2011年9月24日

10/15 パリ和平協定20周年シンポジウム「開発下のカンボジアはいま:持続的な発展と平和に向けて」

パリ和平協定20周年シンポジウム
「開発下のカンボジアはいま:持続的な発展と平和に向けて」

カンボジアは今年10月23日、国際化したカンボジア紛争に終止符を打った「パリ和平協定」の締結から20周年を迎えます。この間、カンボジアの国家と社会、そして人々の生活は大きな変化を遂げました。とくに2000年代以降、同国では政治的安定のもとで経済活動が多面的な展開をみせ、急速な経済成長が続いています。
しかしその一方で、貧富の格差の拡大や土地問題の急増など、新たな紛争と社会の分裂を誘発しかねない、経済開発の負の側面が顕在化しています。

こうした開発下にあるカンボジアの現状を、どのように理解すればよいのでしょうか。
また、持続的な発展と平和という観点からみた場合、カンボジアはどのような方向へ向かっているのでしょうか。

本シンポジウムでは、中堅・若手のカンボジア研究者とNGO職員が、過去20年間のカンボジアの変化と現状を、コミュニティーを基礎としたミクロ・レベルの視点と、マクロ・レベルの政治・経済の視点から検証し、持続的な発展と平和の実現に向けた諸課題について議論します。

■日時:2011年10月15日(土) 14時~18時(開場:13:30)

■場所:東京大学駒場キャンパス 18号館ホール

■定員:150名

■資料代:一般:700円/カンボジア市民フォーラム会員・学生:500円

■参加申込:事前申込制。お申し込みは専用フォームhttp://www.pefocj.org/) にて受け付けております。

■会場へのアクセス:京王井の頭線「駒場東大前」駅から徒歩1分

■お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:山田裕史・貝塚乃梨子)
E-mail:pefocj[atmark]hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519

■主催:
・東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
・カンボジア市民フォーラム
・東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構 持続的平和研究センター

■後援:
・日本学術振興会・科学研究費補助金・新学術領域研究「国連の平和活動とビジネス: 紛争、人の移動とガバナンスを軸として」(平成21~23年度、研究代表者:佐藤安信)
・東京大学寄付講座「難民移民(法学館)」 
・(特活)ADP委員会(予定)

■報告者兼パネリスト
・小林 知:京都大学東南アジア研究所助教
・坂野 一生:神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程/カンボジア市民フォーラム世話人
・佐藤 奈穂:京都大学東南アジア研究所研究員
・ンガウ・ペンホイ:名古屋大学大学院国際開発研究科助教
・山田 裕史:東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構 持続的平和研究センター研究員/カンボジア市民フォーラム事務局長

■パネリスト
・本木 恵介:(特活)かものはしプロジェクト共同代表
・山崎 勝:(特活)日本国際ボランティアセンターカンボジア事業担当/カンボジア市民フォーラム世話人

■プログラム
・開会の辞 14:00~14:05

・趣旨説明 14:05~14:15

・第1部 
‐報告1 14:15~14:30
‐報告2 14:30~14:45
‐報告3 14:45~15:00
‐報告4 15:00~15:15
‐報告5 15:15~15:30
‐質疑応答 15:30~15:50

・休憩 15:50~16:00

・第2部
‐パネルディスカッション 16:00~17:25
‐質疑応答 17:25~17:55

・閉会の辞 17:55~18:00