Saturday, October 29
19:00
Changing the World on Vacation (doc)
@ Meta House
META VOLUNTEER PARTY: “CHANGING THE WORLD ON VACATION”
Volunteering is generally considered an altruistic activity, intended to promote good or improve human quality of life, but people also volunteer for their own skill development, to meet others and to have fun.
Daniela Kon's debut documentary CHANGING THE WORLD ON VACATION: NGO VOLUNTEERS AND THE POLITICS OF COMPASSION (2008, 87 mins) is inspired by her own experiences volunteering with NGO's in Thailand, India, and Cambodia.
She investigates the moral complexity of development work and the personal and political boundaries of sustainability.
Not only volunteers are invited tonight for our "Volunteer Party" with DJ after screening. Free Admission!
2011年10月28日
10/29 Acting Together on the World Stages @ Bophana
Saturday, October 29 - 4pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Acting Together on the World Stages: Performing and the Creative transformation of Conflict
Copyrights: Cynthia E. Cohen and Allison Lund, 58 min, 2011, English Version with English Subtitles
A feature-length Documentary, "Acting Together on the World Stage" features 18 stories and clips of performances that enact resistance to abuses of power, re-humanization of former adversaries, and reconciliation in the aftermath of violence.
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Acting Together on the World Stages: Performing and the Creative transformation of Conflict
Copyrights: Cynthia E. Cohen and Allison Lund, 58 min, 2011, English Version with English Subtitles
A feature-length Documentary, "Acting Together on the World Stage" features 18 stories and clips of performances that enact resistance to abuses of power, re-humanization of former adversaries, and reconciliation in the aftermath of violence.
SVA、タイ・カンボジア大規模水害、被災者救援
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区/以下SVA)の事業対象国である、タイとカンボジアが大規模な水害被害に見舞われています。それに伴い、被災者救援を開始します。
■タイの首都バンコクに迫る洪水
今年の7月からタイ北部などで豪雨が降った影響でタイは、過去50年で最悪の大洪水に襲われて深刻な被害が出ています。タイ政府の10月18日の発表によると、全国で3分の1に当たる23県が冠水。これまでに307人が死亡。被災した家屋は、270万を超えています。被災者は、全国で800万人が被災。タイ北部で降った雨がチャオプラヤー川を南下して、中部タイのアユタヤーを中心に拡大しバンコクに一部にも浸水しています。
洪水の被害は、さらに拡大し続けて首都バンコクまで迫り、19日には、スクムパン・バンコク都知事は、7つの地区の住民に対して所持品を高い場所へ移すよう注意を呼びかけました。タイの主要な工業団地6カ所も既に冠水し工場が操業停止し甚大な被害。10,368の工場等が閉鎖し、352,025人が一時解雇や失業の危機に面しています。今後も大雨が降り続く見通しで、10月末の海の大潮と重なり被害の一層の拡大が警告されています。
■カンボジアのアクセスが閉ざされた農村
カンボジアでも、2000年以来といわれる今年の洪水では、およそ27万世帯が被災、死者200人以上といわれています。
特に地方都市部の農村地域においては、稲作地および農作地が冠水し、大打撃を受けています。洪水によりアクセスが閉ざされた村々の中には、1か月以上取り残され、明日の食糧もままならない状態の村もあります。
■弱者に目を向けた活動を行っていきます
タイでは、アユタヤー県、パトンタニー県、バンコク近郊の県、バンコク都の、洪水被災地域とその中にある避難所に、緊急救援セットを配布していきます。緊急セットには、タオル(大と小)、インスタントラーメン、インスタントお粥、ライター、懐中電灯、蚊取線香、生理用品、家庭用常備薬セットを入れています。また子ども、病人、障がい者、高齢者、ミャンマー人等の移民労働者等で援助が届き難い社会的弱者に目を向けてまいります。
カンボジアは、シエムリアップ州の農村部を中心に、食料品の配布を行います。
1日も早い生活復興のため、皆さまのお力添えをお願いいたします
カードでの募金受付はコチラ
募金受付の郵便振替口座
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
※通信欄に「タイ、カンボジア洪水支援」とご記入ください
口座番号:00150-9-61724
※郵便局からの振り込み手数料は免除されます
お問い合わせ
(公社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 担当:鎌倉
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F
TEL:03-5360-1233
FAX:03-5360-1220
URL:http://www.sva.or.jp/
E-mail:pr[atmark]sva.or.jp
■タイの首都バンコクに迫る洪水
今年の7月からタイ北部などで豪雨が降った影響でタイは、過去50年で最悪の大洪水に襲われて深刻な被害が出ています。タイ政府の10月18日の発表によると、全国で3分の1に当たる23県が冠水。これまでに307人が死亡。被災した家屋は、270万を超えています。被災者は、全国で800万人が被災。タイ北部で降った雨がチャオプラヤー川を南下して、中部タイのアユタヤーを中心に拡大しバンコクに一部にも浸水しています。
洪水の被害は、さらに拡大し続けて首都バンコクまで迫り、19日には、スクムパン・バンコク都知事は、7つの地区の住民に対して所持品を高い場所へ移すよう注意を呼びかけました。タイの主要な工業団地6カ所も既に冠水し工場が操業停止し甚大な被害。10,368の工場等が閉鎖し、352,025人が一時解雇や失業の危機に面しています。今後も大雨が降り続く見通しで、10月末の海の大潮と重なり被害の一層の拡大が警告されています。
■カンボジアのアクセスが閉ざされた農村
カンボジアでも、2000年以来といわれる今年の洪水では、およそ27万世帯が被災、死者200人以上といわれています。
特に地方都市部の農村地域においては、稲作地および農作地が冠水し、大打撃を受けています。洪水によりアクセスが閉ざされた村々の中には、1か月以上取り残され、明日の食糧もままならない状態の村もあります。
■弱者に目を向けた活動を行っていきます
タイでは、アユタヤー県、パトンタニー県、バンコク近郊の県、バンコク都の、洪水被災地域とその中にある避難所に、緊急救援セットを配布していきます。緊急セットには、タオル(大と小)、インスタントラーメン、インスタントお粥、ライター、懐中電灯、蚊取線香、生理用品、家庭用常備薬セットを入れています。また子ども、病人、障がい者、高齢者、ミャンマー人等の移民労働者等で援助が届き難い社会的弱者に目を向けてまいります。
カンボジアは、シエムリアップ州の農村部を中心に、食料品の配布を行います。
1日も早い生活復興のため、皆さまのお力添えをお願いいたします
カードでの募金受付はコチラ
募金受付の郵便振替口座
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
※通信欄に「タイ、カンボジア洪水支援」とご記入ください
口座番号:00150-9-61724
※郵便局からの振り込み手数料は免除されます
お問い合わせ
(公社)シャンティ国際ボランティア会(SVA)東京事務所 担当:鎌倉
〒160-0015 東京都新宿区大京町31慈母会館2・3F
TEL:03-5360-1233
FAX:03-5360-1220
URL:http://www.sva.or.jp/
E-mail:pr[atmark]sva.or.jp
2011年10月24日
11/11-13 日本国際政治学会2011年度研究大会
日本国際政治学会2011年度研究大会のご案内
初秋の候、会員各位におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、今年度の日本国際政治学会研究大会を下記の通り、つくば国際会議場にて開催いたします。
今回の大会の共通論題では、中国やインドといった新興国の台頭、トランスナショナルなイシューの重要性の高まりを受け、「権力移行(パワートランジション)」について討論が行われるほか、恒例の日韓合同部会では、日韓それぞれの地域主義に対する戦略について議論されます。また市民公開講座では、3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴う福島第一原子力発電所の事故によって引き起こされた危機を日本はいかに克服すべきかについて、原子力の専門家もパネリストに加え、最新の研究成果が、会員はもとより、一般市民にもわかりやすい形で提供されると期待しております。それでは皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
