カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所共催
2010年度 カンボジア連続セミナー第1回
カンボジアにおけるガバナンス改革の現状と課題
~保健医療の現場から~
現在カンボジア政府は、国際開発戦略の最優先課題に「グッド・ガバナンス(良き統治)」の確立を掲げ、国際社会からの支援を得ながらガバナンス改革(①汚職との戦い、②司法改革、③行政改革、④国軍改革)に取り組んでいます。
本セミナーでは、「グッド・ガバナンス」の確立について、保健医療の現場で活動するNGOの立場から、その現状と課題についてお話します。ガバナンスの問題が、公立の病院や診療所、また保健行政に関わる公務員、ひいては保健サービスを利用するコミュニティの人びとに、どのような影響を与えているのか検証しつつ、カンボジアへの支援のあり方について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
日時:5月15 日(土)14:30 ~ 16:30(14:00 開場)
講師:佐藤 真美 氏(特活)シェア=国際保健協力市民の会 カンボジア事務所代表
場所:上智大学 2号館 5階 509号室
定員:70名
参加申込:事前申込制 お申し込み専用フォーム にて受け付けております。
また、FAXでのお申し込みも受け付けておりますので、
①お名前、②ふりがな、③ご所属、④会員/非会員を明記のうえ、
〔 03-3835-0519〕にご送信ください。
■資料代:一般 500円、カンボジア市民フォーラム会員および学生 300円
■会場へのアクセス:JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩3分
(〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1)
■お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:近藤・貝塚)
E-mail:pefocj@hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519
<講師略歴>
佐藤 真美(さとう まみ) 氏
徳島県出身。学生時代より草の根の立場で国際協力に関わるNGO 活動に関心を持ち、大学院(教育学修士、国際関係学修士)卒業後、主にアメリカ、タイ、中国で、NGO 活動及び教育活動に携わる。2005 年にシェア東京事務局にカンボジア事業担当として入職。2007 年より現職。プレイベン州で実施している母子保健プロジェクト(公的保健施設である保健センターの母子保健サービス強化を目指す)並びにシェアカンボジア事務所の運営に携わっている。