2012年5月30日

6/29 地域研究コンソーシアム公募プログラム募集

◆2012年度 JCAS公募プログラム募集のお知らせ

*「次世代ワークショップ」公募のお知らせ*
今年度は6つの枠で公募します。応募の際にはどちらの公募枠を希望するか明記してください
(最大で4つの公募枠に申請することも可能です)。
特に記されていない限り、いずれの公募枠も1件あたりの支援金額の上限は40万円です。
大学・研究機関の壁(組織内部の壁も含む)を超えた連携性があることが望ましいですが、何より地域研究にかかわる次世代の研究者および実務者(NGO・NPO等)の魅力ある企画を歓迎します。
http://www.jcas.jp/about/jisedaiws.html

*「研究交流促進プログラム」公募のお知らせ*
災害・紛争・移民・環境といった現代世界が直面する課題は、複数の地域にまたがり、しかも政治・経済・文化など多様な分野が相互に関連しながら展開するため、特定の地域や分野から見るだけでは十分な理解が得られません。また、これらの課題は全地球的な課題であるため、その方向性を見極めるには現在の短期的な調査結果だけでなく、過去にさかのぼって人類社会の経験の蓄積を十二分に活用することも必要になります。JCASでは、今日的課題への対応や、そのもととなる基礎研究の推進のため、JCAS加盟組織に所属する研究者や実務者を含む地域研究の専門家が共同で研究を企画実施することを促進しています。これを可能にしているのが、互いに特徴の異なる加盟組織どうしがそれぞれの長所を活かして協力連携しながら研究活動を進めているJCASのネットワークです。
JCASでは、昨年度よりJCAS加盟組織どうしの協力連携をいっそう促進し、また、それによって得られた知見を広く社会に還元するため、「研究交流促進プログラム」として以下の4つのプログラムの公募を行っております。どうぞ奮ってご応募ください。

【応募カテゴリー】
_1.共同企画研究プログラム_
■ 募集内容■
JCAS加盟組織どうしが共同で企画実施する研究企画を支援、助成します
(加盟組織の1つが学会である場合には「学会連携プログラム」に応募してください)。

下記の区分のどちらか一方を選んで応募してください。
(1)萌芽企画
共同企画研究プログラムを企画、実施するための準備を助成します。
翌年度の応募をめざします(但し、翌度の採用を保証するものではありません)。

テーマ1-1:国際協力・グローバル共生
採択予定数:2件 助成額:各20万円(上限)
共催組織:大阪大学グローバルコラボレーションセンター

テーマ2-1:自由課題
採択予定数:1件 助成額:15万円(上限)
共催組織:京都大学地域研究統合情報センター

(2)本企画
テーマ1-2:国際協力・グローバル共生
採択予定数1件 助成額:40万円(上限)
共催組織:大阪大学グローバルコラボレーションセンター

テーマ2-2:自由課題
採択予定数1件 助成額:40万円(上限)
共催組織:京都大学地域研究統合情報センター

―公募締切:2012年6月29日(金)(必着)―
http://www.jcas.jp/about/program01.html

_2.共同企画講義プログラム_
■ 募集内容■
「アジアの自然災害と復興」「環境と人の移動」「言語と翻訳の政治」などの特定のテーマについて、
JCAS加盟組織の中から最先端の研究を進めている講師陣を紹介・派遣します。
講師陣の出張講義を希望する大学・大学院等を以下のように募集します。
下記の区分のどちらか一方を選んで応募してください。
(中国やアメリカなどのように一国あるいは比較的狭い地域に限定されたテーマの場合は「オンデマンド・セミナー」プログラムに応募してください。)

(1) 萌芽企画
共同企画講義プログラムによる出張講義を行うための打ち合わせ等を行う国内旅費を助成します。
出張講義の開講先の機関で開講の正式な手続きを経て、当該年度もしくは次年度に出張講義を実施していただきます。

助成金額 15万円(上限)

(2) 本企画
共同企画講義プログラムによる出張講義を当該年度に実施するための国内旅費を助成します。
前年度に採択された萌芽企画における実績を明示して、申し込んでください。

助成金額 50万円(上限)

採択予定数:萌芽企画と本企画あわせて2件まで。

―公募締切:2012年6月29日(金)(必着)―
http://www.jcas.jp/about/program02.html

_3.オンデマンド・セミナープログラム_
■ 募集内容■
例えば「東南アジアの自然保護」「中国の外交政策の行方」「アジアにおけるアメリカの戦略」などの特定のテーマに関し、最も適切な地域研究の専門家を紹介し、実施のための資金を助成します。

助成額10万円(上限) 採択予定数:2件程度

―公募締切:2013年1月末日まで随時募集―
(ただし、所定の採択件数に達した場合はその時点で募集を打ち切ります。)
http://www.jcas.jp/about/program03.html

_4.学会連携プログラム_
■ 募集内容■
学会を含む複数のJCAS加盟組織によって共同で企画実施する研究企画を募集します。
共同で企画実施する相手組織が見つからない場合はJCASが紹介します。

(1) 萌芽企画
学会を含む複数のJCAS加盟組織が参加する研究企画を次年度に企画、実施するための準備(主に研究打ち合わせのための旅費)を助成します。
(ただし、萌芽企画に採用されても次年度の本企画の採用を保証するものではありません)。

助成額15万円(上限) 採択予定数:2件

(2) 本企画
学会と他のJCAS加盟組織が共同で企画するパネルやシンポジウムの実施を助成します。
(下記のようなものが該当します。)
・ 学会の研究大会等で開催されるパネルやシンポジウムで、複数のJCAS加盟組織が

企画に参加する研究企画
・ JCAS加盟組織間の連携企画で、学会の研究大会等、学会の公式行事ではないもの。

助成額40万円(上限) 採択予定数:1件

―公募締切:2012年6月29日(金)(必着)―
http://www.jcas.jp/about/program04.html

2012年5月25日

5/26 Return to Vietnam Photos @ Bophana

Saturday 26, May - 4pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center

Return to Vietnam Photos
Directed by Bernard Seny, 55min, 1999, Khmer version


The British photographer Tim Page covers the Vietnam War with his friend Sean Flynn at age 20. Their photos about the war make the front page of "Newsweek," "Time Magazine" and "Paris Match." In 1970, Sean Flynn disappears at the Cambodian border. This film relates Tim’s return to find the trace of his friend.

7/15-16 早稲田奉仕園クメール語講座

<夏の2日間集中講座 クメール語入門クラス> 

●クメール語に興味がある、
●旅行の前にちょっとした会話だけでも出来るようになりたい、
●カンボジアの文化について触れてみたい・・
そんな方に向けて2日間集中講座を開催します!

