2011年1月29日

3/20 第7回東南アジア教育科研研究会

高大連携東南アジア教育科研の第7回研究会の開催を下記のように開催します。
ふるってご参加ください。

日時:2011年3月20日(日)14:00-17:00
場所:東京外国語大学 研究講義棟4階 総合文化研究所会議室(422)
アクセス:西武多摩線多磨駅で下車、徒歩10分。
または京王線飛田給駅からバスで10分、東京外国語大学前で下車。
大学へのアクセス:http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html

プログラム:
報告1 根本 敬氏 上智大学外国語学部
「上智大学における東南アジア教育の実践」(仮題)(60分)

休憩(15分)

報告2 関根 秋雄氏 中央大学文学部非常勤講師、東京都立井草高等学校嘱託
「『東南アジアを知る6つのキーワード』をどう授業実践に活かすか?」(60分)

総合討論(45分)

どなた様でも参加できます。申し込みは必要ありません。

2/10 Les sites archéologiques du bassin du Tonlé Sap @ CCF

Les sites archéologiques du bassin du Tonlé Sap
par Bruno Brugier
Jeudi 10 février, 19h
Cinéma, CCF

Bruno Bruguier, maître de conférences à l'EFEO, présentera son dernier ouvrage « Sambor Prei Kuk et les sites archéologiques du bassin du Tonlé Sap » publié aux Éd. du Mékong avec le concours de l'Unesco. Les renseignements d'ordre touristique y sont mis en relation avec les archives, l'épigraphie et la statuaire.

Les sites archéologiques du bassin du Tonlé Sap
by Bruno Brugier
Thursday 10  febuary, 7PM
Cinema, CCF

Bruno Bruguier, lecturer at the Ecole Francaise d’Extrême Orient, will present his latest work on "Sambor Prei Kuk and the archeological sites of the Tonlé Sap Basin" published by Editions du Mékong in conjunction with UNESCO. The book sets links between tourism informations and archives, epigraphy, and statuary.

1/29 My Karma @ Bophana

Saturday, January 29
4:00pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center

My karma
A fiction by Ing Kheng Try, 120 min, 1971, Khmer Version
Sothy and Lamuth are married and live happily as peasants. While waiting for the harvest season, Sothy spends his free time to work in Phnom Penh as rickshaw. After a while, he falls under the yoke of a single and rich woman who takes him away from his family ...

2011年1月26日

1/31 上智大学アンコール遺跡国際調査団特別講演会「「遺跡エンジニアリング」の誕生・適用・発展」

今回の講演会は、私たちになじみ深い遠藤宣雄先生にお願いいたしました。
先生は、上智大学アンコール遺跡国際調査団(以下調査団)のために1987年から約25年にわたり調査団の裏方としてご尽力くださいました。そのお陰で調査団が現在も続いております。
講演会では、先生がかねてからご研究の「遺跡エンジニアリング」についてお話しいただきます。先生は「遺跡エンジニアリング」とは、文化遺産としての「遺跡」と工業技術の「エンジニアリング」を結び付け、文化遺産を社会発展に活かすための方法論として構築されました。1999年には国連ボランティア計画(UNV)の「村落発展プロジェクト」においてもこの方法論が使われ、面目躍如でもありました。
今回のご講演は、先生の最終講義でもあります。特に次世代を担う若い人たちのために、先生の体験談や方法論の具体的事例が数多くご紹介されます。うんちくを傾けた先生の語録こそ、カンボシア30年の現代史であります。
皆さまにおかれましては何かとご多忙とは存じますが、ぜひご来場くださいますようご案内申し上げます。

日 時:2011 年1月31日(月)18:00―19:30
場 所:上智大学中央図書館8階 L-821会議室
テーマ:「遺跡エンジニアリング」の誕生・適用・発展
講師:遠藤 宣雄 先生(上智大学アジア文化研究所名誉所員)

交通案内:JR・地下鉄「四ッ谷駅」下車 徒歩3分
入場無料
連絡先: 〒102-8554 千代田区紀尾井町7-1
上智大学アジア人材養成研究センター
Tel. 03-3238-4136 Fax. 03-3238-4138

2011年1月21日

2/28-3/1 【再掲】東南アジアのイスラームに関する講演会とセミナー

2011年2月28日(月)
於 南山大学名古屋キャンパスL棟910教室

講演会(13:00―15:00)

Dr. Moch Nur Ichwan (スナン・カリジョゴ国立イスラーム大学講師)
'Secularism, Islamism and Pancasila: Muslim Debates on Secularization in Indonesia'

