2010年5月29日

6/26-27 第46回 日本比較教育学会全国大会

第46回日本比較教育学会全国大会を来る6月26日、27日に兵庫県神戸市の神戸大学で開催します。

大会では自由研究発表Ⅰ・Ⅱ(ポスターセッションを含む)、課題研究、公開シンポジウム、ラウンド
テーブルを行う予定です。公開シンポジウムとしては、「比較教育学と国際教育開発」(仮題)、課題研究としては、「サブサハラアフリカにおける初等教育普及政策の政策的示唆と今後の国際協力」、「トランスナショナル教育の可能性と課題」を予定しています。

日時:2010年6月26日(土)~27日(日)
場所:〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1 地図

神戸大学HP:http://www.kobe-u.ac.jp/
神戸大学アクセス:http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/seimon.h
日本比較教育学会:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jces/index.html
神戸大学大学院国際協力研究科:http://www.gsics.kobe-u.ac.jp/indexj.html

第46回日本比較教育学会大会プログラム(PDF)

2010年5月27日

6/26 東南アジア学会関西地区例会

今年度の東南アジア学会関西地区例会は、6、10、12月については「東南アジアの社会と文化研究会」と共催のとなります。相互に刺激となって活発に議論ができますことを目指しております。
http://www.chiiki.asafas.kyoto-u.ac.jp/syakai-bunka/workshop/index.html
早速、6月は下記のように共同で開催いたします。ふるってご参加ください。

日 時  2010年6月26日(土)13:30~17:30
場 所 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科  総合研究2号館
(旧・工学部 4号館)4階 会議室(AA447)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access.html

報告1 中村 真里絵(国立民族学博物館 外来研究員)
「農民から職人へ:タイ東北部土器生産地における社会関係の変容」

報告2 佐藤 奈穂(京都大学東南アジア研究所 非常勤研究員)
「カンボジア農村における死別・離別女性の研究 -親族ネットワークと生計維持戦略-」

【発表要旨 Abstracts】

1 中村 真里絵氏

 本発表では、タイ東北部有数の土器生産地ダーン・クウィアンにおいて、土器づくりが活発化する過程で、人々がいかにして社会関係を再編させてきたのかを論じる。都市近郊農村に位置するダーン・クウィアンに住む人々の従来の生業は農業であり、土器づくりは副業であった。そして多くの地域で土器づくりが消滅していくなか、1970年代、日用品としての土器から室内外の装飾品としての土器をつくることへの転換により、ダーン・クウィアンの土器づくりは農民の片手間の副業から専業と化し、作り手は農民から職人になった。
当初、土器づくりは、集落の屋敷地の工房において、親子やキョウダイ、親族間という狭い範囲で完結していた。ところが、1990年代より、生産地の外からの土器職人の流入に伴い、土器づくりに新たな技術的要素が加わるようになると、土器づくりにおける人々の社会関係が、血縁、地縁を基盤にするものから技能ベースへと移り変わっていき、土器づくりは、屋敷地の工房を越えて広い範囲でおこなわれるようになる。しかし、そこで血縁、地縁という従来の土器づくりを支える社会関係は、消滅するのではなく維持されていく。このダーン・クウィアンの人々の関係性を構成する血縁、地縁、技能という要素が、土器づくりを可能にしている一方で、新たに村人の間に経済的な格差を生み出していることに留意したい。本発表では、こうした土器づくりをめぐる人々の社会関係の変化をカーステンの言う"つながり(relatedness)"に依拠しながら検討する。