なお、会員のお手元にお届けしたプログラム冊子は8月18日現在の暫定的なものとなります。最新のプログラムは下記 のPDF版にてご確認ください。
2011年9月1日
財団法人日本国際政治学会理事長
古城佳子
****************************************
日 程
2011年11月11日(金)から11月13日(日)
会 場
つくば国際会議場
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3
電話: 029-861-0001 FAX: 029-861-1209
URL: http://www.epochal.or.jp
参 加 申 込
事前登録のお申し込みは10月9日で終了しました。
研究大会期間中の参加申し込みは11月11日12時半から会場にて受け付けております。
大会参加費について
〇一般会員・・・3000 円/学生会員・・・無料
〇非会員 一般 3000円/学生 1000円 (ただし市民公開講座のみの参加は無料)
〇名誉理事・・・参加費・懇親会費・弁当代ともに無料
研究大会プログラム
部会プログラム(2011bukai0913.pdf(317kb))
分科会プログラム(2011bunkakai1002.pdf(528kb))
[11/12、部会8にカンボジアに関する発表があります]
初秋の候、会員各位におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、今年度の日本国際政治学会研究大会を下記の通り、つくば国際会議場にて開催いたします。
今回の大会の共通論題では、中国やインドといった新興国の台頭、トランスナショナルなイシューの重要性の高まりを受け、「権力移行(パワートランジション)」について討論が行われるほか、恒例の日韓合同部会では、日韓それぞれの地域主義に対する戦略について議論されます。また市民公開講座では、3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴う福島第一原子力発電所の事故によって引き起こされた危機を日本はいかに克服すべきかについて、原子力の専門家もパネリストに加え、最新の研究成果が、会員はもとより、一般市民にもわかりやすい形で提供されると期待しております。それでは皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
なお、会員のお手元にお届けしたプログラム冊子は8月18日現在の暫定的なものとなります。最新のプログラムは下記 のPDF版にてご確認ください。
2011年9月1日
財団法人日本国際政治学会理事長
古城佳子
****************************************
日 程
2011年11月11日(金)から11月13日(日)
会 場
つくば国際会議場
〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-20-3
電話: 029-861-0001 FAX: 029-861-1209
URL: http://www.epochal.or.jp
参 加 申 込
事前登録のお申し込みは10月9日で終了しました。
研究大会期間中の参加申し込みは11月11日12時半から会場にて受け付けております。
大会参加費について
〇一般会員・・・3000 円/学生会員・・・無料
〇非会員 一般 3000円/学生 1000円 (ただし市民公開講座のみの参加は無料)
〇名誉理事・・・参加費・懇親会費・弁当代ともに無料
研究大会プログラム
部会プログラム(2011bukai0913.pdf(317kb))
分科会プログラム(2011bunkakai1002.pdf(528kb))
[11/12、部会8にカンボジアに関する発表があります]
2011年10月21日
11/13 関東教育学会、第59回大会
関東教育学会
The Kanto Educational Research Society
第59回大会プログラム
2011年11月13日(日)
□参加要領
1.受 付 午前9時00分開始
(東京学芸大学S棟1階 受付にて)
2.発表要項 研究発表:
個人/20分、質疑5分
複数/ 40分、質疑10分
(発表に対する全体討論は、発表終了後に行います。)
3.参 加 費 会員2,000円、院生会員1,000円、臨時参加2,000円、(シンポジウムのみは無料)
4.懇親会費 会員3,500円、院生会員2,500円、臨時参加3,500円
5.会員控室 S棟 S201教室
6.昼 食 控え室、分科会室をご利用下さい。
(なお、お弁当をご希望の方は事前に申込みください)
□会 場
大会会場 東京学芸大学 小金井キャンパス 南講義棟1 階2 階
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 電話042-329-7777(開催時まで)
E-mail kantou59kai[atmark]yahoo.co.jp
プログラム(PDF)はこちら
The Kanto Educational Research Society
第59回大会プログラム
2011年11月13日(日)
□参加要領
1.受 付 午前9時00分開始
(東京学芸大学S棟1階 受付にて)
2.発表要項 研究発表:
個人/20分、質疑5分
複数/ 40分、質疑10分
(発表に対する全体討論は、発表終了後に行います。)
3.参 加 費 会員2,000円、院生会員1,000円、臨時参加2,000円、(シンポジウムのみは無料)
4.懇親会費 会員3,500円、院生会員2,500円、臨時参加3,500円
5.会員控室 S棟 S201教室
6.昼 食 控え室、分科会室をご利用下さい。
(なお、お弁当をご希望の方は事前に申込みください)
□会 場
大会会場 東京学芸大学 小金井キャンパス 南講義棟1 階2 階
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 電話042-329-7777(開催時まで)
E-mail kantou59kai[atmark]yahoo.co.jp
プログラム(PDF)はこちら
2011年10月20日
10/22 Money or Blood @ Bophana
Saturday, October 22 - 4pm
Money or Blood
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Directed by Georges Gachot, 68 min,2004, English Version with English Subtitles
Money or Blood shows the clash of two health systems built on the conflicting philosophies. For the first time, camera takes us inside the Cambodian public service (supported by international organization) and enables the concrete comparison to be made. The film brings impassioned debate between the worlds into open and casts new light on…
Money or Blood
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Directed by Georges Gachot, 68 min,2004, English Version with English Subtitles
Money or Blood shows the clash of two health systems built on the conflicting philosophies. For the first time, camera takes us inside the Cambodian public service (supported by international organization) and enables the concrete comparison to be made. The film brings impassioned debate between the worlds into open and casts new light on…
10/22 Housing Rights Task Force: Eviction Free Phnom Penh @ Meta House
Saturday, October 22
18:00
Housing Rights Task Force: Eviction Free Phnom Penh
@ Meta House
The single most egregious violation of housing rights is the unacceptable and often violent practice of forced evictions. The Cambodian NGO "Housing Rights Task Force" (HRTF) states that "over 10 percent of Phnom Penh's inhabitants have been evicted in the past two decades." As land prices have soared, 150,000 people have found themselves without home. What are the underlying causes for this situation?
HRTF invites you to join activists, filmmakers, and photographers in exploring the structural factors that lie behind the systematic violation of land and housing rights and join the call for making Phnom Penh an "Eviction Free Zone."
Free admission!
18:00
Housing Rights Task Force: Eviction Free Phnom Penh
@ Meta House
The single most egregious violation of housing rights is the unacceptable and often violent practice of forced evictions. The Cambodian NGO "Housing Rights Task Force" (HRTF) states that "over 10 percent of Phnom Penh's inhabitants have been evicted in the past two decades." As land prices have soared, 150,000 people have found themselves without home. What are the underlying causes for this situation?