教授経験豊富な先生と一緒に、すぐに使える簡単な会話を練習したり、
カンボジアの文化や生活についてもご紹介するレッスンです。
「話せたらいいな・・・」と思っていたクメール語にチャレンジしてみませんか!
皆様のご参加お待ちしています!(要申込)

□日程:7月15日(日)・16日(月・祝)
□時間:10:00~16:00(途中昼休み1時間/適宜休憩あり)      
10:00~12:00  LESSON①
12:00~13:00 お昼休み
13:00~16:00  LESSON②    
□場所:早稲田奉仕園内会議室 
□受講料:15,000円+教材費実費(コピー代)

□2日間のレッスン内容例(内容は各クラスによって異なる部分があります。)
*言葉の成り立ちを理解しよう
*正しい発音を練習しよう
*コミュニケーションに必要な会話を覚えよう
あいさつ/自己紹介/御礼を伝える/買い物をする
場所をたずねる    など・・・
*知っておきたい文化や習慣を紹介

□開講人数:4名から開講
□お申込み:下記お電話、メール、ホームページからお申込ください。

□詳細ホームページ
http://www.hoshien.or.jp/class/intensive_class/asian_syutyu2012summer.html

□WEB受講申込フォーム(お申込はこちらが一番便利です)
http://www.hoshien.or.jp/class/application.html?Code=receipt

□以下の日程でそれぞれ集中講座の開講を予定しています。
他にも気になる言葉があれば、ぜひぜひ!
2012年7月14日(土)・15日(日):*韓国語*タイ語 *ベトナム語 *モンゴル語
2012年7月15日(日)・16日(月・祝):*ラオス語 *ベンガル語 *ヒンディー語 *ミャンマー語

主催・問い合わせ先
公益財団法人 早稲田奉仕園 アジア語学講座
新宿区西早稲田2-3-1
電話:03-3205-5403
E-Mail: program[atmark]hoshien.or.jp
ホームページ:http://www.hoshien.or.jp

2012年5月21日

5/26 第8回東南アジア歴史研究会

日時:5月26日(土)9時30分~
場所:東京外国語大学本郷サテライト5階セミナースペース
(同日・場所の午後、東南アジア学会関東例会が開催されます。)
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

講読箇所
Chapitre II: L'HINDOUISATION (5. Le points de depart et les voies de l'expansion hindoue.p.31) ~
[George Coedès. 1944. HISTOIRE ANCIENNE DES ETATS HINDOUISES, Hanoi(George Coedès. 1968.The Indianized States of Southeast Asia, Honolulu)]

インストラクター:平田晶子(Chapitre II_5-6)、寺井淳一(Chapitre III)

この研究会では、主として19世紀以前の東南アジア史を、テキストを通じて学ぶことをねらいとしており、現在は、上記しましたように、ジョルジュ・セデスの文献を購読しています。学部生でこれから歴史を学びたいと思っている方、また東南アジア非学会員であっても全く構いません。東南アジア史に興味のある方であれば、どなたでも参加できますので、参加を希望する方は、佐藤恵子ke_bluye116[atmark]yahoo.co.jp までご連絡ください。

5/22 CKS Lecture Series "The Belief and Practice of Astrology and Divination in Cambodia in Relation to Theravada Southeast Asia"

Lecture Series

Tuesday, 22nd of May 2012
06:00 pm – 07:30 pm

Center for Khmer Studies (CKS)
# 234, St 450, Tuol Tumpoung II, Chamkamorn, Phnom Penh

Matthew Kosuta
will present his research project:

"The Belief and Practice of Astrology and Divination in Cambodia in Relation to Theravada Southeast Asia"

Matthew Kosuta received a PhD in Sciences des religions from the Université du Québec, Montréal in 2003. He has taught at the College of Religious Studies, Mahidol University in Thailand since 2006 where he is currently Director of the International Graduate Program. Dr. Kosuta’s primary research interest lies in astrology and divination in Theravada Southeast Asia, with a focus on Thailand. He was awarded a Center of Khmer Studies Senior Fellowship in order to pursue this research topic in Cambodia.

Abstract

Theravada Southeast Asia (ThSEA) shares a common religion in Theravada Buddhism, but the religious practice in ThSEA also contains other religious and magical practices most often identified as animism and Brahmanism. Within this religious and magical complex is the practice of divination (horasat, thiey) – an attempt to gain unknown knowledge by "supernatural" means or by methods and systems usually not considered scientific. A very popular method of divination in urban Myanmar and Thailand is astrology. Astrology uses the position and movement of the sun, moon, stars and planets in the sky to predict auspicious times, to predict future and so on. Astrology in Myanmar and Thailand is directly based on India astrology (jyotish).
The fellowship which he received from the Center of Khmer Studies was to study astrology in Cambodia.
This talk will summarize the findings of his research as CKS Fellow. The talk will begin with describing what astrology is (focusing on Thai astrology) and give some background on astrology in ThSEA. It will then move to the findings from fieldwork in Cambodia. In fact the practice of astrology does not exist in contemporary Cambodia. Thus the research project shifted to finding out why astrology is not practiced in Cambodia and to studying the types of divination that are practiced in Cambodia. There is a wide variety of divination practices in Cambodia – Prohmachit, playing cards, spirit position – and here we do find similarities with Thailand and Laos. The talk will thus describe and discuss these initial finding on astrology and divination in Cambodia and the greater ThSEA region.

Please confirm your attendance to Ms. Sim Puthea by phone: 023 991 937 or by email: puthea_sim[atmark]khmerstudies.org

2012年5月16日

6/9 2012年度アジア政経学会西日本大会

2012年度アジア政経学会西日本大会のご案内

2012年6月9日

アジア政経学会会員各位

新緑の候、皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、2012年度の本学会西日本大会が、6月9日(土)に広島市立大学国際学部棟にて開催されます。午前の部では、自由論題報告(2グループ・6報告)、午後の部では、自由論題報告(1グループ・3報告)、企画分科会、共通論題が開かれます。午前・午後ともに興味深いテーマのセッションとなり、活発な議論が展開されることが期待されます。報告・討論後には懇親会も準備しております。皆様には奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。
大会の企画・準備に関しましては、学会理事長、研究担当を初めとする理事各位、過去の実行委員の方々からの多大なる支援を賜わりました。また、会場となる広島市立大学からも有形無形のご援助をいただいております。この場を借りて深くお礼申し上げます。実行委員一同、大会の成功を目指して努力しておるところですが、何分にも非力でございまして皆様にはご不便、ご迷惑をおかけすることが多々あるかと存じますが、何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。