 Moch Nur Ichwan 氏経歴
1970年東部ジャワPonorogo生まれ。プサントレンやマドラサで教育を受けたのち、 ジョクジャカルタのスナン・カリジョゴ国立イスラーム学院(現イスラーム大学)で学ぶ。その後、オランダのDe Universiteit van Tilburgで2005年に博士号を取得。博士論文は"Official Reform of Islam: State Islam and the Ministry of Religious Affairs in Contemporary Indonesia,  1966-2004".
 制度を通した「緩やかなイスラーム化」について研究を重ねておられます。
主要な論文は以下の通りです。
・"The Politics of Shari'athization: Central Government and Regional discourses of Shari'a Implementaiton in Aceh",  in Micheal Feener and Mark Cammack ed. Islamic Law in Contemporary Indonesia: Ideas and Institutions. Harvard University Press, Cambridge, Massachusetts, 2007.

・"Ulama', State and Politics:the Council of Indonesian Ulama' After Suharto" Islamic law and Society 12:1(January 2005)

セミナー「東南アジアのマイノリティ・ムスリム」(15:30―18:30)
司会 服部美奈(名古屋大学准教授)
15:30-15:40 趣旨説明 小林寧子(南山大学教授)

15:40-17:00
川島緑(上智大学教授) 
「マイノリティ・ムスリム研究のアプローチと展望」
コメント:加藤 剛(龍谷大学教授)

17:10-18:30
遠藤正之(立教大学アジア地域研究所研究員)
「16~19世紀のカンボジアにおけるマレー人の活動の変遷」
コメント:青山 亨(東京外国語大学教授)

懇親会

3月1日(火)9:30-17:30
於 南山大学名古屋キャンパスJ棟1階Pルーム
司会 中田有紀(東洋大学助教)

9:30-10:50
山口元樹(慶応大学大学院生)
「オランダ領東インドにおけるアラブ人協会『イルシャード』の教育活動:アフマド・スールカティーの改革主義思想とその影響―」
コメント:小林寧子

11:00-12:20
吉本康子(国立民族学博物館外来研究員)
「「オールド・ムスリム」の祖霊供養:ベトナム中南部におけるラマダンの事例より」
コメント:青山 亨

昼食

13:30-14:50
小河久志(国立民族学博物館外来研究員)
「ダッワの伸展とその諸相:タイ南部におけるタブリーギー・ジャマーアトとムスリム社会」
コメント:小林寧子

15:00-16:20
斎藤紋子(東京外国語大学非常勤講師)
「民族と宗教をめぐるポリティクス:「バマー・ムスリム」という主張と身分証明書の記載をめぐって」
コメント:加藤 剛

16:30-17:30
総合討論
司会 服部美奈

準備の都合上、参加を希望される方は下記までご連絡ください。
南山大学アジア・太平洋研究センター事務局
電話:052(832)3111 内線3428・3429
cfes-cfas-all[atmark]nanzan-u.ac.jp

1/27 Cycle IRASEC: Thaïlande, aux origines d’une crise @ CCF


Cycle IRASEC : Thaïlande, aux origines d’une crise
CCF - Cinéma

Archaïsmes culturels et nationalistes en Asie du Sud-Est
Jacques Ivanoff

Jeudi 27 janvier, 19h
Cinéma du CCF

Ethnologue (IRASEC et CNRS), Jacques Ivanoff nous propose une analyse sur la longue crise qui sévit en Thaïlande et qui oppose deux clans : les Rouges considérés comme des paysans incultes et les Jaunes, l’élite urbaine.
Cette crise à fait éclater le consensus thaïlandais et son idéal de développement en révélant au grand jour le fonctionnement archaïque de son modèle.

1/22 Years of Darkness @ Bophana

Saturday, January 22
4:00pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center

Years of Darkness
A documentary by Tom Vendetti, 45 min, 2003, English Version

In 1971, the 14-year-old Sam Khong enlisted as a gunner in the Cambodian Navy. In 1974, at age 17, as a part of a program

providing military assistance to Cambodia, Sam was sent to the United States for additional military training. When the Khmer Rouge took the Cambodian capital Phnom Penh in 1975, Sam was in military training in Texas. He could not return to Cambodia…

2011年1月20日

1/22 プロジェクト合同シンポジウム「文化遺産・新しい人材・アジアの未来」

プロジェクト合同シンポジウム 『文化遺産・新しい人材・アジアの未来』

カンボジア・アンコール遺跡の保存修復活動を続けるJASA(日本国政府アンコー ル遺跡救済チーム+カンボジア政府APSARA機構)の近年の活動報告と、カンボジア 及びベトナムにおいて実施してきた各プロジェクトの成果報告・研究報告に基づ き、これからのアジアにおける文化遺産の在り方と保存修復活動、そしてそれを 担う人材養成の展望について討論します。

