化人類学会第45回研究大会

日本文化人類学会第45回研究大会を次の要領で開催します。

会期:2011年6月11日(土)・12日(日)(予定)
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス
住所:〒102-8160東京都千代田区富士見2-17-1
アクセスマップ: 法政大学キャンパス案内 / 市ヶ谷キャンパス交通アクセス / 市ヶ谷キャンパスマップ

第45回研究大会第三回サーキュラー
第三回サーキュラーは、研究大会プログラムです。ダウンロードはここをクリック。
[11日午前C会場、同F会場、12日午前分科会Iaにカンボジアに関する発表があります]

2011年5月8日

5/11 ASEAN Barometer Conference 2011

ASEAN Barometer Conference 2011
下記の要領で、国際学術集会が開催されますので、ご案内いたします。

Date & Time: May 11th (Wed), 2011 9:30am through dinner
Venue: Sanjo Conference Hall, Conference Room 203, The University of Tokyo(Tokyo)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html
Sponsored by: SUNTRY Foundation

Program (Provisional)
9:30am Opening Remarks by Takashi Inoguchi

9:45am Session 1 “Economic Development and Daily Life Environment”
Jun Sakaguchi (UNP)
“Current environmental issues and environmental strategy in Southeast Asia”
Vella Atienza (IDE-JETRO)
“Environmental Governance in Waste Management Through Participation: Recent Initiatives in Selected Asian

Countries”
Masato Kawamori (Osaka University)
“The Role of Communities in Thailand’s Health Care Reform”

12:45-14:00pm Lunch

14:00pm Session 2 “ Health, Social Capital and Connectivity”
Li Jia (UNP)
“Quality of life and environment in southeast Asia: Evidence from ASEAN Barometer 2009”
Seiji Fujii (UNP)
“Which level of government do the ASEAN people deem environmental issues to be addressed by?”
Takash Inoguchi (UNP)
“Towards Enhanced Connectivity of the ASEAN: Interpersonal, Institutional and International Dimensions”

17:30pm Dinner

2011年5月6日

6/11-12 東南アジア学会第85回研究大会

東南アジア学会第85回研究大会プログラム

日時:
2011年6月11日(土)・12日(日)
会場:
北海道大学札幌キャンパス 高等教育推進機構 S講義棟
〒060-0817 北海道札幌市北区北17条西8丁目

会場へのアクセス,校内マップについては,次のwebサイトをご覧ください。
http://www.hokudai.ac.jp/footer/ft_access.html
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/guidemap.pdf
(学会会場は、上記地図のほぼ中央にあります)
6月11日(土)

 報告要旨集(第1日・第2日共通)

12:00 受付開始

13:00 開会の辞 (S1講義室)
大会準備委員長 宮本 謙介(北海道大学)

自由研究発表
(第1会場) S1講義室
司会:見市 建(岩手県立大学)

13:10
ジョジョバ(幸せな独り者):インドネシア都市部におけるキャリア女性の食行動とジェンダー規範の変容
阿良田 麻里子(武庫川女子大学等・非常勤講師)
13:45
インドネシア・ジャカルタにおけるバタック人の形成する社会組織とネットワーク
平田 生子(京都大学・院生)
14:20
『スラット・チュンポレット』に見られるジャワの宮廷詩人ロンゴワルシトの視点
豊田 和規(高校講師)
14:55
大量殺害への序曲?:9・30事件後のバリにおけるPKI及びシンパの拘束について
松野 明久(大阪大学)
15:30~16:05 休憩

(第2会場) S5講義室
司会:蓮田 隆志(新潟大学)

13:10
インドシナ総合開発フォーラムにおける意義の変遷
島林 孝樹(早稲田大学・院生)
13:45
ラオスにおける言語ナショナリズムの展開:タイ語、フランス語からの言語的独立
矢野 順子(一橋大学・研究員)

14:20 休憩

14:55
「越南」国号問題再考─軍機処録副奏摺に見る阮福映
吉開 将人(北海道大学)
15:30
字喃資料による15 世紀ベトナム語音韻体系の再構成:試論
清水 政明(大阪大学)

(第3会場) S3講義室
司会:片岡 樹(京都大学)