2012年度アジア政経学会西日本大会
実行委員一同

◆実行委員会メンバー
板谷大世(実行委員長)、飯島典子、金栄鎬

◆所在地・連絡先:
〒731-3194 広島市安佐南区大塚東3丁目4番1号 広島市立大学 国際学部
TEL:082-830-1647(板谷研究室) FAX:082-830-1657(国際学部事務室)

2012年度アジア政経学会西日本大会プログラム

開催日:2012年6月9日(土)
会場:広島市立大学(〒731-3194 広島市安佐南区大塚東3丁目4番1号)国際学部棟
アクセス:会場へのアクセスについて詳しくは、広島市立大学のウェブサイトをご覧下さい。なお、当日は土曜日なのでバスの本数が限られております。余裕をみて旅行計画をお立てください。
http://www.hiroshima-cu.ac.jp/page/content0002.html

 JRをご利用の場合
「JR広島駅」→JR山陽本線→「JR横川駅」で下車 →バス停「横川駅前」から「花の季台・こころ西公園・こころ産業団地」方面行きバス→バス停「沼田料金所前」で下車(徒歩約8分)→「広島市立大学」
 広島バスセンターをご利用の場合
・「広島バスセンター」→「くすの木台」方面行きバス→「市立大学前」で下車→徒歩(約1分)→「広島市立大学」
・「広島バスセンター」→「花の季台・こころ西公園・こころ産業団地」方面行きバス→「沼田料金所前」で下車→徒歩(約8分)→ 「広島市立大学」
アストラムラインをご利用の場合
「アストラムライン大塚駅」→「大塚駅バス停」→「広島バスセンター」方面行きバス→「沼田料金所前」で下車→徒歩(約8分)→「広島市立大学」
 広島空港をご利用の場合
・「広島空港」→リムジンバス(約1時間)→「広島バスセンター」で下車=>「広島バスセンターをご利用の場合」に続く
・「広島空港」→リムジンバス(約38分)→ 「アストラムライン中筋駅」で下車→「広域公園前駅」行きアストラムライン→ 「アストラムライン大塚駅」で下車=>上記「アストラムラインをご利用の場合」に続く。
車をご利用の場合
構内駐車場を開放致します。どうぞご利用下さい。駐車場の場所、進入口については、こちらをご参照下さい。
主催:アジア政経学会
後援:広島市立大学

日程:6月9日(土) 会場:国際学部棟3・4階
9:30 受付開始
10:00~12:00 自由論題分科会
12:00~13:00休憩(昼食など)
13:00~15:00 自由論題分科会、企画分科会
15:10~18:00 共通論題
18:15~ 懇親会
会費:一般会員4000円、学生会員3000円
会場:学生会館1階 学生食堂
施設案内:以下のウェブサイトをご覧下さい。大会会場は8番の国際学部棟、懇親会会場は5番の学生会館です。
http://www.hiroshima-cu.ac.jp/page/content0005.html

実行委員会からのお知らせ:

(1) 昼食と休憩所について
当日は事務局の方でお弁当(1000円、ドリンクおよび税込み)を準備しますので、ご予約下さることをお勧め致します(大会当日は土曜日のため、大学食堂は昼食をご提供できません。また、大学周辺にコンビニエンスストア等は無く、レストランの数も非常に限られております)。会場内の休憩スペースとして、国際学部棟4階に休憩所を開設致しますのでどうぞご利用下さい。茶菓子を用意いたします。

(2) 要旨集とフルペーパー
報告者のレジュメ(各1ページ)をまとめた大会要旨集を当日受付で配布します。また、自由論題のフルペーパーは、5月初旬以降、学会のHP上で閲覧できるように掲載します。閲覧の際に必要なIDとパスワードは、会員のみなさまに電子メールでお知らせします。

(3) 開催通知の発送と出欠アンケート
メールアドレスを登録しておられる会員の方々へは、正式な開催通知を電子メールで配信いたします。また、アドレスの変更等により電子メールが配信できない会員や紙媒体での通知を特に申請された会員には郵送でお送りします。開催通知に含まれている出欠アンケートにご回答の上、ご返送ください。

(4) 託児室の設置について
小さいお子様を連れて参加される会員のために、学内に託児サービスを用意します。ご希望の方は「託児室設置のお知らせ」をご覧の上、5月28日(月)までにお申し込み下さい。

【自由論題分科会】
午前(10:00〜12:00)

自由論題分科会(1)グローバル化の進展と経済政策
司会:三重野文晴(京都大学東南アジア研究センター)
第一報告:索珊(滋賀大学大学院)
「日中農産品貿易における非伝統的措置の貿易制限効果について―生しいたけとねぎの実証研究を中心に―」
第二報告:藤井大輔(神戸大学研究員)
「中国の空間的地域財政格差」
第三報告:奥田英信(一橋大学)
「東南アジア主要銀行の経営効率の変化と外資系銀行の特徴」
討論:藤田泉(県立広島大学)
討論:矢野剛(京都大学)

自由論題分科会(2)近現代アジア外交史
司会:浅野亮(同志社大学)
第一報告:遠藤正敬(早稲田大学研究員)
「清国国籍法の成立と日清関係への波紋-台湾籍民問題から浮かび上がる国籍の政治性」
第二報告:井岡博(九州大学)
「ソウルオリンピックをめぐる社会主義諸国と北朝鮮―旧東ドイツ資料を利用して」
第三報告:村上享二(愛知大学大学院)
「1960年代前半の中共のアフリカ関与と国府の反応」
討論:石黒亜維(大阪商業大学)
討論:大澤武司(熊本学園大学)

【自由論題分科会、企画分科会セッション】
13:00~15:00

自由論題分科会(3)セーフティネットと市民社会
司会:田村慶子(北九州市立大学)
第一報告:呉青姫(立命館アジア太平洋大学)
「貧困削減と社会保障制度-セーフティネットにおける防貧の役割-」
第二報告:中生勝美(桜美林大学)
「台湾離島の核廃棄物貯蔵場と住民運動:低レベル放射性物質・反対運動・津波の可能性」
第三報告:和田一哉(東京大学研究員)
「インドにおける男女格差の変化:National Family Health Surveyを用いた実証分析」
討論:北波道子(関西大学)
討論:竹中千春(立教大学)