● 名 称:プロジェクト合同シンポジウム『文化遺産・新しい人材・アジアの未 来』
● 日 程:2011年1月22日(土)
● 時 間:13:00~17:50
● 会 場:早稲田大学西早稲田キャンパス 55号館N棟 1階大会議室
● 主 催:早稲田大学理工学研究所
● 共 催:日本国政府アンコール遺跡救済チーム、早稲田大学総合研究機構 URL:http://www.lah-waseda.jp/assets/docs/2011/angkor/Symposium-20110122.pdf

プログラム
13:00-13:05開会の辞及び主旨説明:中川武(早稲田大学教授)

13:10-13:15来賓挨拶:清水武則(外務省国際文化協力室室長)

13:15-13:35「古代クメールの地方都市と地方寺院の諸相」溝口明則(名城大学教授)

13:35-13:55「バイヨン寺院浮き彫りの保存修復」沢田正昭(国士舘大学教授)

13:55-14:15「バイヨン寺院造成過程-始めと終り-における考古学的検証─南経蔵 及び南東部外郭部の発掘調査を主として─」山本信夫(早稲田大学客員准教授)

14:15-14:35「ベトナム・フエ阮朝勤政殿の再建と歴史的環境の復原に向けて」木 谷建太(早稲田大学助手)

15:00-15:20「デジタルバイヨンと今後」池内克史(東京大学教授)

15:20-15:40「クメール帝国地方拠点寺院に使用されている砂岩材 - コー・ケル 、コンポン・スヴァイのプリア・カーン、ベン・メリアおよびバンテアイ・チュ マール」内田悦生(早稲田大学教授)

15:40-16:00「アンコール遺跡砂岩表面の着生微生物」片山葉子(東京農工大学教授)

16:00-16:20「バイヨン寺院の建造に関する構造学からの考察」新谷眞人(早稲田大学教授)

17:10-17:50パネルディスカッション

2011年1月17日

1/29 東南アジア考古学会・東南アジア学会関東例会、学際ワークショップ

☆東南アジア考古学会・東南アジア学会関東例会 学際ワークショップ
「紀元1000年紀のメコン河下流域の編年と文化に関する多角的検討」

<趣旨説明>
カンボジアと南 部ベトナムは、少なくとも前近代以前においては文化背景を同じくするにもかかわらず、研究が政治情勢に左右されてきました。本ワークショップは、古代の歴史・文化研究において、そのような国境や現代社会の諸条件に左右されてはいけないという発想からきています。そこで、いろいろなバイアスを抜きにして、日本でカンボジアと南部ベトナムの古代について、多分野からの検討をしてみたく、企画した次第です。当該地域における近年の遺跡研究には、長足の進歩があり、しかもその多くの研究発展に日本人研究者が関わっています。考古学・美術史・建築史・文献史といった各分野からの専門家に集まっていただき、紀元1000年紀のメコン川下流域の古代文化について、編年や時代設定、文化変遷に関する概念を自身の研究から出発して発表を行い、議論の場を設けることにしました。また、研究視界を良好にするため出版物や研究近況の紹介をしてデータ共有もはかりたいと思います。21世紀的研究基盤形成のためにも、是非皆様の積極的ご参加をお待ちする次第です。

コーディネーター:西村昌也(関西大学文化交渉学教育研究拠点)、田畑幸嗣(上智短期大学)

日時:1月29日13時~18時

場所:上智大学2号館5階 507号室

1. 西村昌也(関西大 学)「メコン・ドンナイ川下流域の先史時代末から初期歴史時代にかけての編年議論と大型遺跡の紹介」

2. 田畑幸嗣(上智短期大学)「アンコール時代の考古学研究における年代設定について」

3. 淺湫 毅(京都国立博物館)「アンコール期石造彫刻の編年に関する一試案」

4. 松浦史明(上智大学)「歴史学の立場から(タイトル未定)」

5. 佐藤 桂(早稲田大学)「クメールの建築と都市の変遷」

6. 山形眞理子(立教大学)、太田千香子(近畿日本ツーリスト)「ドンナイ川中流の宗教センター・カッティエン遺跡の考古学的位置づけについて」

7. コメンテーター:肥塚 隆(大阪大学名誉教授:美術史研究の立場から)

8. ディスカッション

2011年1月16日

1/27 上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻、院生研究会

上智大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻院生2名による研究発表会を、次のようにご案内申しあげます。
修士論文の構想段階ではありますが、カンボジア研究の皆様から広くご意見をいただき、かつ有意義な議論ができれば有難く存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、資料準備の都合上、参加される旨を下記までご連絡ください。
また、終了後には四谷駅近辺で懇親会を予定しています。
連絡先:丸井雅子 m-masako[atmark]sophia.ac.jp

