2011年6月7日

7/14 2011年アジア経済研究所夏期公開講座「CLV諸国における経済統合と産業立地」

2011年アジア経済研究所夏期公開講座
コース4 CLV諸国における経済統合と産業立地

CLV諸国(カンボジア、ラオス、ベトナム)では、冷戦終結後の1990年代から周辺地域や世界経済との統合が進展しました。これに伴い、経済統合のフロンティア地域である国境や港湾都市での産業立地が増加しました。本コースの目的は、空間経済学の理論を踏まえながら、CLV諸国における産業の集積や分散、地域間格差の趨性、産業立地の要因などについて企業立地データを用いながら概説します。

開催日時
2011年7月14日 (木曜) 10時30分~16時30分

会場
ジェトロ東京本部 5階 ABCD会議室  
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル5階

プログラム
10:30-11:15
黒岩 郁雄 (開発研究センター長)
坪田 建明 (新領域研究センター経済統合研究グループ研究員)
「経済統合と産業立地に関する空間経済学の視点」
経済統合が産業立地に与えるメカニズムに関する空間経済学の理論を分かりやすく概説します。

11:15-12:30
坂田 正三 (地域研究センター主任調査研究員)
「経済統合とベトナムにおける産業立地」
2000年代以降のベトナムの急成長は、輸出企業を中心とした企業の立地戦略に大きな変化をもたらしました。企業統計と用い、産業別、所有資本形態別に製造業立地の特徴や展望を示します。

13:30-14:45 
初鹿野 直美 (地域研究センター東南アジアⅡ研究グループ研究員)
「経済統合とカンボジアにおける産業立地」
カンボジアは、1990年代半ばに安定を達成してから、復興が始まりました。一昨年ごろからは、日本企業の進出も本格化しています。企業統計を用い、都市部や経済特区への進出動向を概説します。

14:45-16:00
ケオラ スックニラン(新領域研究センター経済統合研究グループ研究員)
「経済統合とラオスにおける産業立地」
1990年前後に始まったラオスにおける外国直接投資は、その殆どが首都に集中しています。しかし、2000年代に入ると植林、資源やエネルギーを中心に、立地の分散が進展しました。企業統計を用い、この過程と展望を概説します。

16:00-16:30 質疑応答

使用言語 日本語

主催 ジェトロ・アジア経済研究所

参加費(1コースあたり)
一般:4,000円
アジ研賛助会員(法人・個人会員):2,000円
ジェトロメンバーズ(中国経済情報研究会、農水産情報研究会を含む):2,000円
※アジ研賛助会員(法人・個人会員)及びジェトロメンバーズの皆様には、大変お得な割引料金をご用意しております。
この機会に是非ご入会ください。
学生:2,000円(講座当日、受付にて学生証をご提示いただきます)

[申し込みは、こちら