2014年3月27日

4/5 「新しい東南アジアを見る、学ぶ、食べる」(土屋健治追悼イベント)

「新しい東南アジアを見る、学ぶ、食べる」(第2回土屋健治追悼イベント)
 日時:2014年4月5日(土)午前10時~午後5時半
 会場:京都大学東南アジア研究所稲盛財団記念館3階 中・大会議室
    地図→http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/
 参加:無料、事前申し込みも不要

 主催:土屋健治追悼記念イベント実行委員会 
 共催:京都大学東南アジア研究所;同大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
    インドネシア留学生協会(PPI京都・滋賀支部)
 協力:国際交流基金ジャカルタ日本文化センター;伊藤忠インドネシア

概略:このイベントは「見る、学ぶ、食べる」をキーワードとして、三つの空間すなわち、「映像空間」「学術空間」「祝祭空間」を設け、研究者・学生だけでなく、東南アジアに関心をもつ一般の方々や日本に住む東南アジアの方々にも楽しんで頂けることを企図したものです。

「映像空間」では、日イ合作の特撮番組『ガルーダの戦士ビマ』(10:00~10:30予定)、インドネシアで話題のドキュメンタリー映画『デノクとガレン』(16:00~17:30予定)を日本語字幕付きで上映します。

「学術空間」では、「東南アジア研究の新風景―21世紀のつながりのかたち」と題したシンポジウム(13:00~16:00予定)を開催し、基調講演と3名の研究者による話題提供を受け、フロア全体で議論します。

 基調講演:押川典昭「土屋健治の学問―まるごと理解すること」
 話題提供:小林 知「表があれば、裏がある
           ―カンボジア農村生活のフィールドワークから」
      見市 建「イスラーム化と再編される人々のつながり
           ―インドネシアから」
      坂川直也「東南アジアのドキュメンタリー映画における
           民際の広がり」

「祝祭空間」の主な出し物は次の通りです。
○東南アジア各国(ミャンマー、タイ、フィリピン、インドネシア)の屋台食べ物と小物販売(10:00~15:00)
○ジャワ伝統芸能公演(11:30~12:30)by 芸能グループ Hana☆Joss
  ガムラン音楽、影絵芝居ワヤン、獅子舞バロンガン、古典詩の朗読など
○短編映像作品"Epic Java"の上映(随時)
○展示ブース「タマン・シスワの世界」by 原田晋
○写真展「東南アジアの新風景」by 実行委有志
○東南アジア関連書籍、および土屋健治追悼集『時間の束をひもといて』の廉価販売 …etc.

このイベントは、1995年に惜しまれつつ他界された土屋健治先生(当時、京都大学東南アジア研究センター教授)の第2回追悼行事として企画され、土屋先生の教え子世代を中心に準備を進めてきました。とはいえ、生前の土屋先生を直接知らない若い世代の研究者や学生、一般の方々、さらに東南アジアなど各国出身の方々を広く主役・対象とし、バラエティに富んだイベントを通じ、タイトル通り「新たなつながり/新しい風景」を共に創り出していきたいと願っています。

どうぞご家族・ご友人お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

文責・貞好康志(実行委員会メンバー)

なお、
当日配布予定のパンフレット(暫定版)を下記からダウンロードできます。
 https://dl.dropboxusercontent.com/u/79597007/Tsuchiya/Panphlet.pdf
また、イベントに関わる情報を下記フェイスブックで刻々更新しています。
 https://www.facebook.com/CommemoratingTsuchiyaKenji