企画分科会「基層社会からみた人民共和国」
司会:三品英憲(和歌山大学)
書評報告・笹川裕史著『中華人民共和国誕生の社会史』をめぐって
報告者:丸田孝史(広島大学)
報告者:角崎信也(国際問題研究所)
コメント:笹川裕史(埼玉大学)
自由討論

【共通論題セッション】
15:10~18:00

共通論題「欧州債務危機とアジアの政治経済」
司会:清水一史(九州大学)
報告者:藤田誠一氏(神戸大学)「ユーロ危機とアジア」
報告者:佐藤百合(アジア経済研究所)「インドネシアは欧州危機をどうみたか(仮題)」
報告者:中居良文(学習院大学)「EU・中国関係再考:三つの視点から」
討論者:大橋英夫(専修大学)
討論者:吉田修(広島大学)

* お問い合わせ先
広島市立大学内 アジア政経学会西日本大会実行委員会
〒731-3194 広島市安佐南区大塚東3丁目4番1号 広島市立大学国際学部
TEL:082-830-1647(板谷研究室宛) FAX:082-830-1657(国際学部事務室)
(大会当日は対応できません)

5/19 Ratanak's Heart @ Bophana

Saturday 19, May - 4pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center

Ratanak's Heart
Produced by Women's Media Centre of Cambodia, 1h15min, 2009, Khmer version

After her graduation from university, a young woman comes to work voluntarily in a community of Ratanakiri province. Later then, she helps these ethnic minorities towards a better life.

2012年5月13日

6/10 メコン・ウォッチ報告会2012年-メコン諸国の開発問題

報告会:2012年-メコン諸国の開発問題
重要トピックス~ビルマ、カンボジア、タイ、ラオス、ベトナムの開発と日本~ 
同時開催:メコン・ウォッチ総会

2012年6月10日(日)13:30~16:30 早稲田奉仕園大会議室AB号室
ビルマ(ミャンマー)、カンボジア、タイ、ベトナムにおける開発の重点トピックスを、メコン・ウォッチの活動を軸に紹介しつつ、今後、市民社会に求められることは何かを議論します。

・民主化に舵をきったかのように見えるビルマ(ミャンマー)。日本政府はODAの拡大を決定し、バルーチャウン水力発電所改修事業への無償資金協力を再開しました。政府の動きに呼応し、直接投資を控えていた企業もビルマへの再参入に向けて動き始めました。しかし、少数民族の権利や人権問題、開発事業が紛争の引き金になるといったビルマの諸問題はまだ解決されていません。ビルマの民主化を真に支えるために必要なこととは?

・カンボジアでは、大規模開発に伴う住民移転の問題が続いています。アジア開発銀行による鉄道開発事業を事例に、社会問題化した住民移転と国際ドナーの役割を検証します。

・2011年12月、国会はベトナムを含む4カ国との原子力協定を批准しました。福島原発事故でいまだに汚染が広がり、多くの人達が苦しんでいるただなかのことでした。ベトナム・ニントゥアン省の原発建設予定地の住民たちの声やタイでの市民社会の動きを紹介しつつ、原発輸出について議論します。

・大規模な開発事業のかげで見過ごされてきた「価値」とは?それを可視化するための取り組みとは? タイ、ラオスの人々の森と川の利用の在り方を見つめます。

日時
2012年6月10日(日)13:30~16:30(開場:13:15)
(15:40~16:30はメコン・ウォッチ会員総会)
会場
早稲田奉仕園大会議室AB号室
〒169-8616 東京都新宿区西早稲田2-3-1
http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
【アクセス】 東京メトロ東西線 (徒歩約5分)
東京メトロ副都心線 西早稲田駅より(徒歩約8分)
プログラム(予定)
◆報告会 13:30~15:30

1.カンボジア:住民移転と国際ドナーの役割
2.ビルマ(ミャンマー)の民主化とODA再開~バルーチャウン水力発電所改修事業を例に
3.原発輸出がもたらすものは?~ベトナム、タイの状況
4.食べられる生物多様性の価値を可視化~人々と森、川を見つめる 

◆メコン・ウォッチ総会 15:40~16:30

参加費
500円(メコン・ウォッチ会員は無料) 
定員
50名
申込先
受付フォーム : http://goo.gl/fjGk5
または、
メールにて(1)ご氏名、(2)ご所属、(3)ご連絡先をご送付ください。
送付先:event[atmark]mekongwatch.org

問い合せ先
特定非営利活動法人メコン・ウォッチ(木口)
Tel: 03-3832-5034, Fax: 03-3832-5039
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2階
E-mail: info[atmark]mekongwatch.org

Southeast Asian Studies, Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University

Announcing launch of Southeast Asian Studies Website

In April 2012, CSEAS re-launches Southeast Asian Studies as an all-English journal. Intended for a regional as well as global readership, Southeast Asian Studies will be published three times a year. The new journal aims to promote excellent, agenda-setting scholarship and provide a forum for dialogue and collaboration both within and beyond the region. Southeast Asian Studies engages in wide-ranging and in-depth discussions that are attuned to the issues and debates within the region, while affirming the importance of learning and sharing ideas on a cross-country, global, and historical scale. An integral part of the journal’s mandate is to foster scholarship that is not just empirically grounded and multidisciplinary, but capable of bridging the continuing divide in area studies between the social sciences and humanities, on the one hand, and the natural sciences, on the other. To this end, the journal includes accessibly written articles that build on insights and cutting-edge research from the natural sciences.

                                          京都大学東南アジア研究所
                           Southeast Asian Studies 英文編集委員会
                                  『東南アジア研究』和文編集委員会


拝啓 時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は当研究所の諸活動にご協力くださいましてありがとうございます。

さて、東南アジア研究所ではこのたび新英文誌Southeast Asian Studiesを創刊いたしました。
本誌は、社会科学・自然科学・人文学の分野より東南アジア研究に関する英語での論考および書評を掲載し、年3回(4月末日/8月末日/12月末日)刊行してまいります。
最新号および既刊号の全掲載論文および書評は、当誌のホームページ(http://englishkyoto-seas.org/) よりダウンロードできますので、広くご活用いただけましたら幸いです。

なお、これまで日本語及び英語による季刊として発行してまいりました『東南アジア研究』は、平成24年度より年2回 (7月末日/1月末日)刊行の和文誌に移行いたしました。詳しくはホームページ(http://kyoto-seas.org/ja/) をご参照ください。

投稿論文につきましては、両誌ともに常時受け付けております。
Southeast Asian Studiesへのご投稿は、english-editorial[atmark]cseas.kyoto-u.ac.jp
『東南アジア研究』へのご投稿は、japanese-editorial[atmark]cseas.kyoto-u.ac.jp
までお願いいたします。

Vol 1. No 1. of Southeast Asian Studies now available online
Southeast Asian Studies

CONTENTS

Articles

Caring for the Dead Ritually in Cambodia
・・・ John Clifford HOLT

State Recognition or State Appropriation?
Land Rights and Land Disputes among the Bugkalot/Ilongot of Northern Luzon, Philippines
・・・ Shu-Yuan YANG

Javanese Women and Islam: Identity Formation since the Twentieth Century
・・・ Kurniawati Hastuti Dewi

Research Report

Decision Support System Research and Development Network for Agricultural and Natural Resource Management in Thailand: A TRF-DSS Experience
・・・ Attachai JINTRAWET et al.