HRTF invites you to join activists, filmmakers, and photographers in exploring the structural factors that lie behind the systematic violation of land and housing rights and join the call for making Phnom Penh an "Eviction Free Zone."
Free admission!
10/16-23 第1回カンボジア写真展
カンボジアというとみなさんはどのようなことをイメージされるでしょうか? すぐに思い浮かぶのは、ポルポト派による大虐殺、貧困、ユネスコの世界遺産に登録されたアンコール遺跡群などではないでしょうか。
今回の写真展では、日本人にあまり知られていないカンボジアの農村を中心とした日常生活の一端をご紹介します。
チラシ(PDF)はこちら
[開催期間]2011年10月16日(日)~10月23日(日)
9:30~16:00
[会場]社会福祉法人カメリア会1階
東京都江東区亀戸3-36-13
03-5836-2311
[交通]各路線の押上駅より徒歩10分
[入場料]無料
[主催]クマエ友の会
[後援]社会福祉法人カメリア会特別養護老人ホーム
[協力]在日カンボジア留学生協会
今回の写真展では、日本人にあまり知られていないカンボジアの農村を中心とした日常生活の一端をご紹介します。
チラシ(PDF)はこちら
[開催期間]2011年10月16日(日)~10月23日(日)
9:30~16:00
[会場]社会福祉法人カメリア会1階
東京都江東区亀戸3-36-13
03-5836-2311
[交通]各路線の押上駅より徒歩10分
[入場料]無料
[主催]クマエ友の会
[後援]社会福祉法人カメリア会特別養護老人ホーム
[協力]在日カンボジア留学生協会
2011年10月18日
11/12 第57回東南アジア彫刻史研究会
科学研究費補助金研究班「南アジアおよび東南アジアにおけるデーヴァラージャ信仰とその造形に関する基礎的研究」(研究代表者肥塚隆)の研究会を 次の通り開催いたします。一般の方々にも公開していますので、興味のある方にお知らせいただければ幸いです。
今回は、原田さんと小野さんのタイ調査の報告と、久保さんの研究発表を予定しています。多く の方々のご参加をお待ちいたします。
日 時:2011年11月12(土)13:30~17:30
会 場:大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫 英女子短期大学) 5号館1階第2会議室 アクセスは、末尾をご覧ください。
報 告者:原田あゆみ(九州国立博物館)
題 目:シーテープ出土の彫刻
報 告者:小野邦彦(サイバー大学)
題 目:東北タイのクメール寺院建築調査報告
報告者:久保真紀子(日本学術振興会特別研究員)
題 目:プ レア・カーン(アンコール)の出入口に施された装飾について
概 要:プレア・カーン(アンコール)は、ジャヤヴァルマン7世が1191年 に創建した寺院の遺跡といわれている。寺院内各施設の外観には様々な装飾が施され、特に出入口には神話の場面や神像が浮彫されてい る。本 研究ではそれら出入口に施された装飾の主題を同定し、伽藍全体における出入口装飾の配置構成を明らかにする。さらに、その配置構成をこの 遺跡で発見された碑文に記された神像の配置構成と比較し、両者の整合性を検証する。
【問合せ先】
〒566-8501大阪府摂津市正雀1-4-1
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学 橋本康子
TEL:06-6383-6441(代表)
FAX:06-6383-6472
E-mail :takashikzk[atmark]mva.biglobe.ne.jp(肥 塚 隆)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
【大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)へのアクセス 】
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学のホームページhttp://www.ohs.ac.jp /access/あるいはhttp://www.ohs.ac.jp/access/をご覧ください。
新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ 目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです。
ホームページの地図をご参照ください。
岸辺駅出口左前方のフレンドマート(平和堂)横を直進し、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折し南東に進み、阪急正雀 駅の地下道を通って(または2階通路を経て)反対側へ出て、十三(じゅうそう)信用金庫前の薫英女学院中学高校の生徒通用門からお入りください 。JR 岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅から は、徒歩約7分です。
今回は、原田さんと小野さんのタイ調査の報告と、久保さんの研究発表を予定しています。多く の方々のご参加をお待ちいたします。
日 時:2011年11月12(土)13:30~17:30
会 場:大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫 英女子短期大学) 5号館1階第2会議室 アクセスは、末尾をご覧ください。
報 告者:原田あゆみ(九州国立博物館)
題 目:シーテープ出土の彫刻
報 告者:小野邦彦(サイバー大学)
題 目:東北タイのクメール寺院建築調査報告
報告者:久保真紀子(日本学術振興会特別研究員)
題 目:プ レア・カーン(アンコール)の出入口に施された装飾について
概 要:プレア・カーン(アンコール)は、ジャヤヴァルマン7世が1191年 に創建した寺院の遺跡といわれている。寺院内各施設の外観には様々な装飾が施され、特に出入口には神話の場面や神像が浮彫されてい る。本 研究ではそれら出入口に施された装飾の主題を同定し、伽藍全体における出入口装飾の配置構成を明らかにする。さらに、その配置構成をこの 遺跡で発見された碑文に記された神像の配置構成と比較し、両者の整合性を検証する。
【問合せ先】
〒566-8501大阪府摂津市正雀1-4-1
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学 橋本康子
TEL:06-6383-6441(代表)
FAX:06-6383-6472
E-mail :takashikzk[atmark]mva.biglobe.ne.jp(肥 塚 隆)
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
【大阪人間科学大学正雀学舎(大阪薫英女子短期大学)へのアクセス 】
大阪人間科学大学/大阪薫英女子短期大学のホームページhttp://www.ohs.ac.jp /access/あるいはhttp://www.ohs.ac.jp/access/をご覧ください。
新大阪からなら、JR在来線各駅停車で京都方面へ3つ 目の岸辺で下車してください。出口は南東側の1か所のみです。
ホームページの地図をご参照ください。
岸辺駅出口左前方のフレンドマート(平和堂)横を直進し、その角を左折して北東に進み、突き当たり(阪急正雀工場)を右折し南東に進み、阪急正雀 駅の地下道を通って(または2階通路を経て)反対側へ出て、十三(じゅうそう)信用金庫前の薫英女学院中学高校の生徒通用門からお入りください 。JR 岸辺駅から徒歩約15分、ゆっくり歩いても20分以内です。阪急正雀駅から は、徒歩約7分です。
2011年10月14日
10/29 国際シンポジウム「国民と民族のはざま―創造される「クメール」民族―」@上智大学
上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科では「大学院生・次世代研究者ワークショップ/シンポジウム」と題した企画の一環として、大学院生が企画した国際シンポジウムを開催する運びとなりましたのでご連絡させていただきます。
本シンポジウムは、研究者はもちろん、学部生、院生、一般の方々で東南アジア地域に関心のある方、「国民」や「民族」という問題に関心がある方の来場を歓迎いたしております。
事前予約不要、入場無料です。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場くださいますようお願いいたします。
<上智大学大学院・グローバルスタディーズ研究科主催>
国際シンポジウム
「国民と民族のはざま―創造される「クメール」民族―」
http://www.info.sophia.ac.jp/gsgs/jp/workshops_and_symposia/2011/symposium.html
【講演者】
・塩川 伸明 氏(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