2 佐藤奈穂氏 

本発表では,カンボジアの一農村を対象とし,死別・離別女性(メマーイ)が,①いかに資産を得て,②いかに働き,③いかに子を育てているのかを明らかにする。そこから,農村に生きる女性たちの「貧困回避」と「リスク対応」を可能とするカンボジア社会の特徴とその限界を描き,所得貧困にとどまらない広義の「人間貧困」への理解に迫る。
死別・離別女性は「女性世帯主世帯」として,開発経済学における貧困問題の1つとして研究されてきた。女性世帯主世帯は日本やアメリカ,南アジアなどで所得貧困の割合が高いが,カンボジアを含む東南アジアの国々ではその逆の結果が出ており,夫を持たない世帯の女性たちが他の世帯に比して貧困に陥る状況は見られない。また,カンボジアの農村社会は互助機能が低く,個人主義的であると先行研究で述べられてきた。夫を失くすというリスクに遭遇した女性たちが貧困を回避する要因に農村社会の互助的,支援的機能は存在しないのか,という点についても検証する。
 メマーイの貧困回避を可能とする要因として,まず女性に開かれた経済環境の存在が指摘できる。また,親やキョウダイ等と1つの世帯を形成することにより,労働力を確保するとともに,世帯内に2人以上の家事労働力を有し,家事と夫に縛られない女性の社会進出を促していた。
リスクへの対応の特徴としは,以下の3点が明らかになった。まず世帯構成の柔軟性がある。夫を失くしたメマーイは親やキョウダイと世帯を再編成することにより,労働力を確保し,世帯の安全や精神的な支えを獲得していた。母子世帯になることを回避し,夫の不在がリスクとして顕在化しない構造があった。2点目は親族内での扶養規範の共有である。子や老親が世帯間を移動することにより,親やキョウダイ間における所得の一時的な再分配と扶養負担の調整が行われていた。3点目は資産の確保である。夫を失くしても住む場所や耕す土地,その他の資産を失わないことも重要なリスク回避の要素として確認された。
先行研究では,カンボジア農村の互助機能は弱く,個人主義的であると述べられてきたが,親族世帯間における支援の存在が確認できた。互助関係は独立した世帯間での金品や食料,労働力支援などによってのみ行われるのではなく,世帯の形態そのものを変え,世帯間を人が移動することによっても取り結ばれていることが明らかになった。ただ,親族が親やキョウダイといった非常に狭い範囲に限られていることが,その機能の限界でもある。
つまり,メマーイの所得貧困およびリスクの回避は,資産の確保,労働力の確保,就労機会の存在,家事労働からの解放,親族世帯間での子の扶養規範の共有によって可能となっていた。資産獲得の慣習や経済状況,さまざまな関係性に支えられた世帯構成や扶養規範の「柔軟性」が,所得貧困だけでなく夫を失くしたことにより発生する様々なリスクを回避し,女性たちの社会経済生活の不安定性を緩和していると言える。

5/28 Contemporary Cambodian Stone Sculptures

Contemporary Cambodian Stone Sculptures
An exhibition of contemporary Cambodian stone sculptures
By graduates and students of the Royal University of Fine Arts
May 28 to June 6 (9am to 5pm)
Royal University of Fine Arts Exhibition Hall
Street 178, Phnom Penh

June 8 to August 8
The Arts Lounge, Hotel de la Paix
Siem Reap

Curated by Sasha Constable with the support of Friends of Khmer Culture, Hotel de la Paix

2010年5月26日

5/31 The Debut Performance of Krom Monster @ CCF

The Debut Performance of Krom Monster

Featuring traditional khmer instruments alongside experimental electronics and free improvisation, this quintet offers a unique exploration into contemporary forms of Khmer music.

@the Cinema of French Culture Center 7pm. Doors open from 6pm !!!

This performance is the first live event from the ongoing Neak Ta project, led by London-based arts organisation Incidental.

This project aims to develop connections between UK and Cambodian artists and musicians, and to explore new and experimental forms of art and music in Phnom Penh.

The event also features photographic projections from the project's ongoing work with the Royal University of Fine Arts, and immersive video art by Tith Kanitha.

The performance will be held at 7:00pm Mon 31 May at the Centre Culturel Français.

Doors open from 6pm (drinks available), and entrance is free.

2010年5月25日

6/2 Human Sciences Happy Hour

Hope to see you in number at our next Human Sciences Happy Hour !

Once a month -  6pm – Baitong Restaurant
(7 st 360/ Norodom Bd, Beung Keng Kang I)

Wednesday June 2nd, 2010

Franz Wong
"Gender Policy Practice – the Cooptation of gender and development in development projects"

The disparities between gender policy, practice and outcomes are often described as implementation "gaps".  Weberian assumptions of organizations as rationale entities are at the basis of such analysis where organizational policies are meant to inform and guide practice.  The process of translating gender equality policy intent through "projects," the practice of policy, is assumed to be linear, apolitical and free of ideology.  Addressing the "failures" in implementation is a matter of filling gaps, whether in knowledge, skills, information, leadership, commitment, tools etc. (Jackson, 1997).