カンボジア地域研究 院生研究発表会のご案内

【日時】2011年1月27日(木)17:00~19:30

【場所】上智大学2号館6階630a会議室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/top/info/access

【発表者】

■中村 典(上智大学大学院博士前期課程1年)
「カンボジアの伝統調味料プラホック―近年の政府による支援政策―」

東南アジア最大の湖、トンレ・サップ湖を国の中心に持すカンボジアの食生活は、水産資源を主として営まれている。その中で現在に至る長い間、日常的に利用されてきた伝統調味料、プラホック(塩辛)がある。そのプラホック生産を巡り、近年政府による支援政策が開始した。
本発表では、①夏季・冬季現地調査を踏まえたプラホック生産に見られる3形態の生産状況、②政府による支援政策の一つである「一村一品運動」の起源とカンボジアでの政策内容、の2点を報告する。

■貝塚 乃梨子(上智大学大学院博士前期課程1年)
「カンボジアの初等社会科教育に関する一考察:1993年体制下における国民統合」

近年、グローバリゼーションが広がりを見せるなか、カンボジアでは教育に関する国際会議を受けた教育計画やカリキュラムの改革を通じ、愛国心やアイデンティティを育むことの重要さを主張している。なかでも、社会科教育は国家の独自性が最も現れる教科のひとつであり、国民統合を意識した教育目的が掲げられている。
本発表では、現在の初等社会科教育を概観したうえで、その構成要素のひとつである芸術教育を中心に、国民統合に関する記述をカリキュラム、教科書、教員用指導書を通じて分析する。

1/28 【再掲:申し込み締め切り日延長】ARUN一周年シンポジウムのご案内

先日ご案内させて頂きましたARUN一周年シンポジウムについて、申込締切日を1月24日(月)まで延長致しました。
ご多忙とは存じますが、ふるってご参加賜りますようお願い申し上げます。

━ ご案内  ━━━━━━━━━

私たちは、途上国の社会的企業への社会的投資を目的として2009年12月にARUN合同会社を設立し、カンボジアへの社会的投資の実施と日本国内で社会的投資を広めるための活動を行ってまいりました。2010年6月には、カンボジアに現地事務所を設置しマネージャーを常駐させることで、カンボジアでの活動基盤をさらに強めています。また、45名(2010年12月現在)の個人投資家より3850万円の出資をいただき投資事業を行っている他、トヨタ財団、KDDI財団、国土緑化推進機構からの助成金、エコジャパンカップでの環境ビジネスウイメン賞をいただき、JICAのBOPビジネス連携促進調査事業にも採択されました。(敬称略)
そこで、今までの感謝とこれからの決意もあらたに一周年記念シンポジウムを開催し、一年間の活動のご報告と今後の計画や夢についてお話したいと思います。また、ゲストスピーカーとしてmaneo株式会社 代表取締役社長 妹尾 賢俊様、軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団 代表理事 小林 りん様をお招きしており、日本での金融・国際貢献の最前線の動きを感じていただきたいと考えております。

ARUNにとっての大きな節目となる会にて、皆様にお会いできますことを楽しみしております。ご多忙とは存じますが、ふるってご参加賜りますようお願い申し上げます。

(お手数ですが、ご参加いただける方は2011年1月24日(月)までに下記の方法でお申し込みください。
※申し込み締切日を延長いたしました。)
          
━ 開催概要 ━━━━━━━━━

■日時:2011年1月28日(金)
18時30分 会場受付開始
19時00分~21時00分 シンポジウム
21時00分~22時00分 懇親会
※懇親会では、お菓子とソフトドリンクをご用意しています

■プログラム概要
ARUN代表 功能聡子 一年間の活動のご報告と今後の計画
ゲストスピーカー・ARUNディレクターによるパネルディスカッション

■ゲストスピーカー
maneo株式会社 代表取締役社長 妹尾賢俊様
軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団 代表理事 小林りん様
<ご参考>
maneo株式会社 https://www.maneo.jp/apl/index
軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団 http://isak.jp/isak/top/

■会場
東京芸術劇場 5階 大会議室(シンポジウム)/中会議室(懇親会)
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
http://www.geigeki.jp/access.html

■参加費:1500円(シンポジウム・懇親会参加費込み)
※おつりが出ないようにご協力をお願いいたします

■お申し込み方法(※申し込み締切日を延長いたしました)
お手数ですが、2011年1月24日(月)までに以下のサイトにアクセスし、必要事項をご記入ください。
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHgxWDVIbTQyQ05BZml0VVBmcDdzMmc6MA

