2013年6月12日

6/29 カンボジア市民フォーラム、2013年度カンボジア連続セミナー(第3回)

2013年度カンボジア連続セミナー(第3回)
『カンボジア』のリアル現代史を語る:1980年以来の現場活動体験から

 1979年、ベトナム軍の攻撃で、隣国カンボジアのポル・ポト政権(民主カンプチア政権)が倒されたのは、当時の政治文脈において大きな驚きでした。その直後から現地行きを目指し、1980年、カンボジア/インドシナ難民救援で、タイ・カンボジア国境で活動し、その後、当時未だ謎に満ちていたカンボジア、ベトナム国内に入り、世界のNGO、AFSCやOxfamなどと協力し人道・復興支援を開始・継続してきました。内戦、戦争が続き、多くの人々、子どもたちが傷つき犠牲になった時代でした。
 今回の講演では、カンボジア/インドシナでの実際の活動・生活体験に根ざし、カンボジア現代史を広くアジアと世界の文脈に位置づけて考えたいと思います。 論点としては、①植民地主義と独立、②ベトナム戦争とカンボジア、③空爆と国際人道法、④KR(クメール・ルージュ)問題をふくむ内戦や粛清は、カンボジアの国内問題なのか、⑤KR裁判をどう捉えるのか、⑥現代カンボジア(和平以後)をどう理解するか。 疑問に答える以上に、疑問と課題を拡散する講演となります。

日時:6月29日(土)14:30-16:30(14:00開場)

講師:熊岡 路矢
   カンボジア市民フォーラム共同代表世話人/日本国際ボランティアセンター(JVC)前代表(創設メンバー)/日本映画大学教員

■会場:上智大学11号館419教室(キャンパスマップはこちら
■会場へのアクセス:JR/東京メトロ「四ッ谷」駅から徒歩5分
■定員:80名
■参加費:一般(700円)、学生(500円)、カンボジア市民フォーラム会員(無料)
■参加申込:事前申込制。お申込みはこちら

■問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:上村)
E-mail:pefocj[atmark]hotmail.co.jp
TEL:03-3834-2407
FAX:03-3835-0519