In exploring the undermining of gender and development, I examine the case study of a Community-Based Disaster Management project in Cambodia. The case not only illustrates the overambitious gender equality aims and unrealistic claims that development organizations make of their projects, but it is also concerned with how and why such claims come to be, how project "success" is maintained and, as a cost, how the practice of gender equality policy is commandeered to serve the wider purpose of development projects, namely the enrolment of diverse interests through the projection of coherence around "success".

2010年5月21日

5/26 Special Seminar @ CSEAS, Kyoto University

Special Seminar
Date & Time:May 26, 2010, Wednesday, 10:30-12:00 
Place :Room No. 331, Inamori Memorial Building, CSEAS. Kyoto University

Title : "Regional Environmental Governance and NGOs: Field Notes from Cases from Southeast Asia"
Speaker : Kim D. Reimann, Georgia State University

Abstruct : As an Abe Fellow in 2008-2009, Reimann conducted field research in Japan and Southeast Asia related to regional environmental governance and NGOs in Southeast Asia.  This research project analyzes the multiple and various roles that NGOs now play in the region as advocates, critics, partners, agenda-setters, consensus-builders and major players in the area of the environment. Her talk at CSEAS will present her3 case studies (NGOs and the Asian Development Bank, the Sulu-Sulawesi Seas Marine Eco-Region, the Mekong Biodiversity Conservation Corridor Initiative) and some of her initial findings in the field. Kim DoHyang Reimann is an associate professor in the Department of Political Science at Georgia State University (GSU) and she is also currently the Director of the Asian Studies Center at GSU.  Her publications include her recent book The Rise of Japanese NGOs, Activism from Above (Routledge 2009) as well as numerous book chapters and journal articles.  Her research examines NGOs/the nonprofit sector, global activism, transnational social movements, and environmental governance, with a particular regional focus on Japan and greater East Asia.

2010年5月19日

6/24 Conférence "Les communautés Musulmanes" @ Centre Culturel Français

Les communautés Musulmanes
24/06/2010 19:00
CCF - Cinéma

Les communautés Musulmanes au Cambodge
Emiko Stock
Jeudi 24 juin, 19h
Cinéma

Alors que paraît «L'Atlas des minorités musulmanes en Asie méridionale et orientale», Emiko Stock, co-auteur de l'ouvrage et chercheuse en ethnologie, présentera la communauté musulmane cambodgienne dans toute sa diversité.
Au delà des affiliations historiques, politiques ou religieuses, lorsque les trois ne sont pas intimement liées, c'est sous un angle pluriel que les Chams seront à (re)découvrir…

The Muslim communities in Cambodia
24/06/2010 19:00
The Muslim communities in Cambodia
Emiko Stock
Thursday 24 june, 7PM
Cinema

"The Atlas of Muslim Minorities in Southeast and East Asia has just appeared in French, and Emiko Stock, co-author of the volume and a researcher in ethnology, will present Muslim Cambodia in all its variety.  Beyond the historical, religious, and political affiliations, which are often linked, the Chams will be (re)discovered in all their pluralism.

5/26 東京外国語大学G-COE研究会

東京外国語大学グローバルCOEプログラム
「コーパスに基づく言語学教育研究拠点」
2010年度グローバルCOE研究会

合同ゼミ、講演会、研究会は基本的にGCOE関係者、ジュニアフェロー、リサーチフェローのために開催されています。外部の方で聴講を希望する方は、必ず事前に cblle-office@tufs.ac.jp にお名前・所属・連絡先を届けてください。

第1回 音声・言語とその教育応用シンポジウム
・日時:2010年5月26日(水)13:30-16:00
・場所:語学研究所(419)
・司会:佐野 洋(東京外国語大学)
・コメンテータ:降幡正志(東京外国語大学)
・開会挨拶:中川 裕(東京外国語大学)
①「日本人インドネシア語学習者の発音の問題点-"ng"の調音習得ストラテジーの発見-」
原真由子(大阪大学 世界言語研究センター)
② 「日本人カンボジア語学習者の発音の問題点-末子音と気音を中心に-」
上田 広美(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院)
③ 「日本語教育における発音学習の困難点-韓国語母語話者の上級学習者の事例研究」
金愛子(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院)
④ 総合討論 参加者全員(会場含む)による総合討論