Book Reviews

Edward Aspinall and Gerry van Klinken, eds. The State and Illegality in Indonesia. Leiden: KITLV Press, 2010, 328 p, with bibliography and index.
・・・ Rommel A. CURAMING

Caroline S. Hau and Kasian Tejapira, eds. Traveling Nation-Makers: Transnational Flows and Movements in the Making of Modern Southeast Asia. Singapore: National University of Singapore Press in association with Kyoto University Press, 2011, 318 p.
・・・ Thanet Aphornsuvan

Paulin G. Djité. The Language Difference: Language and Development in the Greater Mekong Sub-Region. Bristol: Multilingual Matters, 2011, 264 p.
Andy Kirkpatrick. English as a Lingua Franca in ASEAN: A Multilingual Model. Hong Kong: Hong Kong University Press, 2010, 236 p.
・・・ Nathan BADENOCH

Kate Lazarus, Nathan Badenoch, Nga Dao and Bernadette P. Resurreccion, eds. Water Rights and Social Justice in the Mekong Region. London and Washington, D.C.: Earthscan, 2011, 285 p.
・・・ CHEN Jianming

Michael R. Dove, Percy E. Sajise and Amity A. Doolittle, eds. Beyond the Sacred Forest: Complicating Conservation in Southeast Asia. Durham and London: Duke University Press, 2011, 372 p.
・・・ Andreas NEEF

Lye Liang Fook and Chen Gang, eds. Towards a Liveable and Sustainable Urban Environment: Eco-Cities in East Asia. Singapore: World Scientific Publishing, 2010, 222 p.
・・・ Zhiqun ZHU

John Nery. Revolutionary Spirit: Jose Rizal in Southeast Asia. Singapore: Institute of Southeast Asian Studies, 2011, 280 p.
・・・ Erwin S. FERNANDEZ

2012年5月9日

6/2-3 東南アジア学会第87回研究大会

東南アジア学会第87回研究大会プログラム

日時:
2012年6月2日(土)・3日(日)
会場:
京都文教大学 普照館(〒611-0041京都府宇治市槙島町千足80)
(最寄り駅:近鉄・向島駅)

会場へのアクセス,校内マップについては,次のwebサイトをご覧ください。
http://www.kbu.ac.jp/kbu/institution/index.html
http://www.kbu.ac.jp/kbu/access/index.html

6月2日(土)

 報告要旨集(第1日・第2日共通)

12:45 受付開始 京都文教大学 普照館

13:30 開会の辞
大会準備委員長 馬場 雄司(京都文教大学)

自由研究発表
第1会場 3階F301

司会:宮田 敏之(東京外国語大学)
セッション1

13:40 スマトラ島・リアウ泥炭湿地林におけるオイルパームおよびアカシアプランテーションの拡大過程
渡辺 一生(京都大学)・増田 和也(京都大学)

14:15 ASEAN経済協力の草創期:国連報告書の現代的意義
吉野 文雄(拓殖大学)

14:50 ラオスにおける貯蓄信用組合の形成:機能と課題
三重野 文晴(京都大学)

15:25
休憩

司会:青山 和佳(北海道大学)
セッション2

15:45 ベトナム北部における少数民族の移動:国境地域の現状分析を通して
ボナンノ ジアンルカ(京都大学)

16:20 ローカルでグローバルに生きる企て: イフガオ世界遺産の棚田村における住民主導の植林運動と草の根レベルの国際協力
清水 展(京都大学)

第2会場 3階F306
司会:笹川 秀夫(立命館アジア太平洋大学)
セッション3

13:40 植民地期北部ベトナムの度量衡統一議論とその背景
関本 紀子(東京外国語大学)

14:15 タイ国王プミポンによる地方行幸の実態とその役割
櫻田 智恵(京都大学)

14:50 障害当事者を中心としたタイのケア体系:地域内福祉ニーズが創り出す社会関係の一例
吉村 千恵(京都大学)

15:25 休憩

司会:村上 忠良(大阪大学)
セッション4

15:45 森にセイマーを見いだす:「浄域」にみるカンボジア仏教再生の動態
小林 知(京都大学)

16:20 マレーシアにおける上座仏教展開のローカル化の様相
黄  蘊(京都大学)

17:15 会員総会 第1会場(3階F301)

18:30 懇親会 惠光館
参加費:3,000円(一般・学生会員とも)

6月3日(日)

 報告要旨集(第1日・第2日共通)

9:00 受付開始 普照館

パネル発表
第1会場: 3階F301 「お茶する」人々の文化誌
  9:30 趣旨説明
落合 雪野(鹿児島大学総合研究博物館)

第1部 東南アジアの茶をめぐる文化
  9:40 発表1 東南アジアと雲南の交易史における茶
上田 信(立教大学文学部)

10:10 発表2 ミャンマー北部シャン州ナムサン郡の茶生産:3種類の茶(食用茶、緑茶、紅茶)を生産すること
生駒 美樹(東京外国語大学大学院)

10:40 休憩

11:00 発表3 後発酵茶からみる東南アジアと日本とのつながり
佐々木 綾子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

11:30 コメント クリスチャン・ダニエルス(東京外国語大学)
討論

12:00 昼食休憩

第2部 飲むことをめぐる動向
13:30 発表4 宇治茶の魅力:おいしさと文化的価値の視点から
寺本 益英(関西学院大学経済学部)

14:00 発表5 ベトナム・コーヒーは不味いのか?
池本 幸生(東京大学東洋文化研究所)

14:30 休憩

14:45 発表6 茶外の茶―医薬品と嗜好品のはざまで
落合 雪野(鹿児島大学総合研究博物館)

15:15 コメント 林屋 和男(日本茶インストラクター協会京都府支部)

