カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所主催
2011年度カンボジア連続セミナー(第8回)
売られる子どもをなくすために~児童買春・人身売買の現状と課題~
2011年度最後となる今回のセミナーは、(特活)かものはしプロジェクト共同代表の村田早耶香氏を講師に迎え、カンボジアにおける児童買春・人身売買の問題についてご講演いただきます。
「学校に行って、勉強をしてみたかったな」。
これは、15歳の時に貧しさから売春宿に売られ、殴られながら客を取らされ、エイズで亡くなった女の子の言葉です。カンボジアをはじめとする途上国では、貧しさから騙され、売春宿に売られる子どもたちがいます。その被害者数は、世界中で200万人近くにのぼると言われています。
村田氏はこの悲劇をどうにかなくしたいと19歳から活動を始め、その後仲間と出会い、かものはしプロジェクトを立ち上げました。大学卒業後、カンボジアで職業訓練センターを設立し、現在では、農村の最貧困家庭の女性100人が経済的に自立するにいたりました。また、児童買春・人身売買への取り締まりを強化するために、警察へのトレーニングも行っています。
本セミナーでは、カンボジアにおける児童買春・人身売買問題の状況と、どうしたらこの問題をなくせるのかについて、お話しいただきます。
日時:2012年1月14日(土)14:30~16:30(14:00開場)
開場:上智大学12号館 2階202教室
講師:村田 早耶香 氏 (特定非営利活動法人 かものはしプロジェクト 共同代表)
定員:90名
参加申込:事前申込制。お申し込みは専用フォームにて受け付けております。
資料代:一般700円、カンボジア市民フォーラム会員および学生500円
会場へのアクセス:JR・東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩3分
お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:山田・西澤)
E-mail:pefocj[atmark]hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519