主催:科学研究費補助金基盤研究A(研究題目「聴覚音声学と音韻構造の相互関係」、研究代表者:中川裕)
共催:東京外国語大学グローバルCOEプログラム
後援:東京外国語大学語学研究所
問合せ先:GCOE事務局(cblle-office@tufs.ac.jp)

2010年5月15日

7/1 岡山理科大学総合情報学部社会情報学科、地域分析研究会

岡山理科大学総合情報学部社会情報学科、地域分析研究会

第33回研究会 案内
◇テーマ カンボジアにおける農村経済と社会調査
     -農村をめぐるフィールドワーク-

カンボジアでは、1970年以降、内戦が激化し、長らく臨地調査を含む研究が中断されてきた経緯がある。1990年代半ば以降、政情・治安ともに安定し、農村調査も徐々に実施されるようになってきている。
今回、東南アジアにおけるフィールドワークをもとにした農村経済に関する社会調査事例を紹介する。

◇日 時  2010年7月1日(木) 15:15~17:30

◇場 所  岡山理科大学 21号館 7階 会議室
      岡山市北区理大町1-1

◇プログラム
コーディネーター・司会:徳澤啓一
(岡山理科大学大学総合情報学部社会情報学科)

15:15- 「カンボジア南部における伝統的土器製作」
 徳澤啓一(岡山理科大学総合情報学部社会情報学科)

2009年11月、カンボジア南部のタケオ州及びカンポート州における伝統的土器製作の存否確認調査を行った。1950~1960年代、カンボジア国内では、18地域57ヶ所で土器製作が存在していたものの(Mourer1968など)、カンボジア内戦とその後の農村変革によって、伝統的土器の需要が減退し、多くの村寨で土器製作が停止されてしまった。こうした中で、カンボジア南部では、タケオ州チャンラックダイ村及びカンポート州ダムナックチョンボック村の2カ村でしか伝統的土器製作が遺されていない。また、近年、コンポンチュナン州を中心とする中部産土器とキエンザン省及びアンザン省のベトナム南部産土器に席巻され、南部産土器の生産が急速に縮退している。こうした背景には、他地域産土器がシェアを伸ばしてきていること以上に、幹線道路の整備や自動二輪車及び自動車の普及によって、安価で機能性が高いプラッチック及び金属製の工業製品が移入されていることがあげられる。本報告では、農村部の社会的・経済的・文化的変容と関連付けながら、伝統的土器製作の変容・消失の過程についても考えてみたい。
 
16:15- 「カンボジア南東部における絹織物業の生産形態とその変化」
 朝日 由実子(上智大学非常勤講師・同アジア文化研究所共同研究所員)

本報告では、カンボジア農村部を代表する手工業である手織物業の生産形態について、特に市場経済化が進む1990年代以降の変化の在り方を中心に考察する。具体的には、報告者の調査地である同国南東部プレイ・ヴェーン州、シトー・コンダール郡、PL村の事例より述べる。カンボジアにおける主要な織物産地のひとつは、かつて養蚕や綿花栽培をしていたとされるメコン河およびその支流沿いの村落である。PL村は、その中心的な村落であり、織物業の生産組織の検討のみならず、メコン河沿いの村落社会の特質を検討する上でも興味深い地域である。
 
17:15-   質疑応答
 
無 料

■ 連絡先
 徳澤 啓一(地域分析研究会代表者)
 岡山理科大学 総合情報学部 社会情報学科
 〒700-0005 岡山市北区理大町1-1

2010年5月14日

5/16-17 森本喜久男&内藤順司トークショー、IKTTシルク展示販売

■森本喜久男&内藤順司トークショーのお知らせ

高円寺の庚申文化会館(http://www.koshin-bunka.com/)で、フォトグラファー 内藤順司氏とIKTT(クメール伝統織物研究所)の森本喜久男のトークショーを開催いたします。会場では、IKTTのシルクの展示販売も行ないます。

