2009年11月23日

12/19 カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所、カンボジア連続セミナー


カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所共催
2009年度カンボジア連続セミナー

第7回
「カンボジアの子どもの人身売買および性的搾取の現状と取り組み」
 
 カンボジアでは1990年代以降、子どもの人身売買および性的搾取の問題が深刻化しました。
ローカルNGO、国際NGOともに多くのNGOがこの問題に取り組み、政府も取り締まりを強化していますが、子どもを買春したり、被写体にしてポルノを作成したりする外国人は後を絶たず、その中には日本人も含まれています。また、性的搾取だけでなく労働搾取のために人身売買に巻き込まれる子どもたちもいます。
 本セミナーでは、これらの問題を自ら解決しようとする子どもたちの取組みも参考にしながら、私たちに何ができるかを考えたいと思います。

日時:12月19日(土) 14:30~16:30 (開場14:00)
講師:甲斐田 万智子 氏 (特活)国際子ども権利センター(C-rights)代表理事
場所:上智大学 12号館 502教室

■定員:220名
■参加申込:事前申込制 参加のお申し込みは、こちら から受け付けております。

■資料代:一般 500円、カンボジア市民フォーラム会員および学生 300円
■会場へのアクセス:JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩3分
(〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1)

<講師略歴>
甲斐田 万智子(かいだ・まちこ) 
(特活)国際子ども権利センター代表理事。立教大学・桜美林大学非常勤講師。1996年に国際子ども権利センターに参加。子どもの「参加の権利」を実現するNGOを支援。2003年からカンボジアにおける人身売買・性的搾取・児童労働防止事業に従事。
「カンボジアにおける子どもの性的搾取と人身売買~グローバル化する暴力と国際社会の役割」『平和研究31号』、日本平和学会(2006)、『カンボジアにおける子どもの人身売買と性的搾取への取組み~子どもの権利ベースアプローチとエンパワーメント』国際子ども権利センター(共著)(2006)、「子どもの権利実現における人権基盤型アプローチの有効性~カンボジアの事例から~」『アジア・太平洋人権レビュー2008-特集:新たな国際開発の潮流-人権基盤型開発の射程-』編著:アジア太平洋人権センター、現代人文社(2008)など。