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~ARUNについて~
ARUN,LLC.(アルン合同会社)は、カンボジア等途上国の社会発展に寄与する現地の企業/団体に、寄付ではなく、対等な立場での投資と技術支援を行っています。
投資を通じて現地の方々とパートナーになり、カンボジア等の途上国社会の自立的な発展を支援します。

投資事業としては、カンボジアの社会的企業、Sahakreas CEDACが現地の農民組合、NGO等と協働で進める、有機米販売事業、天然はちみつ販売事業に対して投資をしております。この事業は、カンボジアの小規模農家約2000世帯、森林保全をすすめる天然はちみつ採取者約500世帯の生計向上に具体的に役立つ他、エコロジカルな農業や森林保全の推進、農民組合の自立、カンボジア産農産物の流通経路の確立、という社会的インパクトを持っています。また、新たにヘアエクステンションによる女性のエンパワーメントを目指す事業への投資も開始しました。
http://www.arunllc.com/

1/31 任期付外務省職員の臨時募集(日カンボジア関係担当)

外務省では、任期付外務省職員の臨時募集(日カンボジア関係担当)を行っています。

詳細は、下記をご参照ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/cambodia.html

2/27 第12回プノンペン勉強会

一昨年(2009年)秋から現地に留学している院生を中心に続けてきた勉強会を、来月久しぶりに開催します。どなたでもご参加いただけますので、参加希望の方は当日直接会場にお越しください。

<第12回プノンペン勉強会>
日時:2011年2月27日(日)午後2-5時

場所:Cafe Livingroom 2階小会議室(House#9, Street.306)

内容:
1. 卒業論文発表
報告者:新谷春乃(東京外国語大学外国語学部カンボジア語専攻)
論文タイトル:「民主カンプチア」時代を巡る歴史教育-国定歴史教科書の検討を通して-」

2. 第3回プノンペン部会に関しての相談事項など

3. その他

<発表要旨>
本報告では、これまで語られた様々な「民主カンプチア」に関する言説の中でも、歴史教育、特に歴史教科書に焦点を当て、国家による「民主カンプチア」言説が時期ごとにどのように展開されてきたのかを分析し、その歴史性を検証する。
1993年の総選挙の結果、一時的に2人首相制を導入するも、1979年の「民主カンプチア」崩壊以降、カンボジアでは一貫して、人民革命党/人民党による支配が継続されている。その継続された支配の中で、対クメール・ルージュ政策は、クメール・ルージュの動向だけでなく、国際社会との関わりに敏感に反応しつつ、展開されてきた。
歴史教育を規定する学習指導要領では、1980年代はカンプチア人民共和国成立の正統性を導きだす形で、近現代史を重視するという位置付けを歴史教育に与えた。1990年代以降、愛国心を育み、過去から学ぶという視点を導入し、古代史・アンコール史重視の歴史教育が行われるようになった。「民主カンプチア」時代を巡る歴史教育の規定は、国家による対クメール・ルージュ政策とほぼ同調するものの、パリ和平以降、正式にクメール・ルージュ裁判特別法廷が開廷されるまで、その扱いに慎重な傾向が見られた。
以上の様な背景から、1979年以降発行された国定歴史教科書による「民主カンプチア」時代の記述を分析した。
クメール・ルージュとの内戦下で国内政治が不安定であった時期、国連での議席を「継続」しているクメール・ルージュ勢力を否定するため、記述では「ポル・ポト―イエン・サリ一味による民族虐殺政権」というように、「国家」ではない「政権」であるという認識を強調した。1980年代、カンプチア人民共和国の正統性を示すことが国是であり、歴史教育は国家成立の正統性を提示する絶好の空間となった。
パリ和平後、依然として国際社会の中で正統性を持つ「民主カンプチア」を国家として認めたが、それは、カンプチア人民共和国の正統性である「ポル・ポト―イエン・サリ一味による民族虐殺政権」の否定と矛盾した。この矛盾を解決するため、歴史教科書は記述の中で様々な工夫を用い、記述に国家の反「民主カンプチア」意識を盛り込んだ。
なお、本報告は、平成22年度に東京外国語大学に提出した卒業論文を元としている。

1/20-21 Kok Thlok @ CCF



Kok Thlok
Jeudi 20 - Vendredi 21 Janvier, 19h
Tep Sodachan - Vendredi 4 février, 19h
Cinéma du CCF
En 2011, le CCF soutient la diffusion des spectacles de la jeune compagnie Kok Thlok.
Elle proposera une série d'adaptations de spectacles traditionnels cambodgiens.
La pièce Tep Sodachan, présentée en février nous plonge dans la vie d’une déesse et d’un pauvre paysan.
Certains voient cette relation comme une condamnation, d’autres comme une chance…

Kok Thlok
Thursday 20 and friday 21 January, 7PM
Tep Sodachan - friday4 Febuary, 7PM
Cinéma of CCF

Throughout the year 2011, the CCF will support and present performances by the young company Kok Thlok.
The company will perform various adaptations of traditional plays.
In February, the play Tep Sodachan will plunges us into the life of a goddess and a poor peasant.
Some  people see this relationship as a sentence, others as a bit of luck.