「エスニシティとネイション形成」
・Pichet Saiphan 氏(Thammasat University, Faculty of Sociology&
Anthropology)
「Ethnicity and National Identity: Being Khmer outside Cambodia」
*逐次通訳あり
【コメンテーター】
・伊藤 正子 氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科 准教授)
・岩下 明裕 氏(北海道大学大学院文学研究科・文学部 教授)
【報告者】
・貝塚 乃梨子(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 博士前期課程2年)
「カンボジアの公教育に見る国民と「クメール」: 初等社会科教育を中心に」
・櫻田 智恵 (上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 博士前期課程2年)
「現タイ国王プミポンによる地方行幸と「チャート(国民・民族)」形成」
・伊藤 未帆 (日本学術振興会 特別研究員)
「創る「民族」、超える「民族」:ベトナムにおける少数民族政策と人々の選択」
【日時・会場】
2011年10月29日(土)12時00分~18時00分(11時30分 開場)
上智大学(四ツ谷キャンパス)中央図書館8階 L-821
当日の会場までのアクセスは下記URLでご確認ください。
尚、当日は休日のため正門(土手沿い)のみの開門となります。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
本シンポジウムの問い合わせ先
⇒ 櫻田 智恵 (c_sakurada[atmark]hoffman.cc.sophia.ac.jp)
*詳細は、研究科HP(下記URL)をご覧ください。
http://www.info.sophia.ac.jp/gsgs/jp/workshops_and_symposia/2011/symposium.html
本シンポジウムは、研究者はもちろん、学部生、院生、一般の方々で東南アジア地域に関心のある方、「国民」や「民族」という問題に関心がある方の来場を歓迎いたしております。
事前予約不要、入場無料です。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場くださいますようお願いいたします。
<上智大学大学院・グローバルスタディーズ研究科主催>
国際シンポジウム
「国民と民族のはざま―創造される「クメール」民族―」
http://www.info.sophia.ac.jp/gsgs/jp/workshops_and_symposia/2011/symposium.html
【講演者】
・塩川 伸明 氏(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
「エスニシティとネイション形成」
・Pichet Saiphan 氏(Thammasat University, Faculty of Sociology&
Anthropology)
「Ethnicity and National Identity: Being Khmer outside Cambodia」
*逐次通訳あり
【コメンテーター】
・伊藤 正子 氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科 准教授)
・岩下 明裕 氏(北海道大学大学院文学研究科・文学部 教授)
【報告者】
・貝塚 乃梨子(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 博士前期課程2年)
「カンボジアの公教育に見る国民と「クメール」: 初等社会科教育を中心に」
・櫻田 智恵 (上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 博士前期課程2年)
「現タイ国王プミポンによる地方行幸と「チャート(国民・民族)」形成」
・伊藤 未帆 (日本学術振興会 特別研究員)
「創る「民族」、超える「民族」:ベトナムにおける少数民族政策と人々の選択」
【日時・会場】
2011年10月29日(土)12時00分~18時00分(11時30分 開場)
上智大学(四ツ谷キャンパス)中央図書館8階 L-821
当日の会場までのアクセスは下記URLでご確認ください。
尚、当日は休日のため正門(土手沿い)のみの開門となります。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
本シンポジウムの問い合わせ先
⇒ 櫻田 智恵 (c_sakurada[atmark]hoffman.cc.sophia.ac.jp)
*詳細は、研究科HP(下記URL)をご覧ください。
http://www.info.sophia.ac.jp/gsgs/jp/workshops_and_symposia/2011/symposium.html
10/15 Behind The Gate @ Bophana
Saturday, October 15 - 4pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Behind The Gate
Directed by Jean Baronnet, 52 min, 2003, Khmer Version (French Version is available at Bophana database)
"Behind The Gate" portraits the history of François Bizot who was arrested by the Khmer Rouge in 1971 and released after three months of imprisonment, thanks to the complex bonds that he had forged with Duch, the camp commander.
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Behind The Gate
Directed by Jean Baronnet, 52 min, 2003, Khmer Version (French Version is available at Bophana database)
"Behind The Gate" portraits the history of François Bizot who was arrested by the Khmer Rouge in 1971 and released after three months of imprisonment, thanks to the complex bonds that he had forged with Duch, the camp commander.
2011年10月12日
10/26 シンポジウム「東南アジアの難民と人の移動:カンボジアとビルマを事例に」@上智大学
上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻では、学部生、院生、一般市民を対象に、下記の通り、東南アジア地域研究に関するシンポジウムを開催することになりました。大学院で地域研究を学びたい方、すでに学んでいる方、本テーマにご関心のある方の来場を歓迎いたします。事前予約不要、入場無料です。
<上智大学大学院・グローバルスタディーズ研究科・地域研究専攻主催>
シンポジウム
「東南アジアの難民と人の移動―カンボジアとビルマを事例に」
2011年10月26日(水)17時30分~19時30分
上智大学(四ツ谷キャンパス)中央図書館9階 L-921 会議室
第一部 カンボジア
「経済開発にともなう難民と国内避難民―カンボジアの新たなる紛争」
山田裕史 (東京大学特別研究員、上智大学大学院地域研究専攻修了、博士、現代カンボジア史)
「世界遺産アンコールの保全と開発の20年―土地と人」
丸井雅子 (上智大学准教授、カンボジア研究、東南アジア考古学、文化遺産研究)
第二部 ビルマ(ミャンマー)
「難民流出大国ビルマ―その現状」
秋元由紀 (上智大学非常勤講師、ビルマ情報ネットワーク職員)
「ビルマにおける難民流出の歴史的背景を考える」
根本 敬 (上智大学教授、ビルマ近現代史)
当日の会場までのアクセスは下記URLでご確認ください。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
本シンポジウムの問い合わせ先
⇒ 根本 敬 (kei-n[atmark]sophia.ac.jp)
<上智大学大学院・グローバルスタディーズ研究科・地域研究専攻主催>
シンポジウム
「東南アジアの難民と人の移動―カンボジアとビルマを事例に」
2011年10月26日(水)17時30分~19時30分
上智大学(四ツ谷キャンパス)中央図書館9階 L-921 会議室
第一部 カンボジア
「経済開発にともなう難民と国内避難民―カンボジアの新たなる紛争」
山田裕史 (東京大学特別研究員、上智大学大学院地域研究専攻修了、博士、現代カンボジア史)