13:10
ジャック・ネオ監督の作品から読み解くシンガポール社会の一断面
盛田 茂(明治学院大学・院生)
13:45
マレーシアにおけるイスラームと現代科学・科学教育:マレーシア国立大学での活動を事例にして
井上 貴智(京都大学・院生)
14:20
第2次世界大戦中の日本軍の軍事輸送品:タイの鉄道で何を運んでいたのか
柿崎 一郎(横浜市立大学)
14:55
タイ最南部地域の紛争:なぜ終わらないのか
竹原 かろな(京都大学・院生)
15:30
タイにおける外国人労働者受容の制度的変遷
竹口 美久(京都大学・院生)

16:10
会員総会(S1講義室)

東南アジア史学会賞受賞者記念講演(S1講義室)
17:15
ベトナムの亡命思想家、詩人ファム・コン・ティエン
野平 宗弘(厦門大学外文学院)

18:15
懇親会(北大生協北部店 北部食堂)

6月12日(日)

 報告要旨集(第1日・第2日共通)

9:00 受付開始

9:30~12:00 パネル1(S1講義室)
分権化時代の地方行政とガバナンス:インドネシア、フィリピン、マレーシア
司会:永井 史男(大阪市立大学)

9:30 趣旨説明
永井 史男(大阪市立大学)
9:40
フィリピン:沿岸州自治体の環境ガバナンス
西村 謙一(大阪大学)
10:10
インドネシア:「村落自治」をめぐる理念と現実
島上 宗子(京都大学・特別研究員)
10:40
マレーシア:JKKKと地方開発行政
河野 元子(政策研究大学院大学・ポストドクトラル・フェロー)
11:10 コメント
山崎 幹根(北海道大学)
田村 慶子(北九州市立大学)
11:30 質疑応答・総合討論

10:00~12:00 パネル2(S5講義室)
北海道でどのように東南アジアを教えるか/学ぶか
司会:青山 亨(東京外国語大学)

10:10 問題提起
桃木 至朗(大阪大学)
10:10
報告1 北海道の高校生が東南アジアを考える糸口として:カンボジアに高校生が井戸を掘る
田辺 孝規(札幌西高校教諭)・東 昌江(札幌手稲高校教諭)
10:35
報告2 日本列島北方史と東南アジア史を比較する歴史教育の試み
吉嶺 茂樹(札幌北高教諭/北大非常勤講師)・桃木 至朗(大阪大学)
11:00 コメント
地域研究の立場から
小林 知(京都大学)
北方と南方の民族社会の歴史的比較について
吉開 将人(北海道大学)
11:20 総合討論

12:00 昼食休憩

13:30~16:30 パネル3(S1講義室)
島嶼部東南アジアの開発過程と境域:アイデンティティの再構築をめぐって
司会:長津 一史(東洋大学)

13:30 趣旨説明
長津 一史(東洋大学)
13:40
問題提起:島嶼部三ヵ国の開発政策にみる<境域>の位置づけ
加藤 剛(京都大学名誉教授)
13:50
報告1 開発援助の現場における解釈コミュニティの出現:フィリピン・ダバオ市のサマ・バジャウを事例に
青山 和佳(北海道大学)
14:10
報告2 インドネシアの政治過程と地域アイデンティティのゆらぎ:リアウ州クアンタン地方の事例
加藤 剛(京都大学名誉教授)
14:30
報告3 周縁の開発、アイデンティティの行方:マレーシアのオラン・アスリ社会における「開発の社会史」
信田 敏宏(国立民族学博物館)
14:50
報告4 マレーシア・サバ州の跨境社会における開発の政治過程:サマ人の自己表象に着目して
長津 一史(東洋大学)

15:10 休憩

15:20 コメント
左右田 直規(東京外国語大学)
関根 久雄(筑波大学)
15:40 質疑応答・総合討論

16:45 閉会の辞(S1講義室)

5/7 My Village at Sunse @ Bophana

May 7th, 4pm
My Village at Sunset (Acted by His Majesty King Norodom Sihamoni)

