早稲田大学文化人類学会、第11回総会・シンポジウム
2010年1月23日(土)
於:早稲田大学33-2号館(戸山キャンパス仮設校舎)
2階 第一会議室
JR山手線高田馬場駅下車・学バス乗換にてバス停「馬場下町」下車 徒歩3分
または
東京メトロ東西線早稲田駅下車 徒歩5分
事前の申し込み不要・参加費無料
(ただし会員外の方からは当日若干の資料代のみいただく可能性がございます)
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受付 11:00~
研究発表 11:30~14:00
古関 光浩 (早稲田大学大学院)
「院外がんセルフヘルプ・グループが集う場とつながりに関する質的研究」
藤井 紘司 (早稲田大学大学院)
「神饌とイーヤチ―八重山諸島の『たねとり』にみる粟と米の盛衰」
仲沢 隆 (早稲田大学大学院)
「ツール・ド・フランスにみるグローバリゼーション」
稲澤 努(東北大学大学院)
「水上居民はエスニックグループか?
―中国沿海部を事例としたエスニシティ論の再検討」
朴 周鳳(早稲田大学大学院)
「花郎道の語源とその文化的変容」
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総会 14:30~15:00
シンポジウム 15:00~18:00
グローバル化時代の食文化――「米」をめぐって
【主旨説明】
食文化がグローバル化の波に洗われて久しい今日、文化人類学はそれをどうとらえられるか、とらえるべきか。本シンポジウムではそれを生産・消費や開発、摂食慣行などを巡る「米の民族誌」という観点から、パネリストの調査・研究を通して多角的に再検討すると同時に、その方法論をとくに若い研究者たちに提示することを目的とする。
問題提起と各論 15:00~16:45
コーディネーター
蔵持 不三也 (早稲田大学人間科学学術院)
パネリスト
小幡 壮 (静岡県立大学国際関係学部)
「食文化のなかのグローバル現象 ―東南アジアの事例を中心にして」
秋野 晃司 (女子栄養大学栄養学部)
「グローバル時代の日本の食文化 ―米の生産と消費をめぐって」
古沢 紘造 (駒澤大学経済学部)
「タンザニアにおける食のグロバリゼーション ―『ダーウィンの悪夢』をめぐって」
安倍 与志雄 (パリ高等社会科学研究院)
「米の民族誌 ―米食形態・調理方法の世界的概観」
総合討論 16:45~17:35 司会 蔵持 不三也