15:30 総合討論

第2会場: 3階F306
ベトナム中・南部集落の形成と歴史的展開:
フエ都城北郊域とドンタップムオイ開拓村域の比較
9:30 趣旨説明
西村 昌也(金沢大学)・岩井 美佐紀(神田外国語大学)

第1部 フエ・セッション

9:40 発表1 フエ都城北郊域の集落形成と展開:歴史地理学的視点より
西村 昌也(金沢大学)

10:20 発表2 村落文書よりみた阮朝期フエ北郊の村落社会
上田 新也(学振特別研究員)・元廣 ちひろ(大阪大学大学院文学研究科)

11:00 発表3 清福における系譜認識と村の関係
末成 道男(東洋文庫)

11:40 昼食休憩

第2部 ロンアン・セッション
13:10 発表4 メコンデルタ開拓村の集落形態
大田 省一(京都工芸繊維大学)

13:50 発表5 メコンデルタ氾濫原における開拓村の集落比較
岩井 美佐紀(神田外国語大学)

14:30 発表6 ベトナム南部における開拓集落の形成・変容過程
大野 美紀子(神田外国語大学)

15:10 休憩

15:30 コメント&討論
ディスカッサント 嶋尾 稔(慶応大学言語文化研究所)
小林 知(京都大学東南アジア研究所)
武井 弘一(琉球大学)

第3会場: 3階F303
東南アジアにおけるアブラヤシ栽培の拡大と地域社会の変容

9:30 趣旨説明
林田 秀樹(同志社大学)・藤田 渡(甲南女子大学)

9:40 報告1 小農社会におけるアブラヤシ栽培の受容と拡大の動態:インドネシアの事例から
増田 和也(京都大学)

10:20 報告2 『年金農業』化するタイのアブラヤシ栽培
藤田 渡(甲南女子大学)

11:00 報告3 オイルパームとパルプの産業生態学:東南アジアでの比較から
生方 史数(岡山大学)

11:40 コメント 永田 淳嗣(東京大学)
総合討論

12:30 昼食休憩

16:30 閉会の辞

5/12 My Village at Sunset @ Bophana

Saturday 12, May - 4pm
To celebrate His Majesty King Norodom Sihamoni's Birthday Bophana Centre is pleased to present :

My Village at Sunset (Acted by His Majesty King Norodom Sihamoni)

Directed by the King Father Norodom Sihanouk, 1h4min, 1992, Khmer version with English Sub-titles
After Paris Peace Agreement in 1991 Seiha returns from Paris to volunteer his service as a doctor in a district hospital in Siem Reap in which most of his patients are the victims of landmine. After his marriage with Neari, he decides to follow the demining-team, but finally he…

2012年5月7日

6/23-24 日本平和学会、2012年度春季研究大会

日程:2012年6月23日(土)-24日(日)
会場:沖縄大学
住所:沖縄県那覇市字国場555

研究大会テーマ:「地域の平和」を脅かすもの/創り出すもの:草の根からの平和構築

プログラムは暫定的なものですので、最新情報については本学会ホームページを、また教室番号など詳細については当日に配布されるレジュメ集をご参照ください。

【6月23日(土)】

◆「東南アジア」分科会
報告 堀場明子(上智大学アジア文化研究所)「アチェの和平プロセスと日本のかかわり」
報告 田中(坂部)有佳子(早稲田大学大学院・日本学術振興会特別研究員DC)「東ティモールにおける和平プロセスの促進-日本アクターの動向を中心に-」
報告 山田裕史(東京大学大学院/カンボジア市民フォーラム)「人材、情報、ネットワーク:カンボジア和平交渉における日本の積極外交」(仮)
討論 松野明久(大阪大学)(予定)、Sali Augustine(上智大学)(予定)
司会 日下部尚徳(文京学院大学)

◆「市民と平和」分科会
報告 盧相永(大阪産業大学大学院)「韓国国家人権委員会について」
討論 清末愛紗(室蘭工業大学)、李泳采(恵泉女学園大学)
司会 越田清和(ほっかいどうピーストレード)

◆「難民・強制移動民研究」分科会
報告 リングホーファー・マンフレッド(大阪産業大学)「ブータンの国民総幸福量(GNH)の本質とブータン難民との関係)
討論 (依頼中)
司会 小泉康一(大東文化大学)

◆「非暴力」分科会
報告 村川治彦(関西大学)「体験的心理学を基盤とした新たな東アジア型歴史・平和教育プログラム開発の試み」
討論 小田博志(北海道大学)、村本邦子(立命館大学)
司会 松本孚(相模女子大学)

◆「グローバルヒバクシャ」分科会
報告 矢ヶ崎克馬(琉球大学)「内部被曝問題と日米関係(仮)」
報告 桐谷多恵子(広島市立大学)「占領体制下における広島・長崎:被爆地の復興問題」
司会 高橋博子(広島市立大学広島平和研究所)

◆「平和と芸術」分科会
報告 花城郁子(沖縄国際大学)「沖縄のアートが拓く平和教育の可能性:アートワーク『祈り』を通して~日常の違和感と透明感~」
討論 未定
司会 佐藤壮広(恵泉女学園大学)

◆「平和運動」分科会
報告 前泊博盛(沖縄国際大学)「米軍再編の舞台裏、復帰40年と沖縄基地問題」
報告 阿部小涼(琉球大学)「高江ヘリパッド問題の背景と意味を問う」
討論 芝野由和(長崎総合科学大学)
司会 清水竹人(桜美林大学)

◆「琉球・沖縄・島嶼及び地域の平和分科会」
報告 赤嶺ゆかり(沖縄国際大学)「沖縄における『脱植民地化』の教育と実践:平和教育の一方法論」
報告 親川志奈子(琉球大学大学院)「しまくとぅば教育と脱植民地化」
討論 松島泰勝(龍谷大学)
司会 竹尾茂樹(明治学院大学)

【6月24日(日)】

◆「憲法と平和」分科会
報告 ダグラス・ラミス(政治学者)「ガンディーの平和憲法」
討論 小林武(沖縄大学)
司会 君島東彦(立命館大学)

◆「環境・平和」分科会
報告 西岡信之(沖縄国際大学)「闘いの絆-フクシマとオキナワを結ぶもの-」
報告 鴫原敦子(仙台高専)「3.11以後の世界を構想する―つながりの再構築にむけて―」 
司会 平井 朗(立教大学)

◆「平和教育」分科会
テーマ「子ども・青年の意識と学び」
報告 村上登司文(京都教育大学)「沖縄の平和教育-小中学生に対する意識調査から」
報告 阿知良洋平(北海道大学大学院)「イラク戦争の理解と若者の進路」
討論 杉田明宏(大東文化大学)
司会 竹内久顕(東京女子大学)

