2010年度アジア政経学会西日本大会プログラム
日 程:2010年6月12日(土)
会 場:京都大学東南アジア研究所 http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html
主 催:アジア政経学会西日本大会実行委員会
受付開始: 9時~
受付場所:京都大学東南アジア研究所・稲盛財団記念館3階小会議室の前
自由論題:9時30分~12時00分(稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰ、小会議室Ⅱ)
13時00分~14時50分(稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰ、小会議室Ⅱ、中会議室)
第1分科会:9時30分~12時00分(稲盛財団記念館3階中会議室)
第2分科会:9時30分~12時00分(稲盛財団記念館3階大会議室)
第3分科会:13時00分~14時50分(稲盛財団記念館3階大会議室)
共通論題:15時00分~18時00分(稲盛財団記念館3階大会議室)
懇 親 会:18時30分~20時30分(稲盛財団記念館3階中会議室)
休 憩 室: 9時00分~15時00分(稲盛財団記念館3階多目的室)
■自由論題 9時30分~12時00分■
第1セッション 中国の産業と経済 会場:稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰ
座長 矢野 剛(京都大学)
1.橋口善浩・陳 光輝(神戸大学大学院経済学研究科・同国際協力研究科)、「改革開放後中国の地域間資金移動性-貯蓄滞留率の再推定-」
2.孟 哲男(桃山学院大学大学院生)、「中国内陸における農家間所得格差の決定メカニズム-1999年四川省農家調査の個票データを用いて-」
座長 金澤孝彰(和歌山大学)
3.岸本千佳司(国際東アジア研究センター)、「中国上海・蘇州地域における半導体産業集積」
4.徐 輝(筑波大学大学院生)、「中国のソフトウェア産業とIT教育-大連における対日オフショア開発と人材育成を事例として-」
第2セッション 経済と協力 会場:稲盛財団記念館3階小会議室Ⅱ
座長 高 龍秀(甲南大学)
1.劉 仙姫(京都大学法学研究科)、「1973年の日本政府の韓国に対する経済協力政策の検証」
2.金 孝淑(関西外国語大学)、「日韓の対アフリカODAの比較」
座長 藤田幸一(京都大学)
3.SUMPHAONGERN Kulthida(南山大学大学院生)、「日本・タイ援助交渉-東部臨海開発計画の2レベル・ゲームモデルの分析-」
4.藤森 梓(大阪市立大学)、「インド繊維産業小規模事業所の生産性分析-小規模事業所支援政策と生産性格差の関係を中心に-」
■自由論題 13時00分~14時50分■
第3セッション 国際社会 会場:稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰ
座長 王 偉彬(広島修道大学)
1. 范 云涛(亜細亜大学)、「COP15前後に見る中国気候変動対応の政策動向と排出権取引市場の法整備」
2.山岸健太郎(中京大学)、「中国の人権問題と国際連合」
座長 岡本正明(京都大学)
3.福岡侑希(英国・ブリストル大学大学院生)、「インドネシアにおける非民主的な「民主化」の理論的考察」
第4セッション 歴史と社会 会場:稲盛財団記念館3階小会議室Ⅱ
座長 石黒亜維(大阪商業大学)
1.谷川真一(愛知学院大学)、「軍隊「支左」と武闘の拡大(1967-1968)-陝西省の各県を事例に-」
2.遠藤正敬(早稲田大学)、「満洲国における「国民」登録と「日本臣民」-民籍法と戸籍法と寄留法の交錯-」
3.林 鴻亦(台湾・輔仁大学)、「戦後日本のメディア研究とアジア」
第5セッション 政策と制度 会場:稲盛財団記念館3階中会議室
座長 朝元照雄(九州産業大学)
1.愛 みち子(共立女子大学)、「返還以後の香港の移民状況」
2.斉 中凌(慶應義塾大学)、「中国の窓口指導と銀行貸出」
3.曾 妙慧(台湾・淡江大学)、「台湾の公的年金制度における逆選択」