「世界遺産アンコールの保全と開発の20年―土地と人」
丸井雅子 (上智大学准教授、カンボジア研究、東南アジア考古学、文化遺産研究)
第二部 ビルマ(ミャンマー)
「難民流出大国ビルマ―その現状」
秋元由紀 (上智大学非常勤講師、ビルマ情報ネットワーク職員)
「ビルマにおける難民流出の歴史的背景を考える」
根本 敬 (上智大学教授、ビルマ近現代史)
当日の会場までのアクセスは下記URLでご確認ください。
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
本シンポジウムの問い合わせ先
⇒ 根本 敬 (kei-n[atmark]sophia.ac.jp)
2011年10月11日
11/9 カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所共催、2011年度カンボジア連続セミナー(第6回)「拡大するカンボジアの高等教育システム」
カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所共催
2011年度カンボジア連続セミナー(第6回)
拡大するカンボジアの高等教育システム
-大学における人材育成のあり方について考える-
近年、順調な経済成長を続けるカンボジアにおいて、高度な知識やスキルを身につけた人材を育成することの重要性が高まっています。そうした社会的な要請に応えるように、カンボジアの高等教育システムも急速な拡大を続けています。とりわけ、1997年に私立大学の設置が認められて以降、数多くの私立大学が設立されて、高等教育の機会を求める若者たちの需要に応えてきました。
しかしながら、多くの高等教育機関で実施されている教育の質は必ずしも適切な水準にあるとはいえず、提供されるプログラムの内容も一部の専門分野に偏っているなど、さまざまな問題を抱えていることも事実です。
このような状況を踏まえ、本セミナーではカンボジアでの国際教育協力に取り組まれている北村友人氏を講師にお招きし、過去30年間にわたるカンボジアの高等教育システムの発展過程を振り返るとともに、今日の大学が直面する諸課題についてお話いただきます。そのうえで、現在のカンボジアで求められている人材育成のあり方について考えます。
講師:北村 友人氏(上智大学総合人間科学部 准教授)
日時:11月9日(水)18:30~20:00(18:00開場)
場所:上智大学12号館201教室
定員:90名
参加申込:事前申込制。お申し込みは専用フォームにて受け付けております。
資料代:一般:700円、カンボジア市民フォーラム会員および学生:500円
会場へのアクセス:JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩3分
お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:山田・貝塚)
E-mail:pefocj[atmark]hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519
2011年度カンボジア連続セミナー(第6回)
拡大するカンボジアの高等教育システム
-大学における人材育成のあり方について考える-
近年、順調な経済成長を続けるカンボジアにおいて、高度な知識やスキルを身につけた人材を育成することの重要性が高まっています。そうした社会的な要請に応えるように、カンボジアの高等教育システムも急速な拡大を続けています。とりわけ、1997年に私立大学の設置が認められて以降、数多くの私立大学が設立されて、高等教育の機会を求める若者たちの需要に応えてきました。
しかしながら、多くの高等教育機関で実施されている教育の質は必ずしも適切な水準にあるとはいえず、提供されるプログラムの内容も一部の専門分野に偏っているなど、さまざまな問題を抱えていることも事実です。
このような状況を踏まえ、本セミナーではカンボジアでの国際教育協力に取り組まれている北村友人氏を講師にお招きし、過去30年間にわたるカンボジアの高等教育システムの発展過程を振り返るとともに、今日の大学が直面する諸課題についてお話いただきます。そのうえで、現在のカンボジアで求められている人材育成のあり方について考えます。
講師:北村 友人氏(上智大学総合人間科学部 准教授)
日時:11月9日(水)18:30~20:00(18:00開場)
場所:上智大学12号館201教室
定員:90名
参加申込:事前申込制。お申し込みは専用フォームにて受け付けております。
資料代:一般:700円、カンボジア市民フォーラム会員および学生:500円
会場へのアクセス:JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩3分
お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:山田・貝塚)
E-mail:pefocj[atmark]hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519
2011年10月10日
10/22 第4回、東南アジア歴史研究会
日時:10月22日(土) 9時30分~12時00分
場所:東京外国語大学本郷サテライト5階セミナースペース(同日・場所の午後、東南アジア学会関東例会が開催されます。)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
講読箇所
Chapitre premier: LE PAYS ET LES HABITANTS (4. Esquisse ethnologique)
Chapitre II: L' HINDOUISATION
[George Coedès. 1944. HISTOIRE ANCIENNE DES ETATS HINDOUISES, Hanoi (George Coedès. 1968. The Indianized States of Southeast Asia, Honolulu)]
インストラクター:佐藤恵子(Chapitre premier),栗原麻那美(Chapitre II)
この研究会では、主として19世紀以前の東南アジア史を、テキストを通じて学ぶことをねらいとしており、現在は、上記しましたように、ジョルジュ・セデスの文献を購読しています。学部生でこれから歴史を学びたいと思っている方、また東南アジア非学会員であっても全く構いません。東南アジア史に興味のある方であれば、どなたでも参加できますので、参加を希望する方は、佐藤恵子ke_bluye116[atmark]yahoo.co.jp までご連絡ください。
場所:東京外国語大学本郷サテライト5階セミナースペース(同日・場所の午後、東南アジア学会関東例会が開催されます。)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
講読箇所
Chapitre premier: LE PAYS ET LES HABITANTS (4. Esquisse ethnologique)
Chapitre II: L' HINDOUISATION
[George Coedès. 1944. HISTOIRE ANCIENNE DES ETATS HINDOUISES, Hanoi (George Coedès. 1968. The Indianized States of Southeast Asia, Honolulu)]
インストラクター:佐藤恵子(Chapitre premier),栗原麻那美(Chapitre II)
この研究会では、主として19世紀以前の東南アジア史を、テキストを通じて学ぶことをねらいとしており、現在は、上記しましたように、ジョルジュ・セデスの文献を購読しています。学部生でこれから歴史を学びたいと思っている方、また東南アジア非学会員であっても全く構いません。東南アジア史に興味のある方であれば、どなたでも参加できますので、参加を希望する方は、佐藤恵子ke_bluye116[atmark]yahoo.co.jp までご連絡ください。
2011年10月7日
10/23 仙人の会10月例会
2011年 仙人の会10月例会発表
日時:10月23日(日) 14:00~18:00
場所:法政大学大学院棟 6階601号室
JR中央線・地下鉄南北線飯田橋あるいは市ヶ谷駅または JR中央線・地下鉄南北線/有楽町線/東西線飯田橋駅下車、徒歩約10分
現地へのアクセスについては、こちらをご覧ください。
交通アクセス(市ケ谷)(Copyright (c) Hosei University)
キャンパスマップ(市ヶ谷)(Copyright (c) Hosei University)
発表者(1):松井 生子氏(国立民族学博物館外来研究員)
発表題目
在カンボジア・ベトナム人の社会関係と祖先祭祀
要旨
本報告は在カンボジア・ベトナム人の祖先祭祀の特徴を、彼らの社会関係との関連において考察することを主題とする。取り上げるのは、カンボジア東部に位置する村のベトナム人の事例である。彼らの多くはカンボジアに数世代にわたって生活してきた人々であり、1970年代の内戦時にはベトナムへの避難を経験している。