◆「非暴力」分科会
報告 比嘉康文(元沖縄タイムス記者)タイトル:「佐藤栄作首相に焼身抗議したエスペランチストの由比忠之進」
司会 寺島俊穂(関西大学)

◆「公共性と平和」分科会
セッション・タイトル「倫理と戦争・平和1-過去・現在・未来」
報告 栩木憲一郎(千葉大学大学院)「フィヒテの平和論-その歴史的展開と現代的意義を中心に」(仮題)
報告 福原正人(東京大学大学院・日本学術振興会特別研究員)「正戦と平和-現代リベラリズムを中心として」(仮題)
報告 小林正弥(千葉大学)「原発・戦争と正義1-3・11後の問題」(仮題)
討論 未定
司会 玉井雅隆(立命館大学)

5/26-27 2012年度、東北地理学会、春季学術大会

2012年度 東北地理学会 春季学術大会

プログラム(PDF)[5月26日(土)第2会場にカンボジアに関する発表があります]

1. 期 日 2012年5月26日(土)~27日(日)

2. 会 場 仙台市戦災復興記念館
〒980-0804 仙台市青葉区大町2-12-1 Tel 022-263-6931

2012年5月1日

6/2 国際開発学会第13回春季大会

国際開発学会第13回春季大会のご案内(第3報:大会参加登録及びプログラム)

Ⅰ 開催概要

1 開催日:2012年6月2日(土)

2 場所:〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-3
横浜国立大学 経済学部 講義棟1号館・2号館、経営学部講義棟1号館
http://www.ynu.ac.jp/access/index.html

3 大会プログラム
現在、口頭発表の座長とコメンテータの確定を行っています。決定次第フルバージョンのプログラムを再度アップロードしますが、現時点の大会プログラムは次の通りです。
詳細は、ここをクリック

要旨集
今大会では,受付にて,プログラムの冊子は配布しますが,要旨集については,冊子体は配布せず,学会のホームページからダウンロードしていただきます。ダウンロードに当たり、パスワードが必要になりますが、登録が完了した後に、大会実行委員会で参加費の入金確認を終えた時点で、電子メールで申込者にパスワードを送信します。
(要旨の締切の関係で、パスワード配布は、5月21日以降の見込み。)
事前の申し込みをせずに、当日の支払いとなる会員は、事前のパスワードの取得ができない上、大会参加費が1000円増となり、受付でパスワードや必要に応じてCD-Rを受領することになります。事前登録を是非お願いします。

共通論題シンポジウム
主旨:MDG(ミレニアム開発目標)の達成期限が2015年に迫るなか、アフリカのほとんどの国ではMDGは達成困難な状況にある。わが国はTICAD(アフリカ開発会議)をつうじてアフリカの貧困解決に深くコミットしてきたが、いまだ多くの課題が未解決のままとなっている。共通論題では、2013 年のTICAD V(第5回アフリカ開発会議)の横浜開催が決定したことを受けて、多方面からアフリカの開発課題を検討するとともに、日本のアフリカ援助のあり方を議論する。

【報告者】
高橋基樹(神戸大学)、吉田栄一(横浜市立大学)、大野泉(政策研究大学院大学)

【モデレータ】 小池治(横浜国立大学)

4.プレイベント
「ポストMDGs(ミレニアム開発目標)はどうあるべきか~現行のMDGsの到達点と課題、そして2015年後の新たな方針や目標を巡る日本の政府とNGO、国際開発学会による大討論会(シンポジウム)~」
詳細は、ここをクリック

主催:国際開発学会社会連携委員会
日時:2012年6月1日金曜日 18時30分〜21時
場所:横浜開港記念会館講堂
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/facility.html
〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

5.ポストイベント
「西アフリカ内陸半乾燥地での砂漠化対処と生計向上支援のあり方を探る」
詳細は、ここをクリック

共催:地球・人間環境フォーラム、総合地球環境学研究所、国際開発学会、環境省、国際協力機構(JICA)、緑のサヘル
日時:2012年6月3日(日)13:00~16:00
場所:JICA横浜会議室1(横浜市中区新港2-3-1)
http://www.jica.go.jp/yokohama/office/access.html


Ⅱ 参加登録と参加費事前振込について

参加登録と参加費事前振込は、以下の締め切り期日までにお願いします.
参加登録は、ここをクリック
締切:2012年5月18日(金)

本大会への参加者は,できるだけ事前振込をお願い致します. 参加の事前登録をされなかった場合でも,当日の申込で参加いただけますが、参加費及び懇親会費が割高になります.
大会会場にて8:30より受付けいたします.参加費等は下記の通りです. 締切日以降の参加費事前振込は,ご遠慮ください。当日受付にて、当日支払の金額でお支払いをお願いします。

WEBによる参加登録と事前振込が確認できた時点で,大会参加登録が完了します. 事前振込と当日支払では金額が異なりますので,振込の際はご注意下さい. なお,所属機関負担(振込人名が所属機関名)の場合は,振込人が特定できませんので, 必ず参加者本人の名前で振り込みをして下さい。(学会入会手続き中の方も、必ず本人の名前でお願いします。)

昼間の議論の続きを更に活発に行えるよう、懇親会を開催しますので、奮ってご参加ください。

【 大会参加費 】

正会員 3,000円(当日支払:4,000円)
学生会員  2,000円(当日支払:3,000円)
非会員 当日支払のみ:5,000円

【 懇親会費 】

正会員   4,000円(当日支払:5,000円)
学生会員 2,000円(当日支払:3,000円)
非会員 当日支払のみ:5,000円

【 大会参加費と懇親会費の振込先 】

<郵便局から振り込む場合>
金融機関名:ゆうちょ銀行
口座番号:00270-1-101082
名義:第13回春季大会実行委員会

※振込に関するご注意
・大会参加費は、ゆうちょ銀行*の窓口から振り込んで下さい。
*ゆうちょ銀行以外の銀行等から振り込む場合は、下記内容で振り込んで下さい。
ゆうちょ銀行店名: 〇二九(ゼロニキュウ)店
ゆうちょ銀行店番号: 029
預金種目:当座
口座番号:0101082
名義:第13回春季大会実行委員会

・振込人名についてお願いです。カタカナの場合は最初の16文字、漢字の場合は8文字に参加者のお名前が含まれていない場合は、振込人の特定が困難です。このような場合には、振込後直ちに大会実行委員会までご連絡願います。

・大会参加費の振込口座は学会年会費の振込口座とは異なりますので、年会費の振込票で大会参加費を振込むことはできません.

