東南アジア建築シリーズ「アンコール・ワットができるまで」vol.1
印度と支那のはざまでー東南アジアの遺跡事情
仏教とヒンドゥー教のメッカであるインドと中国に挟まれた東南アジア。
東南アジアは、沢山の国々がそれぞれの言語や生活習慣を育み、多彩な文化が花開いています。
インド・中国という2大国の影響を受けて営まれた、インドシナ半島からインドネシア諸島に点在する数々の遺跡群が、各地域・各時代でみせる独自の様相を本講座でみてゆきます。
第1回目は、木の文化と石の文化が融和した東南アジア各地に残るさまざまな遺跡を紹介します。
アンコール・ワットやボロブドゥールといった、壮大かつ壮麗な建築が生まれた背景には、信仰と権力を表現する装置=建築の造営に莫大なエネルギーを注いだ時の権力者の存在がありました。
まずは、彼らのこだわりと工夫によって各地に展開した東南アジアの建築文化を概観してみましょう。
■日時: 2011年2月21日(月) 19:00~21:00
■講師: 大山亜紀子(日本大学理工学部建築学科 助手)
1975年生まれ。
日本大学理工学部在学中から東南アジアをフィールドに遺跡の調査研究をおこなう。
現在は世田谷の古民家に囲まれて文化財資料調査員をつとめる傍ら、大学で東洋建築史などの講義を担当。
1回 単発 3,500円(税込)
6回 セット 18,000円(税込)
■定員:30名
<今後のセミナー予定>
第2回~第6回までは、2,3か月に1度のペースで開催していきます。
日時・詳細は、決まり次第お知らせいたします。
第2回 神を秘める祠~インド化の時代
第3回 神々をよぶ装置~ピラミッド型寺院の展開
第4回 神へのアプローチ~参道の視覚操作と拝殿の出現
第5回 神の空間の頂点へ~クメールの建築技術の集大成
第6回 大衆に開かれた扉~民をむすぶ道と建築
■会場: 四谷NATULUCK
〒160-0004
東京都新宿区四谷1-2 三浜ビル3階
JR 中央線・総武線 四ッ谷駅(赤坂口)より徒歩1分
東京メトロ丸の内線・南北線 四ッ谷駅(JR 方面出口)より徒歩1分