調査地のベトナム人は(大乗)仏教徒を自称するが、その宗教的実践は道教や儒教の要素を併せ持ち、最も重きが置かれるのは父系祖先の祭祀である。調査地とその周辺地域のベトナム人、およびベトナムへの避難後に彼地にとどまった彼らの親族には、細部においてバリエーションを持ちながら共有される祖先祭祀の実践のパターンが存在し、それらはカンボジアの多数派民族であるクメール人がおこなう上座仏教の実践との対比のもと、「ベトナム人がおこなうもの」として意味づけられている。
彼らの祖先祭祀においては香炉が死者を表象し、命日には香炉が置かれた家に親族が集う忌祭がおこなわれる。家譜が存在しない中、繰り返しおこなわれる忌祭は父系理念を支え、系譜や親族のつながりを確認する上で重要性を持つ。他方、祖先祭祀の実践は人々の関係を規定していくものであると同時に、ベトナム-カンボジア間の親族の分離や、母方・妻方親族との緊密な付き合いといった現実の状況に影響され、あるいは対応したものとなっている。
本報告では家族・親族関係に重点をおきつつ、ベトナム人同士のつながり、民族間関係を含めた社会関係の中で祖先祭祀が成立している様相について、そしてベトナムにおける研究で報告されている社会関係および祖先祭祀の事例と調査地の事例の連続性と非連続性について考えてみたい。
発表者(2):土肥 歩氏(東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻博士課程3年)
発表題目
広州郷村宣教団についての考察―宣教師はニュージーランドからやってきた―
要旨
19世紀以降の中国におけるキリスト教布教(本報告ではプロテスタント諸教派に限る)の実態について問われれば、列強との条約によって確認された内地布教権を足がかりに外国人宣教師が中国内地に足を踏み入れ、教育(婦女教育を含む)・医療・出版事業を通じて改宗者を増やしていった様子を誰しも想起するだろう。しかし、中国南部ではそうした活動に加えて、華僑・華人を通じた布教活動が行われた事実にも注意が払われねばならない。
本報告ではアレキサンダー・ドン(Alexander Don)によって先鞭をつけられ、ジョージ・マクニュール(George H. McNeur)らによって始動した「広州郷村宣教団」(Canton Villages Mission)の活動に考察を加える(考察対象年代は1880年代から1920年代を予定している)。オーストラリア出身のドンは1860年代のゴールド・ラッシュでニュージーランドへやってきた広東系中国人鉱山労働者に布教のチャンスを見いだす。しかし、中国人排斥の風潮が渦巻くニュージーランドでの活動が停滞し始めると、彼は広東系華僑の強い同族意識に目を向ける。すなわち、ドンは在ニュージーランド華僑の同一宗族を通じて中国での布教を画策したのである。この布教活動では華僑から手紙や資金を預かり、それを携えて広州へと赴くスタイルが採用された。この活動は彼に影響を受けたマクニュールらによって引き継がれる。
この議論を通じて、報告者はニュージーランドのダニーデン華僑と広東の南海・番禺の結びつきにはキリスト教会が介在していたことを指摘するとともに、「キリスト教の拡大」という文脈で語られがちなキリスト教布教の歴史に「便乗」した人々を描き出す。
※例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
日時:10月23日(日) 14:00~18:00
場所:法政大学大学院棟 6階601号室
JR中央線・地下鉄南北線飯田橋あるいは市ヶ谷駅または JR中央線・地下鉄南北線/有楽町線/東西線飯田橋駅下車、徒歩約10分
現地へのアクセスについては、こちらをご覧ください。
交通アクセス(市ケ谷)(Copyright (c) Hosei University)
キャンパスマップ(市ヶ谷)(Copyright (c) Hosei University)
発表者(1):松井 生子氏(国立民族学博物館外来研究員)
発表題目
在カンボジア・ベトナム人の社会関係と祖先祭祀
要旨
本報告は在カンボジア・ベトナム人の祖先祭祀の特徴を、彼らの社会関係との関連において考察することを主題とする。取り上げるのは、カンボジア東部に位置する村のベトナム人の事例である。彼らの多くはカンボジアに数世代にわたって生活してきた人々であり、1970年代の内戦時にはベトナムへの避難を経験している。
調査地のベトナム人は(大乗)仏教徒を自称するが、その宗教的実践は道教や儒教の要素を併せ持ち、最も重きが置かれるのは父系祖先の祭祀である。調査地とその周辺地域のベトナム人、およびベトナムへの避難後に彼地にとどまった彼らの親族には、細部においてバリエーションを持ちながら共有される祖先祭祀の実践のパターンが存在し、それらはカンボジアの多数派民族であるクメール人がおこなう上座仏教の実践との対比のもと、「ベトナム人がおこなうもの」として意味づけられている。
彼らの祖先祭祀においては香炉が死者を表象し、命日には香炉が置かれた家に親族が集う忌祭がおこなわれる。家譜が存在しない中、繰り返しおこなわれる忌祭は父系理念を支え、系譜や親族のつながりを確認する上で重要性を持つ。他方、祖先祭祀の実践は人々の関係を規定していくものであると同時に、ベトナム-カンボジア間の親族の分離や、母方・妻方親族との緊密な付き合いといった現実の状況に影響され、あるいは対応したものとなっている。
本報告では家族・親族関係に重点をおきつつ、ベトナム人同士のつながり、民族間関係を含めた社会関係の中で祖先祭祀が成立している様相について、そしてベトナムにおける研究で報告されている社会関係および祖先祭祀の事例と調査地の事例の連続性と非連続性について考えてみたい。
発表者(2):土肥 歩氏(東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻博士課程3年)
発表題目
広州郷村宣教団についての考察―宣教師はニュージーランドからやってきた―
要旨
19世紀以降の中国におけるキリスト教布教(本報告ではプロテスタント諸教派に限る)の実態について問われれば、列強との条約によって確認された内地布教権を足がかりに外国人宣教師が中国内地に足を踏み入れ、教育(婦女教育を含む)・医療・出版事業を通じて改宗者を増やしていった様子を誰しも想起するだろう。しかし、中国南部ではそうした活動に加えて、華僑・華人を通じた布教活動が行われた事実にも注意が払われねばならない。
本報告ではアレキサンダー・ドン(Alexander Don)によって先鞭をつけられ、ジョージ・マクニュール(George H. McNeur)らによって始動した「広州郷村宣教団」(Canton Villages Mission)の活動に考察を加える(考察対象年代は1880年代から1920年代を予定している)。オーストラリア出身のドンは1860年代のゴールド・ラッシュでニュージーランドへやってきた広東系中国人鉱山労働者に布教のチャンスを見いだす。しかし、中国人排斥の風潮が渦巻くニュージーランドでの活動が停滞し始めると、彼は広東系華僑の強い同族意識に目を向ける。すなわち、ドンは在ニュージーランド華僑の同一宗族を通じて中国での布教を画策したのである。この布教活動では華僑から手紙や資金を預かり、それを携えて広州へと赴くスタイルが採用された。この活動は彼に影響を受けたマクニュールらによって引き継がれる。
この議論を通じて、報告者はニュージーランドのダニーデン華僑と広東の南海・番禺の結びつきにはキリスト教会が介在していたことを指摘するとともに、「キリスト教の拡大」という文脈で語られがちなキリスト教布教の歴史に「便乗」した人々を描き出す。
※例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
2011年10月5日
10/9 "Young Tones of Bravery": Khmer Students' Performance @ Meta House
Cambodia has the youngest population in ASEAN with around 32 percent of the population being between 15 and 30 years of age.
Tonight's performance YOUNG TONES OF BRAVERY features students (between 18-25 years old) from the NGO "Cambodian Living Arts," the "Royal University of Fine Arts," and "Bright Hope Institute of Kampong Chhnang."
The idea is to give young students a platform to express themselves through art. In our Meta House gallery the audience will enjoy an entertaining mix of traditional and modern art from a young person's perspective, including live dance, music and readings of poetry and short stories in both English and Khmer.