・大会参加費の振込は、WEBによる参加登録とほぼ同時期にお願いいたします.

Ⅲ 発表要旨原稿について

(1)発表要旨原稿の提出

締切:2012年5月6日(日曜)(必着)

既に事務局から発表プログラム確定について発表者に通知がなされていますが,所定の形式で原稿を作成し,その原稿を電子ファイル(PDF)で jasid13yokohama”at”ynu.ac.jp 宛にお送りください.(スパム対策のため,上記アドレスではメール送信ができません.お手数ですが”at”部分を@に替えて送信して下さい)
その際,メールの件名を「国際開発学会第13 回春季大会◯◯原稿」としてください.(◯◯には口頭発表,ポスターセッション,企画セッション(座長名),ラウンドテーブルのいずれかを記載)

(注意事項)
* 口頭発表の持ち時間は、28 分(発表18 分,コメント5分、質疑5分)で時間厳守でお願いします。)これまでの大会は1セッション135分でしたが、今大会は120分に短縮され、コメンテーターも従来の2名から1名になっています。
* 必ずPDF ファイルにしてください.図表・写真はファイルに貼り込み,完全版下の状態にしてください.ページ番号は入れないで下さい.
* 発表要旨集の印刷配布はありません.よって,PC の持参を奨励いたします. また,この報告要旨集は期間限定で、パスワード保護し、学会のホームページ に掲載する予定です.

Ⅳ その他

航空券・ホテルに関して、実行委員会では,航空券・ホテルなどの手配を斡旋しません。

託児所についてのお知らせ
横浜国大内(以下URL参照)に保育園を開園予定です。
http://www.ynu.ac.jp/about/project/pdf/cm_2010_2_11.pdf
詳細は追ってお知らせします。
お急ぎの方は、大会実行委員会までメールでお問い合わせください。

Ⅳ 問い合わせ先

国際開発学会第13回春季大会実行委員会 小池 治(事務局長)
大会実行委員会メールjasid13yokohama”at”ynu.ac.jp
(スパム対策のため,上記アドレスではメール送信ができません. お手数ですが”at”部分を@にかえて送信して下さい.)

5/19 アジア政経学会東日本大会

2012年度アジア政経学会東日本大会プログラム

開催日:2012年5月19日(土)
会場:大東文化大学板橋キャンパス(〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1)3号館
アクセス:東武東上線・東武練馬駅北口下車・無料スクールバスで約7分(スクールバス乗り場まで徒歩5分)
(スクールバスの時刻表・乗り場は大東文化大学のウェブサイト
http://www.daito.ac.jp/campuslife/schoolbus/index.htmlをご覧下さい)
都営三田線・西台駅西口下車・徒歩10分
東武練馬駅から浮間舟渡駅行(国際興業)高島六の橋バス停下車
成増駅北口から赤羽駅西口行または志村三丁目駅行(国際興業)大東文化大学バス停下車
アクセスマップ・学内案内図:http://www.daito.ac.jp/access/itabashi.html
主催:アジア政経学会

日程:5月19日(土) 会場:板橋キャンパス3号館
9:30 受付開始
10:00~12:30 自由論題・自由応募分科会(セッションによって開始時間が異なります)
12:30~14:00 評議員会・理事会
14:00~17:15 共通論題
17:30~19:00 懇親会 会場:板橋キャンパス・カフェテリア《グリーンスポット》
会費:一般会員4000円、学生会員3000円

【自由論題セッション】
(セッションによって開始時間が異なります)

自由論題1 10:00-11:40 アジアの文化産業
司会兼討論:澤田ゆかり(東京外国語大学)
報告1:張永祺(東京大学大学院)
「中国アニメ産業におけるイノベーション」
報告2:鄭榮蘭(早稲田大学大学院)
「金大中政権期の韓国内文化産業の育成策―法・制度の整備及び放送コンテンツの海外進出振興政策を中心として―」
討論:高安雄一(大東文化大学)

自由論題2 10:40-12:30 中国と中国共産党の対外関係
司会:朱建栄(東洋学園大学)
報告1:吉川純恵(早稲田大学大学院)
「中国と国連PKO――「社会化」と「大国化」からの考察」
報告2:岡崎邦彦(大東文化大学)
「西安事変と西北問題善後処理-「調停者」と「謀主」の二役を演じた周恩来・中共中央」
討論1:松田康博(東京大学)
討論2:西村成雄(放送大学)

自由論題3 10:40-12:30 地域経済発展
司会兼討論:吉野文雄(拓殖大学)
報告1:苅込俊二(早稲田大学大学院)
「ASEAN中所得国の持続的成長の諸基盤・条件に関する一考察~世界銀行KAMアプローチによる検証」
報告2:穆尭芋(環日本海経済研究所)
「中国における地域発展戦略の新しい展開-中央主導から地方主導へ」
討論:加藤弘之(神戸大学))

分科会 10:00-12:30 アジア諸国の対外援助――新しいアプローチ
司会:David Potter (南山大学)
報告1:渡辺紫乃(埼玉大学)
「中国の対外援助の新展開―最近の変化の動向とその意味」
報告2:近藤久洋(東京国際大学)
“Korea's Aid and Taiwan's Aid: Are They Similar or Different?”
報告3:金孝淑(関西外国語大学)
「韓国の対アフリカODA:外交政策との関係性を中心に」
討論:佐藤仁(東京大学)

【共通論題セッション】
午後(14:00~17:15)

共通論題1 米中対峙下のASEAN
司会:黒柳米司(大東文化大学)
報告1:庄司智孝(防衛研究所)
「南シナ海問題の再燃とベトナムを中心とするASEANの対応-対米接近と対中牽制の態様-」
報告2:佐藤考一(桜美林大学)
「米中対峙と南シナ海紛争:中国の視点から見た資源と安全保障をめぐる問題」
他1名の報告者を予定
討論1:五味俊樹(大東文化大学)
討論2:高原明生(東京大学)

共通論題2 交錯するアジアの「ソフトパワー」
司会:丸川知雄(東京大学)
報告1:高井潔司(桜美林大学)
「中国の文化強国宣言――ソフトパワー発展戦略の方針と課題」
報告2:イ・ミジ(李美智)(京都大学大学院)
「韓国メディア・コンテンツの国外展開――ベトナムとタイを事例に」
報告3:青﨑智行(日中経済協会北京事務所)
「日本のコンテンツ海外展開:中国におけるケースを中心に」
討論:小針進(静岡県立大学)