と き:5月16日(日)18時30分~20時30分
ところ:庚申文化会館(高円寺)
住 所:東京都杉並区高円寺北3-34-1
電話:03-5356-9081
http://www.koshin-bunka.com/

アクセス:JR高円寺駅北口の高円寺純情商店街を直進。突きあたりを左折し、すぐに右折。左手に高円寺文庫センターを見て、DVDドラマのすぐ先。

■IKTT(クメール伝統織物研究所)のシルク展示販売のご案内

前日のトークショーに続き庚申文化会館(http://www.koshin-bunka.com/)でI KTTのシルクの展示販売を行ないます。この日は、かしこまったかたちでの報告会というわけではないですが、なりゆきまかせの森本雑談会のような感じになると思います。

と き:5月17日(月)18時~20時30分
ところ:庚申文化会館(高円寺)
住 所:東京都杉並区高円寺北3-34-1
電話:03-5356-9081
http://www.koshin-bunka.com/

アクセス:JR高円寺駅北口の高円寺純情商店街を直進。突きあたりを左折し、すぐに右折。左手に高円寺文庫センターを見て、DVDドラマのすぐ先。

2010年5月13日

6/26 ASJA、東南アジア留学生によるシンポジウム

5/19 Rencontre sur le Bouddhisme @ Catholic Social Communications

Rencontre sur le Bouddhisme @ Catholic Social Communications
25 St. 242
Wednesday May. 19, 18:30
Rencontre sur le Bouddhisme avec le vénérable Yos Hut Khématçaro de la pagode Langkar.
Cette rencontre est organisée dans le cadre des conférences du P. François PONCHAUD.
Pour plus d'information, appelez le 023 22 41 20 ou 092 79 22 17.

2010年5月11日

5/13-23 子どもと絵本とSVA-難民キャンプから30年

1981年にカンボジア難民救済活動を開始したシャンティ国際ボランティア会(SVA)。現在では、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタンで教育支援活動を行っています。
今回は、1980年代に撮影された貴重な写真を展示します。
5月21日(金)、22日(土)には、難民キャンプのドキュメンタリー「祖国なき人々」の上映会と9年間カンボジア事務所で図書館活動の調整員をした鎌倉幸子がカンボジアの今を語ります。なぜSVAが絵本を子どもたちに届けているのか。その歴史からひも解きます。

【写真展】
--カンボジア難民キャンプに生きる--
5月13日(木)から23日(日)
入場無料

【ドキュメンタリー映画&トーク】
「祖国なき人々」
5月21日(金) 19:00から20:00
5月22日(土) 19:00から20:00
料金 500円 (別途ドリンクをオーダーください)
*SVAの会員、チャイルド・ブック・サポーターは参加費無料です。ドリンクのオーダーはお願いしています。
懇親会 2000円(ドリンクは別料金)22:00まで懇親会を行います。
懇親会では福祉関連施設でつくられた授産品や地産地消などをテーマにしたお料理をご用意する予定です。

【場所】
「Social Energy Cafe(ソーシャルエナジーカフェ)」
住所:世田谷区経堂2-19‐5 ※小田急線 経堂駅から徒歩5分!
→地図へのリンク(google)

ドキュメンタリー映画&トークのお申し込みはこちらまで
社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA) 担当 鎌倉(かまくら)
所在地:東京都新宿区大京町31 慈母会館2F
電話:(03) 6457-4585
Fax:(03) 4360-1220

5/12 Overseas Press Club of Cambodia panel discussion with Dengue Fever and others

The Overseas Press Club of Cambodia invites you to an evening discussion with musicians, filmmakers and fan who have worked to bring forward and transform Cambodia's Golden 60’s.

We'll try to get to the heart of the cross-cultural appeal of the period and look at ways
artists might move it forward.

Attending the panel will be:

Members of the band Dengue Fever
Members of the Cambodian Space Project
Chou Davy, filmmaker
Oum Rotanak Oudom, music afficionado

The event in being held at Chinese House on Sisowath Quay on the 12th of May from 7 – 10pm.
The event is free and will have a cash bar.

After the discussion, Oudom will be spinning some very rare tracks from the 60's.