2011年1月10日

1/12 A New Cambodia: Reclaiming the Future @ Kingdom Brewery

Dr. Lois de Menil, President, and Mr. Olivier Bernier, Vice- President of The Center for Khmer Studies will lead a brief discussion on "A New Cambodia: Reclaiming the Future"

A cocktail reception will follow the discussion

A 5$ donation is suggested at the door / Casual Business Attire

Please RSVP to pb@leopardasia.com or (023) 221 634 before January 6th 2011

Organized by: Leopard Capital and the American Cambodian Business Council

1/15 "Nostalgia" @ Bophana

Saturday, January 15
@ Bophana Audiovisual Resource Center

4:00pm
Nostalgia
A fiction by Chheng Kana & Men Sovann, 110 min, 1990, Khmer Version
Ratha, a professor at the Faculty of Medicine, falls in love with his student Yada. They live happily without any concern, but one day Yada’s mother dies and at the same day, Yada has an accident and cannot walk. Because of her handicap, Ratha’s mother doesn’t allow her son to marry Yada. Ratha doesn’t follow his mother’s advice and he manages to marry Yada.
After marriage, they live happily together. One day, Yada’s sister fells in love with Ratha.

2011年1月9日

1/28 ARUN一周年シンポジウム

ARUN一周年シンポジウムのご案内

私たちは、途上国の社会的企業への社会的投資を目的として2009年12月にARUN合同会社を設立し、カンボジアへの社会的投資の実施と日本国内で社会的投資を広めるための活動を行ってまいりました。2010年6月には、カンボジアに現地事務所を設置しマネージャーを常駐させることで、カンボジアでの活動基盤をさらに強めています。また、45名(2010年12月現在)の個人投資家より3,850万円の出資をいただき投資事業を行っている他、トヨタ財団、KDDI財団、国土緑化推進機構からの助成金、エコジャパンカップでの環境ビジネスウイメン賞をいただき、JICAのBOPビジネス連携促進調査事業にも採択されました。(敬称略)
そこで、今までの感謝とこれからの決意もあらたに一周年記念シンポジウムを開催し、一年間の活動のご報告と今後の計画や夢についてお話したいと思います。また、ゲストスピーカーとしてmaneo株式会社 代表取締役社長 妹尾 賢俊様、軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団 代表理事 小林 りん様をお招きしており、日本での金融・国際貢献の最前線の動きを感じていただきたいと考えております。

ARUNにとっての大きな節目となる会にて、皆様にお会いできますことを楽しみしております。ご多忙とは存じますが、ふるってご参加賜りますようお願い申し上げます。

(お手数ですが、ご参加いただける方は2011年1月14日(金)までに下記の方法でお申し込みください。)

━ 開催概要 ━━━━━━━━━

■日時:2011年1月28日(金)
18時30分 会場受付開始
19時00分~21時00分 シンポジウム
21時00分~22時00分 懇親会
※懇親会では、お菓子とソフトドリンクをご用意しています

■プログラム概要
ARUN代表 功能聡子 一年間の活動のご報告と今後の計画
ゲストスピーカー・ARUNディレクターによるパネルディスカッション

■ゲストスピーカー 
maneo株式会社 代表取締役社長 妹尾賢俊様
軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団 代表理事 小林りん様
<ご参考>
maneo株式会社 https://www.maneo.jp/apl/index
軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団 http://isak.jp/isak/top/

■会場
東京芸術劇場 5階 大会議室(シンポジウム)/中会議室(懇親会)
東京都豊島区西池袋1丁目8-1
http://www.geigeki.jp/access.html

■参加費:1500円(シンポジウム・懇親会参加費込み)
※おつりが出ないようにご協力をお願いいたします

■お申し込み方法
お手数ですが、2011年1月14日(金)までに以下のサイトにアクセスし、必要事項をご記入ください。
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHgxWDVIbTQyQ05BZml0VVBmcDdzMmc6MA


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~ARUNについて~ 
ARUN,LLC.(アルン合同会社)は、カンボジア等途上国の社会発展に寄与する現地の企業/団体に、寄付ではなく、対等な立場での投資と技術支援を行っています。
投資を通じて現地の方々とパートナーになり、カンボジア等の途上国社会の自立的な発展を支援します。

