2010年2月1日

3/5 阪南大学、2009年度、春の公開講座

阪南大学、2009年度、春の公開講座

阪南大学が、これまで国や地方公共団体等から委託を受けた受託研究や科学研究費補助金等の学外助成金をはじめ、産業経済研究所で実施されている助成研究、阪南大学叢書で発表した最先端の学術研究成果を分かりやすく解説する講座です。

2009年度 テーマ
「 緊急アジアレポート ~ 話題の国カンボジアの現在に迫る ~ 」

<科研費採択テーマ>
カンボジアにおける農村から都市への若年出稼ぎ労働者による家族形成に関する研究

2009年度の春の公開講座(科学研究費研究報告会・社会還元プログラム)は、3月5日(金)にまつばらゆめニティプラザ3階多目的ホールにおいて、「緊急アジアレポート ~話題の国カンボジアの現在に迫る~」(講師:経済学部准教授 矢倉 研二郎)をテーマとして開催します。

カンボジアといえば、紛争からようやく立ち直りつつある貧しい国、というイメージがありますが、近年は急速な経済成長を記録し、将来の新興国として期待する向きもあります。急成長の1つの原動力は縫製業です。最近話題になった格安ジーンズの一部はカンボジアの縫製工場で作られていて、そこでは農村から出てきた若者が低賃金で働いています。この講座では、こうした労働者の置かれた厳しい環境に焦点を当てながら、カンボジアが直面する様々な問題をとりあげます。一方で,彼らにとっての経済的・精神的な支えとして重要な家族の絆にも注目し、私たちがカンボジアから学ぶべき点も考えていきます。

日 時 2010年3月5日(金) 15:00~16:30
会 場 まつばらゆめニティプラザ3階多目的ホール
【住 所】 〒580-0016 松原市上田3丁目6番1号
【交 通】 近鉄南大阪線 河内松原駅(準急停車)下車、徒歩2分
【TEL】 072-334-2111
講 師 経済学部 准教授 矢倉 研二郎
対 象 どなたでも参加できます
定 員 100名(先着順)
参加費用 無料
後 援 在大阪カンボジア王国名誉領事館、カンボジア政府観光局
申込方法 郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号を記入のうえ、はがき・FAX・e-mailのいずれかで3月1日(月)必着でお申し込みください。