2010年5月9日

5/13 Dengue Fever - Free Concert @ Cambodian-Vietnamese Friendship Park

Dengue Fever - FREE CONCERT @ Cambodian-Vietnamese Friendship Park

Cambodian-Vietnamese Friendship Park
Thursday May. 13, 20:00

The Embassy of the United States of America in Cambodia organise a free live show by Cambodian rock band Dengue Fever http://www.myspace.com/denguefevermusic in Phnom Penh, the evening of Thursday May 13, 2010 at the Cambodian Vietnamese Friendship Park. The event is part of upcoming celebrations by the U.S. Embassy to commemorate the 60th Anniversary of diplomatic relations between the United States and Cambodia.

5/24 東南アジア考古学会、第205回例会

今回は東南アジアで土器作りをはじめとする、さまざまな工芸の民族考古学調査をおこなっている徳澤・平野両氏にご発表いただきます。昨年の11月におこなったカンボジア南部のタケオ州及びカンポート州における伝統的土器製作の存否確認調査にもとづいたご研究です。みなさま、ふるってご参加ください。

発表題目
カンボジア南部におけるクメール族の伝統的土器製作  ‐確認調査の成果を中心として‐

発表者:徳澤啓一(岡山理科大学)・平野裕子(上智大学アジア文化研究所)

日 時:2010年5月24日(月)18時~20時 
場 所:昭和女子大学 研究館7階 7L04教室
      (三軒茶屋より徒歩10分)

発表者より
 本報告は、2009年11月にカンボジア南部のタケオ州及びカンポート州において行った伝統的土器製作の存否確認調査に基づいている。1950~1960年代、カンボジア国内では、18地域57ヶ所で土器製作が存在していたものの(Mourer1968など)、カンボジア内戦とその後の農村変革によって伝統的土器の需要が減退し、多くの村寨で土器製作が停止されていた。カンボジア南部では、タケオ州チャンラックダイ村及びカンポート州ダムナックチョンボック村の2カ村で伝統的土器製作が遺されてた。しかしながら、近年、コンポンチュナン州を中心とする中部産土器と、ベトナムのキエンザン省及びアンザン省産土器に席巻され、生産が急速に縮退している。こうした背景には、他地域産の土器が現代的技術を取り入れ生産量を増大させていることに加えて、幹線道路の整備や自動二輪車及び自動車の普及による物流の拡大がある。本報告では、カンボジア南部・中部、そしてベトナム南部産土器の製作技術の関係や市場における位置等をふまえ、整理を行いたい。

2010年5月7日

5/24 特別講演「ギメ東洋美術館の歴史」

●特別講演
「ギメ東洋美術館の歴史」 ジャック・ジエス(ギメ東洋美術館館長)

●日 時:2010年5月24日(月)16:00 ~ 17:00
●会 場:東京文化財研究所 (台東区上野公園13-43)
      地階 第一会議室
 地図 → ( http://www.tobunken.go.jp/japanese/map.html  )

●参加費:無料
●申し込み不要
●問い合わせ先:(独)国立文化財機構 東京文化財研究所
            文化遺産国際協力センター
            tel. 03-3823-4809  fax. 03-3823-4867

2010年5月6日

5/11 DENGUE FEVER Benefit Concert for Cambodian Living Arts

DENGUE FEVER Benefit Concert for Cambodian Living Arts

Tuesday, May 11, 2010

8:00pm — 11:00pm

PARKWAY CENTER, Phnom Penh

113 Mao Tse Toung Blvd (St. 245)

$10 Tickets on sale at Rubies, Garage, Java, and CLA
Info: 023 986 032, www.CambodianLivingArts.org

2010年5月5日

5/9 Sbek Thom @ Wat Botum

Sbek Thom @ Wat Botum
Sothearos / Sihanouk Blvds
Sunday May. 9, 19:00

Classified as an immaterial heritage masterpiece by UNESCO, Sbek Thom - the shadow theater of Cambodia - uses large puppets made of leather, some with moveable joints (depending upon the form) that come to life by means of the precise gestures of their manipulators.

Accompanied by an orchestra and narrators, the puppet-dancers play out scenes from the Reamker, the Khmer version of the Ramayana.

For our evening of Leathers, the Department of Dramatic Arts will interpret various forms of this theater, offering the chance to discover one of the oldest forms of theatrical spectacle. The stage will be lit, as it traditionally was, by fire, not by projected light.