投資事業としては、カンボジアの社会的企業、Sahakreas CEDACが現地の農民組合、NGO等と協働で進める、有機米販売事業、天然はちみつ販売事業に対して投資をしております。この事業は、カンボジアの小規模農家約2000世帯、森林保全をすすめる天然はちみつ採取者約500世帯の生計向上に具体的に役立つ他、エコロジカルな農業や森林保全の推進、農民組合の自立、カンボジア産農産物の流通経路の確立、という社会的インパクトを持っています。また、新たにヘアエクステンションによる女性のエンパワーメントを目指す事業への投資も開始しました。
http://www.arunllc.com/

2011年1月6日

1/25-2/3 写真展「東南アジア影絵人形芝居探訪」@日本ASEANセンター

1/25-2/3 写真展「東南アジア影絵人形芝居探訪」開催

カンボジアの「スバエク・トム」やインドネシアの影絵人形芝居「ワヤン・クリ」など、インドの古代叙事詩の物語は、影絵人形芝居の様相で東南アジアに伝承されています。

今回は、こうした影絵人形芝居の上演風景や人々に生活風景の写真も併せた、写真家 熊谷正氏による写真展「東南アジア影絵人形芝居探訪」を開催します。

また、より深く影絵人形芝居を知って頂くために、「スバエクの会」主宰である福富友子氏によるトークショー「スバエク・トムの魅力」、熊谷正氏による写真説明のフロア・レクチャー、インドネシアの「ワヤン・クリ」の上演も開催します。

カンボジアとインドネシアのそれぞれの影絵人形芝居の特徴を比較してみるのもおもしろいかもしれません。どうぞお気軽にご来場下さいませ。

期間:2011年1月25日(火)~2月3日(木)09:30~17:30 
※1月30日(日)は閉館
場所:日本アセアンセンター・アセアンホール
入場料・各イベント参加料:全て無料

<1月29日(土)サイドイベント・スケジュール>
●13:30~14:30 トークショー:「スバエク・トムの魅力」
                              福富友子氏(スバエクの会主宰)

●14:40~15:40 フロア・レクチャー:展示写真解説 熊谷正氏(写真家)

●16:00~18:00  ワヤン・ライブ(観劇):演目「アノマン使者に立つ」
ダラン:中辻正氏(日本ワヤン協会)

主催:日本アセアンセンター
入場料・各イベント参加料:すべて無料
予約: 不要

イベントURL: http://www.asean.or.jp/ja/ajc/about/event_hall/2011/PhotoExhibitionShadowdollsshow

1/19 ドキュメンタリー映画「ニューイヤーベイビー」上映会@日本アセアンセンター

カンボジアのドキュメンタリー映画「ニューイヤーベイビー」上映会
1/19(水) 18:30~19:45

入場料は無料

【 場所 】日本アセアンセンター・アセアンホール

東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル 1階
(都営地下鉄三田線御成門駅A4出口より徒歩1分)

http://www.asean.or.jp/ja/ajc/about/access.html

詳細はこちらから ↓  
http://www.asean.or.jp/ja/ajc/about/event_hall/2010/ASEAN_Arukikata_StudentEvent2011

また、当日は「ASEANで交流&ボランティアWEEK!」期間中です。
他にも様々なイベントを行っています。ぜひ一度チェックをお願いいたします・・・。

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カンボジア難民を描いたドキュメンタリー映画「ニューイヤーベイビー」。第3回難民映画祭(2008年)でも上映された本作品の日本語字幕版を、今回NPO法人ARBA様のご協力により、センターで上映します!
<協賛: NPO法人ARBA> 「NPO法人ARBA」に関する詳しい情報はこちらから

2006年/アメリカ/74分
監督: ソチャータ・ポーエブ
2007年アムステルダム国際映画祭受賞作品 (他、8タイトル受賞)

【ストーリー】
カンボジアの正月に難民キャンプで生まれながら家族の過去を知ることなくアメリカで育ったソャータ。突然親から明かされる衝撃の事実。深まる謎を解くため、クメール・ルージュによって引き裂かれた家族を訪ね、自らカンボジアに足を運んだ彼女の秀逸ドキュメンタリー。両親が隠し持っていた秘密とは、彼らの勇敢さを物語っていた。

1/18-23 【再掲】写真展企画「甦るカンボジア ――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」

[管理者より:主催者からご連絡をいただきましたので、再掲します。]

■内藤順司氏写真展
「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」
・写真展日時:2011年1月18日(火)~1月23日(日)、10:00~16:00
・場所:立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
国際平和ミュージアム アクセスマップ
入場無料。 IKTTで織られた布も併せて展示いたします。