Tonight's performance YOUNG TONES OF BRAVERY features students (between 18-25 years old) from the NGO "Cambodian Living Arts," the "Royal University of Fine Arts," and "Bright Hope Institute of Kampong Chhnang."
The idea is to give young students a platform to express themselves through art. In our Meta House gallery the audience will enjoy an entertaining mix of traditional and modern art from a young person's perspective, including live dance, music and readings of poetry and short stories in both English and Khmer.
10/8 Cyclo @ Bophana
Saturday, October 08 - 4pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Cyclo
Directed by Pov Sok, 23 min, 2011, Khmer Version with English Subtitles
Cyclo has been existed in Cambodia since the French colonization. Today, Cyclo becomes less interesting to the passengers than it was. This moving portrait reveals the story of the Cyclo and situation of the drivers.
@ Bophana Audiovisual Resource Center
Cyclo
Directed by Pov Sok, 23 min, 2011, Khmer Version with English Subtitles
Cyclo has been existed in Cambodia since the French colonization. Today, Cyclo becomes less interesting to the passengers than it was. This moving portrait reveals the story of the Cyclo and situation of the drivers.
2011年10月3日
10/22 京都大学東南アジア研究所共同研究「国家形成と地域社会-カンボジア官報を利用した総合的研究」2011年度第3回研究会
2010年度と2011年度の2年間にわたり、京都大学東南アジア研究所における共同利用・共同研究拠点「東南アジア研究の国際共同研究拠点」という活動の一部として、「国家形成と地域社会-カンボジア官報を利用した総合的研究」という題の共同研究プロジェクトを実施しています。
本共同研究プロジェクトでは、下記のとおり、2011年度の第3回研究会を開催する運びとなりました。10月の週末は学会や研究会も多く、お忙しい時期かと拝察しますが、共同研究のメンバーでない方も是非ご参加ください。
日時:2011年10月22日(土) 14:30~18:00
場所:上智大学2号館5階、2-510室
【発表(1)】
秋保さやか(筑波大学大学院)
「カンボジア南部農村におけるコメの生産、売買の変容
―開発援助による新農業技術普及の影響に着目して―」
【発表(2)】
新谷春乃(東京大学大学院)
「国定歴史教科書にみる『民主カンプチア』言説の変遷」
主催:
京都大学東南アジア研究所、共同利用・共同研究拠点
「東南アジア研究の国際共同研究拠点」タイプIII資料共有型
「国家形成と地域社会-カンボジア官報を利用した総合的研究」
(研究代表者、笹川秀夫、立命館アジア太平洋大学)
共催:上智大学アジア文化研究所
本共同研究プロジェクトでは、下記のとおり、2011年度の第3回研究会を開催する運びとなりました。10月の週末は学会や研究会も多く、お忙しい時期かと拝察しますが、共同研究のメンバーでない方も是非ご参加ください。
日時:2011年10月22日(土) 14:30~18:00
場所:上智大学2号館5階、2-510室
【発表(1)】
秋保さやか(筑波大学大学院)
「カンボジア南部農村におけるコメの生産、売買の変容
―開発援助による新農業技術普及の影響に着目して―」
【発表(2)】
新谷春乃(東京大学大学院)
「国定歴史教科書にみる『民主カンプチア』言説の変遷」
主催:
京都大学東南アジア研究所、共同利用・共同研究拠点
「東南アジア研究の国際共同研究拠点」タイプIII資料共有型
「国家形成と地域社会-カンボジア官報を利用した総合的研究」
(研究代表者、笹川秀夫、立命館アジア太平洋大学)
共催:上智大学アジア文化研究所
2011年10月2日
10/21-23 第61回地域農林経済学会大会@愛媛大学
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地域シンポジウム 10月21日(金)[13:00~16:30]
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愛媛発-地域農業の革新的局面を切り開く
座長:胡 柏(愛媛大学農学部) 座長解題:「地域農業の革新的局面をどう切り開くか」
報告1:「大規模で革新的な環境保全型柑橘経営の技術と経営」
武田敦年(株式会社 みかん職人武田屋代表取締役)
報告2:「無茶々園有機農業30年と新しい展開の方向」
大津清次(株式会社 地域法人無茶々園代表取締役)
報告3:「大規模で革新的な水田経営の展開条件」
牧 秀宣(有限会社 ジェイ・ヴィングファーム代表取締役)
報告4:「JAの地産地消と農産物販売事業の革新」
小田原 巧(愛媛県農業協同組合中央会)
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大会講演:10月22日 (土) [10:00~12:00]
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講演1:TPPの動向と日本農業の立ち位置
鈴木宣弘(東京大学大学院農学生命科学研究科)
講演2:これからの東アジア経済と日本農業 -中国経済を中心に-
厳 善平(同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科)
リーマンショック以降、先進国経済の停滞、アジアなどの経済的発展を背景に、TPPをはじめ世界経済の新たな枠組みづくりの模索が始まっている。新たな枠組みの中で、日本農業はどのような位置を占めるべきか、東日本大震災と原発事故という大きな出来事も踏まえながら、多面的な視点からの検討が求められているといえよう。
本大会では、これまでのシンポジウム方式に替えて大会講演として、それぞれの分野の専門家に話題提供と問題提起をしてもらうこととした。講演1では、鈴木宣弘氏から、TPPをめぐる最近の動向とその問題点、これからの日本農業の占めるべき位置についてご報告いただく。また講演2では厳善平氏に、躍進著しい中国経済の動向を中心に、これからの東アジア経済の展望、そのもとでの日本農業の位置についてご報告いただく。
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大会セッション 10月22日(土)[13:00~16:00] PDF
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本大会では、3会場において大会セッションを開催することとした。大会セッションは、学会員に広くテーマ等を募集し、それぞれのコーディネータが中心になって組織したものである。多くの会員の参加とディスカッションを期待したい。
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第1セッション:「環境変動下における大豆生産・流通の課題と方向」
コーディネータ:梅本 雅(中央農業総合研究センター)
大豆(Glycine max)は、豆腐、納豆、味噌、醤油の主な原料であり、日本人の食生活に欠かせない農産物である。また、品質面で優れていることや、消費者の遺伝子組み換え大豆についての拒否感から、原料としての国産大豆への期待は大きい。一方、生産面では、食料自給率の向上、あるいは、土地利用型の作物として農地の有効利用という観点から、また、水田作経営や畑作経営における収益部門としても、大豆作の重要性は高まってきている。
