大東文化大学
アジア地域研究科2018年度国際会議
1. 日時・場所
2018年10月8日(月)13:15~17:00(終了後に懇親会)
大東文化大学東松山校舎管理棟3階大会議
http://www.daito.ac.jp/access/higashimatsuyama.html
(会費無料、事前申し込み不要)
2. テーマ:カンボジアの政治状況と日本の関わり
カンボジアは1993年の国連管理下における総選挙以後、現在までにフン・セン首相率いる人民党に権力が集中し、野党の解散、メディアやNGOへの統制などが国際社会で批判の対象になっています。2018年7月29日に実施された総選挙は実質的に人民党のみの選挙となり、その正当性が疑問視されています。
このようなカンボジアに対し、日本は開発援助や法整備支援などを行ってきましたが、その意義や有効性が問われています。日本在住カンボジア人の間でも、母国の状況に対する懸念が高まり、日本側からのさまざまな働きかけがなされています。この会議では、和平プロセス後のカンボジアの状況と日本との関係を振り返り、2018年総選挙の結果から今後の課題を提起します。
3. スケジュール
司会:中野亜里(大東文化大学)
13:15~13:20 開会挨拶:鹿 錫俊(大東文化大学大学院アジア地域科委員長)
13:20~13:30 趣旨説明・登壇者紹介:中野亜里
13:30~14:05 講演(1) 「母国の公正な民主化に対する在日カンボジア人の思いと願い」
チュープ・サラーン(都留文科大学非常勤講師、NPO法人すたんどばいみー代表理事)
14:05~14:40 講演(2) 「取り残されるカンボジア農村の人々と乳幼児」
米倉雪子(昭和女子大学准教授)
14:40~15:15 講演(3) 「カンボジア政治状況と日本(NGO・政府)の関わり」
熊岡路矢(日本映画大学教授、カンボジア市民フォーラム共同代表)
15:15~15:25 休憩
15:25~:16:10 コメント・質問
東 佳史(立命館大学教授)
福家洋介(大東文化大学)
須田敏彦(大東文化大学)
16:10~16:55 自由討論
16:55~17:00 閉会挨拶:井上貴子(大東文化大学大学院アジア地域科専攻主任)
17:20~19:00 懇親会