Directed by former King Norodom Sihanouk, 1h4min, 1992, Khmer version with English subtitles
After Paris Peace Agreement in 1991, SEIHA returns from Paris to volunteer his service as a doctor in a district hospital in Siem Reap in which most of his patients are the victims of landmine. After his marriage with NEARI, he decides to follow the demining-team …

5/11-12 Roam ! Dansez ! Episode 2 @ Chenla Theater

May 11-12
@ Chenla Theater - 19:00

Nabil Ouelhadj and la "Compagnie Racines Carrées", Tiny Toones, BDB
The dancer and choreographer from Lille, Nabil Ouehadj is returning to Phnom Penh along with two other

French hip-hop and break-dance performers.
Together, they make up the Racines Carrées Company. During a residency of more than two weeks, they will work with the Tiny Toones dancers and the BDB from Battambang to create an original work, Carnet de Voyage, to be presented at the Chenla Theater on May 11 and 12.
A reflection of the enthusiasm, energy, and openness of the spirit of artists from various horizons, Carnet de Voyage will create a space in which freedom of movement, multiplying its trajectories, will draw the public into the adventure of an “immobile journey.”
Free entry / Ticket at CCF and at Amrita performing arts

5/30 メコン・ウォッチ、求人情報

■ 職 務 内 容

形態 契約
募集分野 カンボジア農村地域の自然資源利用に関する調査、開発政策に関するアドボカシー活動

業務内容
・農村部での調査、記録
・参加型ワークショップのコーディネート
・調査に基づく政策提言活動
・現地・国際NGOとの業務調整・連絡
・東京本部や海外助成団体への報告、プロジェクトに伴う経理
・その他事務全般

 業務対象国/勤務地 カンボジア 
 業務期間 2011年06月 ~ 2012年04月
 試用期間3カ月(契約更新の可能性あり)

 ■ 応 募 条 件 等
 必要な語学力 英語(実務が可能なレベル)、クメール語のできる方歓迎。 
 学位  特になし
 必要な技術資格   特になし
 類似業務経験年数 経験不問  
 年齢の目安 制限なし 

 その他 メコン・ウォッチの活動内容に賛同してくださる方。カンボジアに長期滞在可能な方。一般的なPCスキル。
 待遇 当団体の規定に準ずる。社会保障完備。プロジェクトにかかる渡航費や海外旅行傷害保険当団体負担。
 募集人数 1名 
 募集期間 2011/05/30 

 ■ 応 募 方 法
 応募方法 履歴書、志望動機(こちらのプロジェクトhttp://www.mekongwatch.org/PDF/Bosyu_cambodia.pdf をご一読の上、それを踏まえて800-1200字程度で執筆)をメールでご連絡ください。また、現在までの類似活動に関する作成資料、執筆論
文があれば適宜を添付お願いします。

 応募時の注意事項
候補者決定次第、締め切らせていただきます。諸般の事情で、すぐにご連絡することができない場合もあります。 
 募集団体の求人ページ http://www.mekongwatch.org/ 

 ■ 問 い 合 わ せ 先
メコン・ウォッチ
Tel. 03-3832-5034
Email: info[atmark]mekongwatch.org

5/7 Body: International Poetry Night @ Meta House

BODY: INTERNATIONAL POETRY NIGHT & OPEN MIC AT META HOUSE
7th Saturday, May 2011 @7PM

Dust off your old journals and join us for a night of poetry, including an hour of open-mic, where writers and various artists will read their work or offer other artistic variations. The first of a hopefully continuing tradition, the BODY series this month features Phnom Penh-based poets Christopher Crawford (UK) and Philip Heijmans (USA) and short-story writer Kate Liana (USA) offering a multitude in the stylistics of prose, poetry and spoken word. Christopher Crawford's poems, fiction, translations and essays have been published in numerous literary journals ("Rattle", "Crazyhorse"). Philip Heijmans is an associate editor at The Cambodia Daily. Performance artist and poet, Anida Yoeu Ali is a first generation Muslim Khmer woman born in Cambodia and raised in Chicago. Utilizing video, installation, sound, and performance, her works investigate the artistic, spiritual and political collisions of a hybrid transnational identity.
Anida is living in Phnom Penh as a 2011 U.S. Fulbright Fellow to Cambodia whose research is focused on creation mythologies.