2009年12月7日

「日本カンボジア研究会」設立趣意書(抜粋)

1. 研究会設立の趣旨
 2007年11月3~4日、2008年7月5~6日、2009年11月14日~15日の計3回、京都大学において「大陸部新時代」研究会もしくは「次世代の地域研究」研究会としてカンボジア特集の研究会を開催してきた。
 この研究会を将来的により恒常的な形の研究会へと発展させる案が、以前から提起されていた。また、2009年の夏季休暇中、京都での研究会に参加したことがあるメンバーの一部がプノンペンにて会合をもった際、今後はプノンペンでも夏季休暇や春季休暇に研究会を開くことが、調査・研究の質的向上だけでなく、大学院生や若手研究者の業績づくりといった観点から有益であるということで意見がまとまった。
 以上の経緯をふまえて、2009年11月15日をもって、本研究会を「日本カンボジア研究会」という恒常的な会に発展させることを提案したい。

2. 国内での研究会について
2.1 名称
 研究会の名称を「日本カンボジア研究会」、英文でJapanese Association for Cambodian Studiesとする。

2.2 運営方針
 会費は徴収しない。会則は制定しない。会長、理事、委員などの役職は設けない。
 年に一度、国内で研究会を開催する。参加者の審査はしない。原則として、カンボジアに研究上・仕事上の関心を寄せる人は誰でも参加可能とする。

3. プノンペンでの研究会について
3.1 名称
 研究会の名称を「日本カンボジア研究会プノンペン部会」とする。

3.2 運営方針
 夏季休暇と春季休暇の年2回程度、土曜日もしくは日曜日にプノンペンにて研究会を開催する。発表は、現地に長期滞在・留学している若手研究者や大学院生の希望を優先し、あわせて休暇中にカンボジアに赴く日本国内在住の研究者による発表も募る。
 会場は、カンボジアに長期滞在・留学している大学院生や若手研究者が手配する。会場の賃貸料が必要となった場合は、当日の参加者が分担する。

4. プノンペンでの勉強会
 現地に長期滞在・留学している若手研究者、大学院生、学部生などをメンバーとして、月に1回程度、読書会などの勉強会を開催する。

以上