Let yourself by carried away on a Sunday night by dreamlike shadows...

2010年5月1日

6/5 メコン・ウォッチ、シンポジウム:ODAの抜本的な見直しに向けて

シンポジウム:ODAの抜本的な見直しに向けて
複製される経済成長モデルと環境問題
メコン開発からの報告

日本のODA(政府開発援助)は世界に、そしてアジアに何をもたらしてきたのでしょうか? 今後何をもたらすのでしょうか? 
現在、ODAの見直しが進められていますが、外務省の中間とりまとめでは、これまでのODAについて、「東アジア地域は『開発』を通じて安定と成長を実現」「日本外交の重要な手段として成功」と高く評価をしています。一方で、援助の現場からは、インフラ重視の開発による急ぎすぎた経済成長の歪みも見て取れます。
たとえば、タイ・マプタプット工業団地建設に対する円借款。タイの工業化に大きな役割を果たしたと
して、ODAの成功例と評価されています。しかし、近隣の住民は長年、工業団地からの公害に苦しんできています。また、ラオスで進められている水力発電ダム。「貧困削減」という名のもとに進められたこの事業のもとで、住民たちは立ち退きと生活の激変に直面しています。
このたび、タイからのゲストを迎え、マプタプット工業団地をはじめとしたメコン開発の報告をもとに、皆さまとともに、ODAの見直しを考えていきます。また、シンポジウムに引き続き、メコン・ウォッチの活動報告を含む総会を行いますので、こちらの方もぜひご参加ください。

日時 2010年6月5日(土)13:00~15:00
会場 (財)人権教育啓発推進センター、人権ライブラリー会議室
〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル4F
交通アクセスhttp://www.jinken.or.jp/houjingaiyou/access

内容 
「マプタプット工業団地の公害問題~問題の根源は何か」
(ペンチョム・セータン/NGO「タイ環境回復と啓発(EARTH)」代表)

「大規模ダムの“はかれない”影響~成長モデルに翻弄されるラオスの村びとたち」
(東 智美/メコン・ウォッチ)

「ODAの抜本的改革に向けて必要な視点」
(福田健治/弁護士)

*シンポジウムの後のメコン・ウォッチ総会では、下記のような活動報告を行います。こちらもぜひご参加下さい。15時から16時半の開催となります。
◆活動報告ハイライト
 ○ラオス:「食べられる生態系」を可視化する
 ○ビルマ(ミャンマー):大規模開発と軍政
 ○カンボジア:立ち退き問題は解決されたか?

主催
 メコン・ウォッチ
協力
 国際環境NGO FoE Japan、財団法人 地球・人間環境フォーラム、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
資料代
 500円(主催団体、協力団体の会員無料)
申込先
下記をE-mail(event@mekongwatch.org)までご連絡ください。
 ・ご氏名
 ・ご所属
 ・E-Mailアドレス
 ・会員/会員以外の別
問い合せ先
特定非営利活動法人メコン・ウォッチ(木口)
Tel: 03-3832-5034, Fax: 03-3832-5039
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2階
E-mail: info@mekongwatch.org

5/27 Coférence "Monnaie et souveraineté" @ Centre Culturel Français

Monnaie et souveraineté
Jean Daniel Gardère
Jeudi 27 mai, 19h
Cinéma du CCF  
Ancien Ministre Conseiller pour les affaires économiques à Washington et Directeur général du Centre Français du commerce extérieur, Jean-Daniel Gardère a récemment publié un livre intitulé « Monnaie et souveraineté ». Il développera lors de cette conférence, l’histoire d'un pays à la poursuite d’une monnaie qui soit tout à fait la sienne et qui puisse être l'instrument d’une autre autonomie.

Currency and Sovereignty
Jean Daniel Gardère
Thursday 27 May, 7PM
Cinema of CCF
Former departmental adviser for economic affairs in Washington and director general of the French Foreigne Trade Board, Jean-Daniel Gardère recently published a book titled "Currency and Sovereignty." In this lecture, he will outline the history of a country in pursuit of a currency that would be uniquely its own, and, as such, would serve as an instrument of autonomy in other domains.