ポーサット州の農村漁村の変化に関する特集が、京都大学東南アジア地域研究研究所から刊行されている『東南アジア研究』に掲載されました。
「特集 カンボジア南西部ポーサット州農山漁村の変貌ー資源、コネクティビティ、市場経済」(『東南アジア研究』59巻1号)
以下の5本の論文が、PDFでダウンロードできます。
https://kyoto-seas.org/ja/2021/07/tounan-ajia-kenkyu-59-1/
1)生業からみた開発体制下のカンボジアの農村変容ーポーサット州での広域調査にもとづく一考察(小林知)
2)カンボジア・ポーサット州における農業の変化とそのメカニズムー未利用資源の活用と外部からの資金調達(矢倉研二郎)
3)カンボジアにおける灌漑導入が稲作の栽培と生産性に与える影響ーポーサット州における隣接する地区の比較に基づく検討(高堂泰輔他)
4)21世紀の開拓移住によるカンボジア南西部山地の変容ー移住者による農地拡大過程に関するリモートセンシング分析(星川圭介他)
5)カンボジア西部カルダモン産地の地域史にみる「禁忌の森」の伐採と焼畑休閑地の権利(石橋弘之)