2015年10月7日

10/10 第243回東南アジア考古学会例会

  第243回東南アジア考古学会例会についてご案内申し上げます(この10月は第243回と第244回の2回の例会がございます)。
 今回は、クメール建築の石造構法に関する比較研究をご報告いただきます。ご多用の折とは存じますが、皆様万障お繰り合わせのうえ、ご出席頂きますようお願い申し上げます。

 東南アジア考古学会第243回例会

 日時:2014年10月10日(土)  15:00~17:00
 会場: 早稲田大学 戸山キャンパス  36号館 6F 682教室
 (東京メトロ東西線「早稲田」下車徒歩3分)
 発表者:西本真一(日本工業大学)
 題目:「西洋古代建築とクメール建築との構法の比較」
 要旨:SAの基礎研究グループ長として数年間にわたり、クメール建築の石造構法を古代エジプト・ギリシャ・ローマと比較する試みをおこなってきた。人間が石材を扱う上での共通点の他、相違点を指摘し、この20年間で日本隊が建築学的に果たした成果問題点、また今後の課題を併せて論じることとする。

お問い合わせ
〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7
昭和女子大学
 歴史文化学科 菊池誠一研究室内
 東南アジア考古学会事務局
 E-mail: jssaa[atmark]jssaa.jp

2015年10月4日

10/31-11/1 東南アジア考古学会大会

2015年度の東南アジア考古学会大会が10月31日(土)、11月1日(日)の両日、昭和女子大学にて開催されます。是非ご参加ください。

東南アジア考古学会2015年度大会
東南アジアにおける戦争遺跡の保存と活用

場所:昭和女子大学・本部館・3階大会議室参加無料、参加申し込み不要
日程・プログラム
10月31日(土) 会員研究発表・総会

13:30~ 受付

14:00~ 開会挨拶

14:10~14:50 鈴木朋美(早稲田大学大学院博士後期課程)
サーフィン文化の甕棺形態に関する一考察:ビンディン省ドンクォム遺跡出土遺物の再調査を通じて

14:50~15:30 齋藤正憲(早稲田大学非常勤講師)
湿潤アジアにおける土器製作技術受容の諸相:民族誌情報にもとづいて

15:30~16:10 西本真一(日本工業大学教授)
バイヨン寺院の建造過程に関するDumarcayとJacquesとの紛議

16:30~17:30 会員総会

17:30~19:30 懇親会 

11月1日(日) 大会

9:30~ 受付

10:00~10:10 開催挨拶・趣旨説明  菊池誠一(昭和女子大学教授)

10:10~10:50 上田耕、坂元恒太、大山勇作(南九州市教育委員会)
鹿児島・知覧飛行場跡の調査

10:50~11:30 山岸良二(東邦大学付属東邦中高等学校教諭)
習志野騎兵旅団創設期建物の調査

11:30~12:00 田中和彦(上智大学非常勤講師)
フィリピンにおける戦争遺跡の保存と活用

12:00~13:00 昼休み

13:00~14:00 菊池 実(ハルピン師範大学専任講師)
講演  戦争遺跡の調査と保存

14:00~14:30 楢崎修一郎(厚生労働省社会援護局人類学専門員)
太平洋諸島に遺る戦争遺跡の調査

14:30~15:00 坂井 隆(国立台湾大学芸術史研究所副教授)
インドネシアにおける戦争遺跡の保存と活用

15:00~15:20 休憩

15:20~15:50 菊池(阿部)百里子(人間文化研究機構特任助教)、菊池誠一
ベトナムにおける戦争遺跡の保存と活用

15:50~16:20 丸井雅子(上智大学教授)
カンボジアにおける戦争遺跡の保存と活用

16:30~17:20 総合討論  司会:田畑幸嗣(早稲田大学准教授)

17:20~17:30 閉会挨拶

※プログラムは当日変更になることもあります。

※大会に関する最新情報は、学会HP http://www.jssaa.jp/ でご確認ください。

お問合せ

東南アジア考古学会事務局

154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7
昭和女子大学歴史文化学科 菊池誠一研究室内
事務局 菊池(阿部)百里子