しかし、そのようなわが国の大豆作に対する期待にもかかわらず、問題点は多い。第一に、大豆の生産は不安定であり、技術のみならず、転作耕作受託に伴う土地利用の制約もあり、安定した供給体制が構築されているとは言えない。海外と比べても大豆の収量水準は低く、不安定である。第二に、水田作経営から見た問題として、収入の多くを助成金が占めるため、生産者に対する増収へのインセンティブが働きにくいことがある。また、流通や品質評価等に関わる問題も多く、消費者や実需者のニーズが生産者に的確に伝わらないなど、大豆生産振興を誘導するという点で効果的な仕組みとなっていない。一方、国際的に見た場合、大豆生産に対する認識はわが国とは大きく異なっており、その中で、中国などの大豆需要の増加から需給バランスが逼迫し、中長期的な国際価格の高止まりが懸念される状況にある。 そこで、本セッションでは、わが国の大豆生産の現状や動向を整理した上で基本的な論点を提示し、それに沿って、主に、国際需給、大豆生産技術、大豆加工品の消費、流通構造と品質評価、大豆作の収支と経営展開、さらに、大豆加工企業の製品戦略という6つの切り口から報告を行い、セッション参加者との議論を通じて新たな大豆フードシステムの構築に接近したい。
梅本 雅(中央農業総合研究センター)
「座長解題-大豆に関する経済分析の意義と論点-」
増田忠義(総合地球環境学研究所)
「世界の大豆需給の構造変化と日本市場へのインパクト」
島田信二(中央農業総合研究センター)
「大豆作技術の現状と課題-水田大豆の低位不安定性の要因と改善方向-」
田口光弘(中央農業総合研究センター)
「大豆加工製品の消費動向とスキャンデータによる商品選択分析」
笹原和哉(中央農業総合研究センター)
「大豆生産流通の特徴と制度的課題-大豆品質評価に関する不整合と対応方向-」
梅本 雅(中央農業総合研究センター)
「大豆作を巡る制度変化と大豆作経営への影響」
後藤一寿(九州沖縄農業研究センター)
「大豆における多様な用途別需要の開拓と企業の製品戦略」
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第2セッション:「アフリカ小農問題とモラルエコノミー:地域間比較の視点から」
コーディネータ:池上甲一(近畿大学)
長らく、アフリカは「開発協力」の対象として把握されてきたが、多額の援助をつぎ込んだ割にはうまくいかなかったと評価されることが多い。とくに、アフリカ農村は「発展」しない典型だと考えられている。しかし最近では、「脱発展」「脱成長」が今後の人間社会の在り方として措定する考え方も力を増している。「発展」しないアフリカ農村は、その根底においてこうした「脱発展」「脱成長」の志向と通い合うかもしれない。こうした文脈からも、アフリカ農村を構成する小農たちの豊かな意味世界と社会の編成原理を解き明かすことが求められている。
このテーマセッションでは、内的にはモラルエコノミー論を軸としてアフリカ小農社会の編成原理を読み解き、その意味を相対化するために東南アジアとの比較を試みる。次に、外部社会とのつながりをいかにうまく形成して、市場経済やグローバリゼーションとの折り合いをつけていくのかという観点からいわゆるフェアトレードの取り組みを議論する。モラルエコノミー論とフェアトレード論の接合によって何を描き出すことができるのかを、アフリカと東南アジアの小農世界を舞台に討議したい。この作業は、ひいては日本の小農世界を読み直すことにもつながるだろう。会員の積極的な参加を期待したい。
池上甲一(近畿大学)(座長兼)
「アフリカ小農問題からみる関係性の論理―モラルエコノミーとフェアトレードを素材に-」
杉村和彦(福井県立大学)
「アフリカ小農問題とモラルエコノミー」
坂井真紀子(緑のサヘル)
「農牧民の変容とモラルエコノミー」
津村文彦(福井県立大学)
「家畜飼養におけるモラルエコノミーの地域間比較―アフリカと東南アジアのあいだ―」
鶴田 格(近畿大学)
「モラルエコノミー論からみたフェアトレード:アフリカと東南アジアを事例に」
辻村英之(京都大学)
「キリマンジャロの農家経済経営とフェアトレード:利益最大化と家計安全保障」
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第3セッション:「途上国農村経済研究の新潮流―その課題と展望」
コーディネータ:福井清一(京都大学) 座長:浅見淳之(京都大学)
世界経済が激動する中で発展途上国における政治経済的な状況が大きく変化し、開発経済学も変化を余儀なくされている。こうした現下の潮流のもと、開発のミクロ経済学は、地域研究、社会心理学などの手法、視点を取り入れ、従来の枠を越境し拡張しつつある。
近年における開発のミクロ経済学、とりわけ、農村の貧困問題を経済学的視点から研究する分野では、人々の戦略的行動の検討が不可欠であり、そのためには、人間の心のはたらきにまで踏み込んだ分析が必要であるとの認識が共有されるようになっている。本シンポジウムでは、このような急速に発展しつつある行動経済学の成果や実験ゲームの手法をはじめ、新しい手法・視点を取り入れた諸研究を紹介し、途上国農村研究における新潮流と、その課題、および、さらなる展開の可能性を検討することを主な目的とする。
そのため、本シンポジウムでは、まず、開発のミクロ経済学の分野における行動経済学や実験ゲームの導入など、新しい分析手法の意義と課題について報告を行う(第一報告)。次に、現在注目を集めている「貧困家計における子供の健康と教育」、「出稼ぎ労働と農村経済への影響」、「農業技術革新の新しい動向」、の3つのトピックスについて、文献レビューを踏まえた報告を行う中で(第二報告~第四報告)、このような新しい分析手法を取り入れることに、どのような意義があるのかを検討する。
シンポジウムでは、各報告者による報告の後、二人のコメンテーターによるコメント、一般参加者からのコメントを踏まえて討議を行い、コーディネーターが総括を行う予定である。
このような試みが、途上国を対象とした開発ミクロ経済学の成果を日本の農林業、農山村を基礎に構築されてきた地域農林経済学に取り入れる契機になれば、その意義は大きいと考える。
福井清一(京都大学)
「開発ミクロ経済学の新潮流」
三輪加奈(釧路公立大学)
「農村貧困家計における子供の健康と教育」
矢倉研二郎(阪南大学)
「出稼ぎが農村家計・農村経済に与える影響」
不破信彦(早稲田大学)
「農業の技術革新:最近の文献動向とSRI稲作技術導入実験の事例」
2011年10月1日
10/7 Chatomuk Charity Concert @ Chaktomuk Theater
Friday, October 07
19:00
CHAKTOMUK Charity Concert
@ Chaktomuk Theater
This is a charity concert for The Assocation of the Blind in Cambodia with all proceeds going to projects for the Provision of Education and Support of Families of Low Vision Children
The ABC Festival Orchestra are 50 musicians (men and women) from 8 of the ASEAN countries (they are not blind). This is the first time there has been a major orchestra play Phnom Penh.
The music program is: 1) The Creatures of Prometheus, Op,43 - Overture (Beethoven) 2) Violin Concerto E Minor, Op.64 (Mendelssohn) 3) Symphony No.7 in A major, Op,92 (Beethoven)
Tickets are $50 and $50 with concessionary tickets for volunteers and students. Available at the venue.
19:00
CHAKTOMUK Charity Concert
@ Chaktomuk Theater
This is a charity concert for The Assocation of the Blind in Cambodia with all proceeds going to projects for the Provision of Education and Support of Families of Low Vision Children
The ABC Festival Orchestra are 50 musicians (men and women) from 8 of the ASEAN countries (they are not blind). This is the first time there has been a major orchestra play Phnom Penh.
The music program is: 1) The Creatures of Prometheus, Op,43 - Overture (Beethoven) 2) Violin Concerto E Minor, Op.64 (Mendelssohn) 3) Symphony No.7 in A major, Op,92 (Beethoven)
Tickets are $50 and $50 with concessionary tickets for volunteers and students. Available at the venue.
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