■分科会 9時30分~12時00分■
第1分科会 国境に生きる人々から見る東南アジアの政治変動
会場:稲盛財団記念館3階大会議室
座長 田村慶子(北九州市立大学)
報告者 石井正子(大阪大学):フィリピン南部の視点から
西 芳美(立教大学):アチェの視点から
片岡 樹(京都大学):北タイ山地民の視点から
討論者 星野昌裕(南山大学)
第2分科会 二つの経済危機とインドネシアの変貌-1998年と2008年-
座長 大門 毅(早稲田大学)
報告者 Suahasil Nazara(インドネシア大学)、樋渡 類(早稲田大学)、萬行英二(早稲田大学)
討論者 後藤一美(法政大学)
■分科会 13時00分~14時50分■
第3分科会 歴史としての日韓国交正常化 会場:稲盛財団記念館3階中会議室
座長 堀 和生(京都大学)
1.浅野豊美(中京大学)、「植民地の物理的清算と心理的清算-請求権の法的文脈と政治的解決-」
2.李 東俊(日本学術振興会外国人特別研究員、中京大学外国人客員研究員)、「朝鮮銀行精算と日韓請求権問題」
討論者 太田 修(同志社大学) 吉澤文寿(新潟国際大学)
■共通論題15時00分~18時00分■
世界経済不況下のアジア経済の躍動-その経済構造と政府の役割-
会場:稲盛財団記念館3階大会議室
リーマン・ショック後の世界経済は百年に一度の危機に陥り、日本や欧米など先進国の経済はいまだ不況から完全に抜け出していない。それとは対照的に、中国、インドが代表するように、アジアの新興国はいちはやくV字型の経済成長を遂げ、いまや、世界経済の回復に欠かせない重要な存在となっている。背景に、政府の強力な景気対策がある一方、対米依存から脱却し自律的な経済成長が可能となりつつあるアジア経済の成熟と強靭さも無視できない。共通論題では、中国、タイ、インドネシアの政治経済を専門とする学会員に、危機前の各国経済の高度成長を可能にした構造的要因を分析しつつ、ここ1年余りの動向に焦点を絞り、急回復する各国経済のパフォーマンス、政府の景気対策およびその効果、今後の課題について報告してもらう。
座 長 伊藤正一(関西学院大学)
報告者 水野広祐(京都大学):インドネシア経済
三重野文晴(神戸大学):タイ経済
唐 成(桃山学院大学):中国経済
討論者 石上悦朗(福岡大学) 杉原 薫(京都大学)
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大会実行委員会からのお願い
出欠アンケート
出欠アンケートにご回答ください。5月28日(金)までに、大会専用アドレス(jaas-west2010@npo-ochanomizu.org)に、電子メールでご送信ください。
会場周辺
大会会場となっている京都大学東南アジア研究所へは、「京都駅前」から市バス4・17・205のいずれかに乗車し、河原町通「荒神口」で下車、東へ徒歩5分、または京阪電車「神宮丸太町駅」から北へ徒歩5分です(http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/about/access_ja.html)。昼食は、学内の生協南部食堂か近隣の飲食店となります。ご案内(ランチマップ)を大会当日に受付で配布します。
受付と会場
受付は、京都大学東南アジア研究所・稲盛財団記念館3階小会議室の前に机を置きます。会場の稲盛財団記念館3階は、トイレも含め、すべて禁煙です。喫煙される方は、1階に降りて建物の外に出たところに場所を用意しておりますので、ご利用ください。
フルペーパー
フルペーパーは学会のホームページ上で閲覧できるように掲載する予定です。閲覧の際には、IDとパスワードが必要です。IDとパスワードは、フルペーパー掲載後、メール配信もしくは郵送にてお知らせいたします。
懇親会
懇親会は、稲盛財団記念館3階中会議室にて、18時30分~20時30分に開催します。参加を希望される方は、参加費用の5000円(大学院生2000円)を当日、受付でお支払いください。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。