“カンボジアのいま -2018年7月「総選挙」後、どうなる、どうする”
~1993年UNTAC総選挙から25年、現在のカンボジア政治・人権状況を検証する~
【日時】 2018年10月13日(土)12:15-17:00(11:45開場、受付開始)
【会場】 上智大学四ッ谷キャンパス6号館3階301
【使用言語】 日本語。 基調講演は英語で行います。(日本語翻訳配付)
【資料代】 一般1,000円/学生700円(カンボジア市民フォーラム会員は無料)
【お申込み】 カンボジア市民フォーラムのホームページ(www.pefocj.org)の参加フォームからお申込みください。*事前申込制
1993年国連暫定統治下の選挙を経て25年、カンボジアの和平と民主主義は定着したかに見えました。しかし昨年、最大野党(総議席数123のうち55議席を占めていた)の強制解党という異常な状況の下、本年7月29日第6回「総選挙」は行われました。事前に予想された通り、与党カンボジア人民党は「圧勝」全125議席獲得ということになりましたが、国際社会からは大きな批判を浴び、また国内的には発言しにくい政治状況の中、不満の声は鬱積しています。
本プログラムでは、渦中にあるトゥン・サライ氏(カンボジア人権開発協会【ADHOC】代表)を招聘し、第一部において、人権状況について討議を行い、また「総選挙」とその前後の政治・人権状況を振り返ります。また日本の外交政策における人権の重要性を確認します。第二部では、カンボジアの状況を、東南アジアや中国からの視点をふくめ総合的に見直します。
総選挙そして政治過程は社会のあらゆるセクターに影響を与えるテーマですので、NGOを含む国際協力や調査・研究、メディア、ビジネスなど、カンボジアおよび日本の外交・援助政策にご関心のある皆さまの幅広いご参加をお待ちしております。
〈プログラム〉
開会の辞: 丸井雅子所員(上智大学アジア文化研究所)
第一部
・ 12:30~ 基調講演: 「総選挙、政治・人権状況とこれからのNGO」
トゥン・サライ氏(ADHOC)
・ 13:15~ 2018年「総選挙」前後の状況報告:
・ 13:40~15:20パネル・ディスカッション:
「カンボジア政治状況と、日本の協力のあり方」
司会:宇井志緒利(フォーラム共同代表/立教大学教員)
杉浦正俊課長(外務省総合外交政策局人権人道課)
高橋智史氏(フォト・ジャーナリスト)
米倉雪子氏(昭和女子大学教員)
佐藤安信(フォーラム世話人)
第二部 15:30-17:00 東南アジア、アジアの中のカンボジア
司会:熊岡路矢(フォーラム共同代表/日本映画大学教員)
浅見靖仁氏(法政大学教員 タイ政治)
中野亜里氏(大東文化大学教員 ベトナム政治)
ペン・セタリン氏(プノンペン大学教員。東南アジア文化支援プロジェクト代表)
佐藤安信(フォーラム世話人/東京大学大学院教員/元UNTAC人権担当官)
閉会の辞: 枝木美香事務局長(認定NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク)
【主催】カンボジア市民フォーラム
【共催】上智大学アジア文化研究所
認定NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
【撮影記録協力】 日本映画大学
【助成】公益財団法人庭野平和財団
【お問い合わせ】カンボジア市民フォーラム事務局 E-mail: pefocj[atmark]hotmail.co.jp
電話03-3834-2407(水曜日のみ対応可能)/FAX 03-3835-0519