今回の写真展では、クメール伝統織物研究所(以下、IKTTと略記)の伝統の森再生プロジェクトを撮影した内藤順司氏の写真を1週間程度展示いたします。その期間中に、IKTT の所長である森本喜久男氏の講演会、そして撮影者である内藤順司氏の講演会をおこないます。同時に、IKTTにおいて織られた布を展示いたします。

IKTTは、カンボジア・シエムリアップを拠点に、長い戦乱のなかで失われつつあったカンボジア独自の伝統織物の復活をつうじて、人々の生活と、それを支える自然環境の復元を目指しています。その活動は単に織物の再生にとどまることなく、女性、とりわけや障害者にディーセントな労働を提供する場ともなっています。また、近年の「伝統の森」再生プロジェクトでは、伝統的な織物を支えてきた自然環境や村の生活そのものの再生を目指して養蚕、耕作、森の再生、祭りや伝統技術ならびに生活文化の再生、教育環境の整備などの活動を通じて、単なるNPOの活動を超えたレベルで、一つの「村」と「森」とを荒地に創りだしています。このような環境に配慮したコミュニティ創出の試みは、世界的にみても稀有な例であり、「支援」および「生存」の未来のあり方を提示しているのではないでしょうか。

同時開催
■内藤順司氏講演会
「私はなぜ、海外で活躍する日本人を撮るのか?」
・講演会日時:2011年1月16日(日) 14:00~
・場所:立命館大学国際平和ミュージアム3階 会議室307号室
入場無料。
*お越しいただいた方には極力参加できるよう努めてまいりますが、定員に限りがあり、入場できない場合がありますことをご了承ください。

■森本喜久男氏講演会
「甦るカンボジア――伝統織物の復興が、“暮らし”と“森”の再生に至るまで」
・講演会日時:2011年1月22日(土) 14:00~
・場所:立命館大学国際平和ミュージアム3階 会議室307号室
入場無料。
*お越しいただいた方には極力参加できるよう努めてまいりますが、定員に限りがあり、入場できない場合がありますことをご了承ください。

お問い合わせは中倉智徳(trakukanaあっとgmail.com)までお寄せください。

詳細は下記をご覧ください。
http://www.arsvi.com/a/20110116.htm

2011年1月4日

2/28 Call for Papers, "Transforming Cambodia Studies: Social Change and Cultural Transitions since 1979" @ CKS

Center for Khmer Studies
Siem Reap, 7-9 July, 2011

The Center for Khmer Studies (CKS) announces a call for papers for a joint conference
TRANSFORMING CAMBODIA STUDIES: SOCIAL CHANGE AND CULTURAL TRANSITIONS SINCE 1979
in collaboration with:
The Center for Southeast Asian Studies, Northern Illinois University
The Consortium of Southeast Asian Studies at the University of California, Berkeley
and the University of California, Los Angeles
The Center for Southeast Asian Studies, University of Wisconsin, Madison
Asian American and Asian Diaspora Studies at the University of California, Berkeley

Since 1979 Cambodians in Cambodia and in Cambodian communities overseas have had to contend with multiple transitions; from war to peace, from one political-economic system to another and from virtual diplomatic isolation to regional and global re-integration. Inquiry into the outcomes and expressions of these transitions is still ongoing and uncertain. This conference aims to focus attention on new scholarly inquiry into the nature and impact of these transitions as they affect power relations, communal organization, identity formations and rural-urban as well as transnational migrations. We encourage contributions from the fields of
• History
• Political Science
• Sociology
• Human Geography
• Ethnic Studies
• Migration Studies
• Anthropology
• Religious Studies
• Visual and Performing Arts.

Abstracts (250 words maximum) should be sent to conference@khmerstudies.org no later than 28 February 2011 and should include your name, institutional affiliation, and contact address. In reviewing abstracts for selection, the conference committee will give strong preference to papers that intelligently and specifically address the overarching theme of transitions and transformations. We especially welcome offers of papers from graduate students and younger scholars. Scholars will be informed of acceptance by early April.

1/8 Cambodia: A Country to be Redone @ Bophana

Saturday, January 08
4:00pm
@ Bophana Audiovisual Resource Center

Cambodia : a country to be redone
Produced by Roger Pic, 25min, 1979, Khmer Version
This film report captures Phnom Penh before its revitalization as a depopulated city with outdated infrastructure. The film displays a traumatized populace seeking to reunite after the departure of the Khmer Rouge.


One Year after the Liberation
Produced by Keo Pich, 30min, 1980, Khmer Version
Documentary from the People Republic of Kampuchea depicts the development of the country within one year after the fall of the Khmer Rouge regime.