日本タイ学会 第13回研究大会プログラム
日程:2011年7月2日(土)~7月3日(日)
会場:愛知大学豊橋校舎5号館
〒441-8522豊橋市町畑町1-1
交通アクセスおよびキャンパスマップ (豊橋鉄道渥美線「愛知大学前駅」下車)
http://www.aichi-u.ac.jp/profile/05.html
参加費:会員2000円、非会員1000円(1日)、学部生無料
7月2日(土)
12:30-13:20 大会受付(5号館1階ラウンジ)
13:20 開会の辞(522番教室)
会場1(522番教室)
企画A 13:30-15:10
「プラ・ウィハーン/プレア・ヴィヒアをめぐるカンボジアとのいさかい」
趣旨説明 玉田芳史(京都大学)
パネル・ディスカッション
笹川秀夫(立命館アジア太平洋大学)
高橋正樹(新潟国際情報大学)
日向伸介 (京都大学大学院・博士後期課程)
企画B 15:20~17:35 (報告者3 名 各30 分 討論35 分)
「17-19 世紀の中部タイ・再考」
趣旨説明 加藤久美子(名古屋大学)
「17-18 世紀、アユタヤ時代における対清朝貢関係再考」
田中玄経(広島大学大学院・博士後期課程)
「ラタナコーシン朝前期国家再考-政権構成と統治制度」
川口洋史(名古屋大学大学院・博士後期課程)
「バンコクにおける城壁の建設と破壊:文書資料、地図史料を用いた空間的な再考」
岩城考信(法政大学・教育技術員)
討論
会場2(525番教室)
自由論題報告
13:30-14:00 「バンコクにおける中高生を対象とした人権意識調査―ジェンダー間の差異に着目して―」
馬場智子(京都大学大学院・博士後期課程)
14:05-14:35「メコン圏のトランスナショナル高等教育-チェンライ・ラーチャパット大学の事例から」
森下稔(東京海洋大学)
14:40-15:10「タイ国におけるモン(Mon)語継承運動をめぐるポリティクス―口語を教えるか、文字を教えるか」
和田理寛(京都大学大学院・博士後期課程)
休憩:10 分
15:20-15:50 「「コミュニティ福祉」の実現に向けた地方自治体の取り組み-家族開発センタープログラムから」
江藤双恵(獨協大学非常勤講師)
15:55-16:25「中部タイ農村における障害者の生活実践とケアのひろがり」
吉村千恵(京都大学大学院・博士後期課程)
16:30-17:00「「エイズ患者の未亡人」として生きる―北部タイ農村部におけるHIV 感染者の社会的アイデンティティと生残り戦略の光と影」
中井仙丈(チェンマイ大学人文学部日本研究センター)
17:05-17:35「山地民の都市部における生活実態の把握に向けて-ミエン族の山村出身者を事例として-」
増野高司(国立民族学博物館・外来研究員)
会場3(526番教室)
自由論題報告
14:05-14:35「タイ国立公文書館のインベントリーのデータベース化の可能性について」
山口学(国立国会図書館)
14:40-15:10「日本近代文学に描かれたタイ国表象」
久保田裕子(福岡教育大学)
休憩:10 分
15:20-15:50「タイにおける工業技術者の養成と雇用メカニズム-東北部コンケン大学を事例として」
藤田美紀(筑波大学大学院・博士後期課程)
15:55-16:25「中国の対ASEAN 貿易の変化と特徴: CLMV とタイを中心に」
宮島良明(北海学園大学)・大泉啓一郎(日本総合研究所)
16:30-17:00「米国、世界銀行の援助から円借款へ―東部臨海開発計画から見たタイの援助受け入れ政策の転換―」
Sumphaongern Kulthida(南山大学大学院・博士後期課程)
17:05-17:35 ”Relationship between Socioeconomic Status and Health among Older Adults in Thailand”
Sukchareonpong Rittapol(埼玉大学大学院・博士後期課程)
18:00-19:30 懇親会 (逍遥館2階)
7月3日(日)
自由論題報告 会場1(522番教室)
10:20-10:50「近代タイにおける博物館の政治学-7 世王治世下のバンコク博物館行政を中心に-」
日向伸介(京都大学大学院・博士後期課程)
10:55-11:25「1990 年代以降のタイ選挙制度改革:何を変えようとしてきたのか」
外山文子(京都大学大学院・博士後期課程)
11:30-12:00「タイのタムボン自治体創設と環境のガバメント」
船津鶴代(アジア経済研究所)
「会員の本を議論する1」 会場2(525番教室)
10:00-12:00 (評者3 名・各40 分)
(1) 遠藤環『都市を生きる人々バンコク-都市下層民のリスク対応』京大出版会、2011 年
評者 受田宏之(東京外国語大学)
(2) 三嶋恒平『東南アジアのオートバイ産業-日系企業による途上国産業の形成』
ミネルヴァ書房、2010 年
評者 末廣昭(東京大学)
(3) 大泉啓一郎『消費するアジア』中公新書、2011 年
評者 遠藤元(大東文化大学)
「会員の本を議論する2」 会場3(526番教室)
10:40-12-00 (評者2 名・各40 分)
(1) 王柳蘭『越境を生きる雲南系ムスリム―北タイにおける共生とネットワーク』
昭和堂、2011 年
評者 西井凉子(東京外国語大学)
(2) 速水洋子『差異とつながりの民族誌』世界思想社、2009 年
評者 江藤双恵(獨協大学非常勤講師)
12:45-13:30 理事会(541会議室)
13:30-15:30
共通論題 会場1(522番教室)
南部イスラム県の紛争
趣旨説明 玉田芳史(京都大学)
報告1 「増加する軍事費と市民の犠牲」
竹原かろな(京都大学大学院・博士前期課程)
報告2 「南部イスラム県の紛争と華人-華人廟をめぐる2004 年以降の状況」
玉置充子(拓殖大学)
報告3 「紛争のアクターと要因:分離・独立活動グループ、ムスリム住民-地域史、地域文化」
柴山信二朗(帝京平成大学)
コメント:王柳蘭(京都大学)
討論
15:45-16;30 会員総会 会場1(522番教室)
16:30 閉会の辞 会場1(522番教室)